Krush.1902026年7月25日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第9試合)Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R〇黒川瑛斗(team VASILEUS/第9代Krushバンタム級王者)=55.0kg判定3-0 ※29-27×3×橋本楓汰(POWER OF DREAM)=54.95kg
黒川は昨年11月のK-1バンタム級タイトルマッチで石井一成に敗れると、今年4月の『K-1 GENKI』では芝宏二郎にも敗戦。現在2連敗中と苦しい状況が続いている。今回からスーパー・バンタム級へ戦いの場を移し、新たなスタートを切る黒川が復活への狼煙を上げることができるか。8勝(3KO)3敗1分。
一方の橋本は破竹の7連勝中。2月には第8代Krushバンタム級王者・池田幸司を破る金星。勢いそのままに実力者・黒川を撃破し、スーパー・バンタム級戦線にその名を刻むことができるか。10勝(4KO)3敗1分。
1R、サウスポーの黒川は前に出てくる橋本に右カーフ、橋本もローを蹴り返す。橋本がハイキックを放ち、それを肩で受け止めた黒川。再開直後、黒川が左フック一閃、ダウンを奪う。黒川は左三日月、左ハイ、飛びヒザ蹴りと多彩な攻撃を見せた。
2R、黒川は足先で小さく蹴るカーフからパンチにつなげていく。橋本が前に出てくると先手を打って左右フックの強打を叩きつけ、すぐに回り込む。橋本はなかなか自分の攻撃につなぐことが出来ない展開に。
3R、黒川は左右フックを打ってはすぐに回り込み、橋本に距離を詰めさせない。橋本が入り込むとホールディングしてしまい、動きを封じる。前に出て右やハイキックを当てようとする橋本だが、黒川は逃げ切り体勢でかわしつづけた。
判定3-0で勝利した黒川はやや苦笑い気味。マイクを持つと次のようにアピールした。
「たくさんの応援ありがとうございます。久々のメインでメインらしい試合をしようと思ったんですけど、こんな試合してすいません。前回格闘技始めてから初めて連敗して、ガキの頃から格闘技やってきて初めて自分を信じられなくなったり不安に押し潰されそうになって、格闘技向いてないのかな試合したくないと思ったんですけど、普段から応援してくれる皆さんのおかげでリングに戻ってきて勝つこと出来ました。ありがとうございました。 橋本君は次期挑戦者といっても過言ではないので、9月にK-1で金子君と璃明武君の頂上決戦やると思うんですけど、勝った方とやらせてください。Krushの55kgは僕が一番強いので」
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▼セミファイナル(第8試合)Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R×岩尾 力(POWER OF DREAM/WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)=55.0kg判定0-3 ※28-29×3〇菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=54.85kg 岩尾は負傷により長期欠場を余儀なくされ、2025年8月の大鹿統毅に判定負け以来の約11カ月ぶりの復帰戦。17勝(9KO)5敗1分。対する菊地は、現在開催中のバンタム級王座決定トーナメントに出場予定だったものの、怪我のため欠場。今回はスーパー・バンタム級へ階級を上げて再起戦に臨む。4勝(1KO)2敗。ともに高い技術を誇るテクニシャン同士だけに、一瞬の隙も許されない緊迫した攻防が期待される。
1R、ローの蹴り合いからスタート。岩尾は左ボディからの右フック、飛び込んでの右、さらにスイッチして入り込むなどトリッキーな動きも織り交ぜる。しかし、スイッチしてサウスポーから左ローを蹴ったところで、菊地に右ストレートを合わされてダウンを喫した。
2R、岩尾のカーフにローを返す菊地。岩尾はフェイントをかけてから中に入り込み、左右フックとヒザ。リズムに乗って来た感のある岩尾は前に出ていくが、菊地も右ストレートで大きくは展開を変えさせない。
3R、飛び込んでの右を顔面とボディにヒットさせる岩尾。しかし、ガードが下がるために菊地の左フックをもらう。逆転を狙ってどんどん前に出る。ロープ際に追い詰めて連打を繰り出す岩尾だが、菊地もカウンターを返す。岩尾は決定打を奪うことが出来ず試合終了。
判定3-0で菊地が岩尾を破った。
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▼第7試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R×昇也(士魂村上塾/第4代Bigbangスーパーライト級王者)=64.95kg判定0-3 ※26-30×2、27-30〇坂本優輝(ARROWS GYM)=65.05→再計量64.9kg 昇也は、19年12月の王座決定戦で勝利して第4代Bigbangスーパーライト級王者に。その後はKrushにも定期参戦し、25年2月はKrushライト級トーナメントに出場して一回戦で伊藤健人からKO勝ち、準決勝で西京佑馬と激闘を展開した。3月のBigbangでは鈴木宙樹に敗れている。 坂本は6勝(6KO)1敗というフィニッシャーで3連続KO勝ち中。格上の昇也に挑む。
