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インタビュー

【RIZIN】ダニー・サバテロが世界中のバンタム級選手に宣戦布告「世界中の誰であろうがやる。みんなが井上直樹との試合を見たいのであれば、俺はそれを喜んで受けるだけだ」

2026/07/19 02:07
 2026年7月18日(土)広島グリーンアリーナにて『RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA』が開催された。  同大会のメインイベントで、鹿志村仁之介(BatlleBox)を3R 0分40秒、右オーバーハンドでKOし、RIZINバンタム級王座2度目の防衛に成功したダニー・サバテロ(米国/ATT)が試合後インタビューに答えた。  サバテロは「世界中のバンタム級選手に喧嘩を売る」と、誰の挑戦でも受けると言い放った。 俺の時代はこれから20年間続く ――KO勝ちで2度目の防衛を達成した現在のご気分は? 「もう今は何も考えられないぐらい有頂天だ。凄く気分が良くて、とにかく興奮している。やっぱりフィニッシュが出来て凄く嬉しいよ。タイトルマッチをフィニッシュで飾れる、防衛できるっていうのはとてもいい気分だし、このフィニッシュは榊原さんだけじゃなくて、みんなが望んでいたものなので。自分がいかに特別な選手かっていうのが、他の連中とは違うっていうのが今日証明できたんじゃないかなと思う。  他の選手はみんなただ勝ちを拾いに行く、勝てばいいっていうけれども、自分は勝つ上でフィニッシュしなきゃいけない。それを両方やると言って出来たってことなので。本当に素晴らしいフィニッシュをすることが出来たので、今日は自分の初めてのメインイベントでの防衛戦で、広島で素晴らしいものを見せられたんじゃないかなと思っていて、今とても嬉しいんだ」 ――今回対戦した鹿志村選手とは戦ってどんなファイターだったかも教えてください。 「鹿志村はめちゃくちゃ強い選手で、本当にいい選手だった。彼の柔術は本当に凄いものだったので、彼がこれから復帰して、凄いキャリアを積んでいくというのはもう目に見えるぐらい本当にいい選手だよ。この試合を迎えるにあたってチームで作戦を立てて、寝技に行ったら鹿志村の方がヒールフック、チョーク、アームバーなどいろいろな技の引き出しを使ってくるだろうと予想していたので、自分としては行き過ぎず、行かなさ過ぎず、ダニー・サバテロというファイター、マザーファッカーである自分のスタイルをそのまま貫けばいけるんじゃないかと思っていた。  鹿志村は当然危険な相手だけれども、自分の方が危険だ。彼のことは尊敬しているが、やっぱり次元が違うと思うし、それを全部踏まえた上で、彼はまた強くなって戻ってくると思う。本当に素晴らしい選手だったよ。ただ、今夜は自分の時間だったし、今は本当に自分の時代なんだ。そして、この時代はこれから20年間続くと思う。榊原さんが自分の手からベルトを受け取って、それを台座に置く。そうしたら必ずあのベルトは自分の腰に戻ってくるという強い気持ちを持っているので、あのベルトは必ず自分の腰に戻ってくるものだと信じている」 ――今回で2度目の防衛に成功しました。今後の目標・展望を教えてください。 「自分としてはめちゃくちゃ素晴らしい超ビッグプランがある。それは今夜始まる。今夜は広島中のファンとラグーンで泥酔して、みんなで記憶がなくなるまでパーティーをしよう。そして、広島中のファンが今夜のアフターパーティーで列をなして、東京まで続く列が恐らく出来ると思うけれども、そこで一人一人のファンと俺は写真を撮りたいというプランだ。なぜならば、今日はダニー・サバテロにとって、素晴らしい、記憶に残る忘れられない夜だったから。そのプランが今日から始まるんだ。  それはさておき、自分はすぐにまた戦いたいね。なるべく早く戦いたいと思っている。チャンピオンになったらリラックスして、対戦相手があなたの元に来るまで待てばいいじゃんとみんな言うけれども、俺は違う。そんなことはもうクソ食らえだ。自分から戦いに行きたい。今すぐ戦いたい。9月に大阪で超ビッグなイベントがあると思うけれども、俺はそこに出たい。そこに出るまでは自分は休息もいらないし、寝なくても大丈夫だ。なんならここから8週間、ずっと日本に滞在して9月のために準備してもいい。そういった目標を持っている。そして最終的には戦い続けて、世界中のバンタム級のファイターたちと戦い、そいつらを駆逐していきたい」 ――1Rに鹿志村選手の横三角絞めが入っていたかと思います。鹿志村選手はあの技をあなた対策として練習してきた技とおっしゃっていました。実際、あの技を受けたあなたのダメージというか、極まり具合というのはどうだったんでしょうか。 「チームで鹿志村のことはよく研究してきた。あの横三角も得意なものだと認知していたし、ダースやアナコンダチョークの入り方も上手で得意だと知っている。柔術に出てもレッグロックだったり、足関節もやっているので、ある程度の研究はしていて、どういった技がきてもいいようにそこは分かっていた。なので鹿志村の作戦はある程度予測はついていたんだ。