木村萌那の次戦がサバット王者と決定
2026年9月12日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2026』の対戦カード発表記者会見が、7月16日(木)都内にて行われた。

出場が決まっていた木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)の対戦相手が決定。K-1女子フライ級3分3R延長1Rで、マリン・ニコル(スイス/No Limit Squad)と対戦する。
4勝(2KO)無敗の木村は、これがプロ5戦目。「4月の大会に出させてもらって海外の選手と戦ったんですけど、KOできなくてちょっと悔しい思いをしたので、そろそろちょっと違う萌那を見せたいなって思ってます。前蹴りだけじゃないんだぞっていうところを見せたいなって思ってます」との意気込み。
世界でバズっている“リアル春麗”の前蹴りだけでなく「私はボクサーなので、本物の武器は左ストレートだし、ずっとパンチで倒したいって1戦目から言ってるんで、そこはぶらさずパンチで倒したいなって思っています。今は空手とボクシングのミックスみたいな感じなので、ちょっとキックボクシングの練習も環境を今変えてて。そこで特訓しているんで、それを見せたいなと思ってます」と、2022年女子ボクシング世界選手権日本代表となったボクシングテクニック、そしてキックボクサーとしての完成度を見せたいとする。

対戦相手のニコルとは、実は面識があり「一回だけ、私のファンだって言って練習に来てくれたことがあって。スパーリングもちょっとだけ、前回の試合前にちょっとやったんですけど、私のパクリだなみたいな感じなので。そんなパクリに負けてられないので、普通に勝ちたいと思います」と、スパーリングをしたことがあるという。
2021年サバット世界選手権-52kg級王者でもあるニコルの蹴りはどうだったかと聞かれると、「蹴りの印象は、なんか私もどきっていうか。私の真似をしてる選手。私と同じような戦い方してる選手って、空手にも女子選手にも結構いると思うんですけど、そのうちの一人に過ぎないですね。別に特別うまいなって思ったこともないし、真似してるうちの一人っていう感じです」と、“モナもどき”であるという。
「なんかサバットの選手だと思うんですけど、私空手上がりで。そもそも戦い方的にも違うのかなっていうのと、私は20、21年前からこの戦い方をしているので、そこまでやり込んできてはないだろうなと。動きを見てそう思うので、簡単に崩せるだろうなという感じで、見かけだけの蹴りかなって思います」

もしかしたら、ニコルもモナ前蹴りをやってくるのでは、と問われると「モナ前蹴りなんで。モナがこっちなんで。他の人の前蹴りは別に怖くないかなって。前蹴りレベルで言ったらこっちの方が高いんで。そんな特別怖いとか警戒しなきゃとかいうのはないですね。本人なんで。向こうがやってきたらというか私のものなんで、私もやるっていうか、向こうがむしろ真似してきてる感じなんで、やりたいようにやります」と、元祖には勝てないとした。
ただ、ニコルの人柄は良かったと言い、「マジでめっちゃいい子で。いい子っていうか、年上だと思うんですけど、礼儀正しくて。この前戦ったチェ・ウンジ選手もそうだったんですけど、すっごくいい人で、ちょっと顔面蹴りづらいんです。礼儀正しくて、本当にファンでいてくれて、すごい熱烈なDMを送り続けてきてくれてからの一緒に練習だったので」と顔面を蹴りづらい気持ちもあるが、「ファンの視点で、やってみたいなというスタンスで多分来てると思うんで、ちょっと分からせたいなと思います」と、試合では厳しく行くとする。

オファーが来た時には「会長からあの子だよみたいに言われて。なんかやりそうな気はしてたんで、まあそうかみたいな。結構、実力もある選手で、そんなナメてはないんですけど。スパーリングした時もいずれやるんだろうなっていうので、ちょっと見てた部分はあったので、そんなびっくりはしなかったです」と、戦う予感はしていたと話す。
相手がサバットチャンピオンということで、蹴り合いが見られるんじゃないかと想像するファンも多いと思われるが、そこは空気を読まずにパンチで倒すつもりか、との質問には「でも私の蹴りを見に来てくれてる人もいると思うんで、サービスタイムじゃないけど、そのくらいの余裕はあるかなって思ってるんで。見たい人のために蹴りはしますけど、他はやりたいことをやって。でも、パンチベースで行きたいというよりかは、蹴りとパンチをミックスさせて、わけわかんなくさせてやろうかなっていう感じなんで。全然、相手がこうだからというよりは、私が蹴りたいから蹴るし、パンチを打ちたいから打つっていう感じで、好きなように全然空気読まずにやりたいことやりたいなと思ってます」と、自分がやりたいようにやると答えた。

そして「そろそろ倒してるところを見たいと思うので、血だらけにしてKOしたいですね」と予告した。
また、K-1 WORLD GP女子フライ級王者SAHO(闘神塾)が、インタビューで辛辣な発言をしていたことを聞かれた木村は「まず言いたいんですけど、SAHO選手も試合前のインタビューで私のことを聞かれて、私も今、試合前にSAHO選手のことを聞かれて。なんか失礼じゃない? と思って。お互いに違う選手とやるのに、違う人のこと聞かれて。なんか尖ったこと言わなきゃいけない雰囲気を出されて。見出しにしたいんだろうなっていう感じ。
お互い格闘家で選手で、その目先の試合に集中してるのに、全然決まってもない試合の因縁作りたいのか分かんないんですけど、失礼じゃないかなって普通に思ってて。だから別にSAHO選手にも選手として頑張ってほしいし、私も頑張るんで、いずれやると思うんで、別に今そこで聞く必要ないんじゃないかなって思います」と、今は目の前の試合にお互い集中したいので煽らないでほしいと釘を刺していた。