1R、坂本は左前蹴りで昇也の前足を蹴る。これで転倒するほど。さらに坂本はスピードのある左右フックを回転させ、次々とヒットを奪う。左ハイ、左ミドルも重く決まる。それでもタフな昇也は左右フックを打ち返す。l
2R、坂本の強烈な左右フック、左ボディ、顔面前蹴り、ヒザが何度も決まるが、タフな昇也は立ち続けて前へ出る。いつ倒れてもおかしくない強打をもらっても左フックを打ち返す昇也。終盤、昇也のフックが坂本を捉え、一気にラッシュ。場内は逆転の期待に盛り上がる。
3R、坂本の強烈な左右フックを浴びながらも前へ出る昇也。左フックをヒットさせ、坂本をコーナーやロープ際へ追い込むと場内から大歓声が沸き起こる。歓声を味方に攻め込む昇也だが、坂本も強烈なフックを打ち返す。そして残り数秒、坂本の右フックでついに昇也がダウン。
フラフラになりながらも立ち上がる昇也だったが、試合再開になったところで試合終了。昇也はその場に立ち尽くした。
判定は坂本が大差で勝利。しかし、最後まで諦めないガッツを見せた昇也に惜しみない拍手が送られた。
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▼第6試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R×川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)=65.0kgKO 1R 0分47秒 ※右フック〇浜名颯斗(K-1ジム大宮チームレオン)=64.8kg
1R、川越はカーフをカカトで蹴る技を見せる。浜名は距離をとると飛び込みの右フック一閃。この一発で川越がひっくり返り、立つことが出来ず秒殺KO勝ち。
「今回KOできると思ってなくて、3Rドロドロで判定で勝つと思っていたので喋ること考えてなかったんですけど、勝ててよかったです。皆さん、名前を覚えて帰ってください」
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▼第5試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R〇鬼山桃太朗(team VASILEUS/第6代Bigbangスーパーバンタム級王者)=57.5kgKO 1R 3分00秒 ※右ストレート×水津空良(team NOVA)=57.5kg
1R、序盤から圧をかけていく鬼山に、サウスポーの水津はガードの隙間を縫うような左ストレート、右フック。被弾する鬼山だがさがらず、圧をかけてボディを打って行く。
鬼山が左ボディからの右ストレートでダウンを奪い、続いて前に出て打ち合いながらの右ストレートを強打し、水津がダウン。レフェリーがここでストップした。
「前回計量失格でたくさんの人に迷惑をかけてすいませんでした。周りの支えてくれる人のおかげで勝つことが出来ました」
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▼第4試合 -63.5kg契約 3分3R延長1R×東本央貴(白仙会)=63.5kgTKO 3R 1分31秒 ※レフェリーストップ〇来希(TEAM ONE)=63.45kg
1R、サウスポーの東本は左ミドルを蹴り、左のクロスを合わせようとする。来希は右インカーフと右ストレート。来希がコーナーへ追い込む場面もあったが、東本は落ち着いてカウンターを狙った。
2R、来希が入ってこようとするところを左のカウンターで迎え撃つ東本。来希のワンツーからのヒザが東本を捉え、来希はヒザを突き刺していく。これに動きが止まった東本だが徐々に回復。左のカウンターを再び狙っていき、来希は右を当てに行く。
3R、来希は前に出て右ストレート、東本は左のカウンターを狙う。来希が右ボディからの左ヒザでダウンを奪い、ワンツーとヒザで攻めたところ、前にスリップした東本。ここでレフェリーが試合をストップした。
来希はマイクを持つと「前回Krushで宮田さんに解説でボロカス言われたんですけれど、今回試合で見返そうと思ったんですけれどどうですか。こんなんじゃ上に行けないのでもっと練習して強くなります」とアピールした。
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▼第3試合 Krushライト級 3分3R延長1RדTANK” 和将(K-1ジム蒲田チームアスラ)=62.45kgTKO 2R 0分35秒 ※セコンドからのタオル投入〇瑠唯(リーブルロア)=62.35kg
1R、サウスポーの瑠唯は左三日月を連発し、飛び込んでの左ボディを決める。さらに右アッパーをスイング気味に打ち、パワーで和将を圧倒。終盤には左右ストレートの連打をまとめてスタンディングダウンを奪う。
2R、瑠唯が右ストレートからの左フックをヒットさせ、棒立ちになった和将へ一気にラッシュ。一方的になったところで和将のセコンドからタオルが投入された。