実際極まっているように見えたんじゃないかと思うし、ちょっとは入っていたけれども、今夜自分がタップするっていうのはありえない話だった。  鹿志村にタップは絶対にしたいと決めていたし、自分の初めてのメインイベントでタップするわけがない。自分の初めてのメインイベントで自分が負けるわけもないと思っていた。当然タイトルマッチなので挑戦者にもチャンスがあると思うが、自分自身にも1Rにチャンスがあったと思う。なんならそのチャンスで自分は1Rに打撃でダウンを取ってから、パウンドとヒジをまとめたけれども、自分はもう1Rでフィニッシュを取れると思っていた。  ヒジを7発ぐらい落として、もう試合が終わるかなと思ったけれども、鹿志村はタフなマザーファッカーだったと思うし、日本人は本当にタフ。息の根を止めないと絶対に諦めないような人たちだと思っている。鹿志村は本当にタフな選手だと思うし、当然彼にもチャンスはあった。ただ、自分にもチャンスがあった。最終的にあのラウンドで勝っていたのは自分だ」 [nextpage] 世界中の誰であろうがやる。全員クソ喰らえ ――あなたの試合の前に太田選手とティレノフ選手の試合がありましたが、それはご覧になっていましたか? 「そんなに見てない。やってるのは知ってたけれども。試合前は自分の試合に真剣に取り組んでるので、凄い集中力で周りのものを一切遮断するぐらい集中していたので、全く気にはしていないかった。ただ、どこかで自分の名前が呼ばれたのは聞こえたよ。いつでもどのクソ野郎が自分の名前を言っても腹が立つので、そこはちょっとイラついたけども、自分の試合に集中しないといけなかったので、聞き流したという部分はある。試合前は自分に集中して、自分の相手をいかにKOするか、それしか考えていないので、その試合は見てない」 ――フェザー級王者のシェイドゥラエフが、あなたの試合がつまらないのでバンタム級王者にふさわしい選手としてティレノフを連れてきた、と言ってます。 「凄く面白い、クソ面白い話だな。でも、それは当然のことだと思う。このベルトを見てくれ。こんなに美しいベルトはみんな欲しがるに決まってるだろ。MMA業界の中で最も美しいベルトを今、俺が持ってる。当然みんな欲しいのは当たり前じゃないか。ただ一つ、世界中のバンタム級の選手に言いたいことは、まずは並べ。みんな自分を倒してこの美しいベルトを獲りたいに決まってる。でも俺がバンタム級のキングだ。俺がこのベルトの保有者だ。そして誰にも渡すことはない。誰もこれを獲ることができない。  なぜならば、自分は世界中のバンタム級をみんな狙っているから。そしてバンタム級でもない違う階級の選手も狙っている。平本“4勝3敗”蓮。こいつもマジでクソ食らえだと思うし、違う団体の選手、前回PFLで井上とアウベスが試合したけれども、あいつらもクソ食らえだ。噂ではACAの名前があがっているけれども、あいつらも全員クソ食らえ。みんなクソでも食らえばいいと思うし、世界中の連中はみんなこのベルトを獲りに来るのは当たり前だけども、絶対に獲れないということを断言する」 ――あなたの次の対戦相手としてはリマッチを望みますか? それとも新しい物語、新しい相手を望みますか? 「自分は世界中のバンタム級選手とやりたいと思ってるけど、残念ながら今日ケージから井上のアホ面が見えたんで、どうしてもやっぱりヤツに悪口を言ってしまった。みんなが完全決着がついてないとか、そういうぬるいこと言ってるんだったら、全然井上ともやりたいし、世界中の連中とやりたいと思っている。そして8月にあるパッチー・ミックスと佐藤将光。ぜひその勝者をボコボコにさせてもらいたいし、後藤丈治とアジズベク・テミロフの勝者とも全然やりたい。後藤とのリマッチをやってもいいし、テミロフが勝てばあのアホ野郎も倒したいと思っている。とにかくRIZINがマッチアップしてくれた相手は、世界中の誰であろうがやる。みんなが井上との試合を見たいのであれば、俺はそれを喜んで受けるだけだ」 ――ティレノフ選手とすれ違ったり、同じ空間を共有したりしたと思うけれども、彼についての印象はどうでしたか? 「彼が試合後のマイクで自分の名前を出したのは分かってるので、すれ違った時に『なんつったんだ?』と英語で聞いてやったよ。でもヤツは英語が分からないし、ヤツのチームも英語が分からないので、そのまま素通りされてしまった。もう自分はヤツの頭の中に入り込んでいるのは確信している。自分のことを意識して、当然このベルト奪いに来るのも分かっているので、もうすでにその心理戦は始まっている。彼は今日、太田忍に勝った。太田はいつもタフで素晴らしい試合、激闘を演じるような選手で、あのタフな太田に勝ったのは凄いと思うけれども、まずはRIZINであと数試合見てみたいね。まだ1試合しかやっていないので。それでもRIZINが次の試合でタイトルマッチだと言うのであれば全然やるよ。  皆さんにひとつ言っておきたいのが、俺は世界中のバンタム級で友達なんて一人もいない。俺がバンタム級の人間と仲良くしてると思ってるのであれば、それは大間違いで全員敵だ。友達なんていないので、世界中のバンタム級に喧嘩を売りたいと思う」
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