瑠唯はマイクを持つと「最近同じジムの横山朋哉がK-1王者になったので、Krusのベルトどうなるか分からないですけれど、群馬県にベルトを持って帰りたいのでお願いします」と、タイトル挑戦をアピールした。
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▼第2試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R〇豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM/K-1カレッジ2019 -60kg王者)=54.9kg判定3-0 ※30-28×3×内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg王者)=54.85kg
1R、互いに左ミドルを多用し、蹴り合う。そこからストレートを狙うという両者とも似たスタイルだが、サウスポーの豊田がやや蹴り勝っている印象。
2R、豊田が蹴って内田が蹴り返す展開。豊田は左ハイも蹴る。内田は飛びヒザ蹴り。豊田の左右ボディ、ヒザから左ストレートに内田が下がり、豊田は一気にラッシュ。終盤に決定的な場面を作った。
3R、ヒザ、左ストレート、左ハイで豊田が内田をコーナーへ釘付けにする。特に左ヒザが有効。内田も右を打ち返すが、完全にボディをかばう仕草。豊田の攻勢は最後まで続いた。
判定3-0で豊田の勝利に。
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▼第1試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R×愛瑠斗(RAUSU GYM)=55.05→再計量55.0kgKO 3R 2分33秒 ※右ストレート〇雨宮 空(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=55.0kg
1R、愛瑠斗は左ミドルを混ぜながらのパンチ、雨宮は右ストレートを上手く当てていく。愛瑠斗は左ミドルのクリーンヒットを奪い続けた。
2Rも愛瑠斗は左ミドルと左ミドルハイ、左ローを連発。これに雨宮は右ローを蹴り返していき、左ローも。雨宮の右ローがかなり多くヒットするが、愛瑠斗は後ろ蹴りを連発しておいてのバックハンドブローとトリッキーな動きを見せる。
3R、どんどん右ローを蹴る雨宮に愛瑠斗は下がらず顔面前蹴り、ヒザ。雨宮は右ストレート。打ち合いになり、雨宮が右を打ち抜いてダウンを奪う。愛瑠斗は立ち上がることが出来ず、雨宮のKO勝ちとなった。
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▼プレリミナリーファイト3 Krushフライ級 3分3R〇榊原統羽(TAD)=50.75kg判定3-0 ※30-26×2、30-27×草野浩二郎(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2025 -55kg王者)=50.8kg
1R、サウスポーの草野が左の蹴りを上中下と蹴り分ける。榊原は草野の左ミドルに右ストレートをリターンしてクリーンヒットを奪う。パンチの打ち合いでは榊原が優勢。
2R、榊原がタイミングのいい右ストレートでダウンを奪う。前に出る榊原に草野もパンチで迎え撃ち、左フックの交錯が何度か見られる。
3R、互いのパンチが空振りする中、左フックを当てるのは榊原。終盤、草野は打ち合いに行き右をヒットさせたが、至近距離での打ち合いでは榊原が優った。
判定3-0で榊原の勝利となった。
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▼プレリミナリーファイト2 Krushスーパー・バンタム級 3分3R〇許 裕雅(POWER OF DREAM)=54.9kg判定3-0 ※29-28、30-28×2×稲村健心(T-KIX GYM)=54.85kg
1R、右カーフの蹴り合いからワンツーからの右クロスで許がダウンを奪う。ワンツーの連打で畳みかけた許だが、稲村の右ストレートがクリーンヒット。許も立て直してワンツーを打つ。
2R、序盤は両者とも慎重だったが、稲村が左右ミドルと前蹴りでペースを握る。負けじと右ストレートを当てに行く許。
3Rも左右ミドルと前蹴りで主導権を握る稲村だが、中盤からパンチで勝負をかけると許が右ストレート、左フックでヒットを奪う。打ち合いでは許に分があり、判定3-0で許の勝利となった。
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▼プレリミナリーファイト1 Krush女子アトム級 2分3R×萌衣(team NOVA) =44.95kg判定0-3 ※28-30×3〇藤井杏朱(Ωmega KICKBOXING GYM)=44.5kg
木村萌那ばりに片足ケンケンを見せる萌衣。藤井は片足を上げてから踏み込み、ワンツーとヒザ。1Rから非常にクリンチの多い試合となり、その中でもパンチからのヒザを当てていったのは藤井。最後までもみ合いとなり、藤井が判定3-0で勝利した。