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【PFL】AJ・マッキーが10戦無敗サラマット・イスブラエフに初黒星つける完勝! カモーシェがアラウジョに一本勝ち、シャブリーがデイヴィス下す。ザビッド実弟ハサン・マゴメドシャリポフが肩固め! ビショップがリプスキを腕十字に極める

2026/06/28 08:06
【PFL】AJ・マッキーが10戦無敗サラマット・イスブラエフに初黒星つける完勝! カモーシェがアラウジョに一本勝ち、シャブリーがデイヴィス下す。ザビッド実弟ハサン・マゴメドシャリポフが肩固め! ビショップがリプスキを腕十字に極める

(C)PFL

 2026年6月27日(日本時間28日朝8時45分)、米国カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナにて『PFL San Siego: McKee vs. Isbulaev』(U-NEXT配信)が開催された。

▼フェザー級 5分3R
〇AJ・マッキー(米国)2位 25勝2敗 145.6lbs
[判定3-0] ※30-27×3

×サラマット・イスブラエフ(カザフスタン)6位(10勝1敗)145.8lbs

 メインイベントで、フェザー級に戻して2連勝中のAJ・マッキー(米国)が、MMA10勝無敗・フィニッシュ率100%のサラマット・イスブラエフ(カザフスタン)と対戦することが24日、発表された。

 井上直樹とSASUKEが5.23『PFL Brussels』に参戦するなど、RIZINや日本との協力関係が進むなか、フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)も、他団体の王者クラスとの対戦を望んだこともあり、日本でも関心が高まっているPFLで、フェザー級の注目カードの実現となる。

 南カリフォルニアへ再上陸となったPFLで、地元のメインに出場するのは、MMA24勝2敗のAJ・マッキー。

 元Bellatorフェザー級世界王者のマッキーは、日本のDRAEMにも参戦した父アントニオ・マッキーのコーチの下、2015年4月の『Bellator136』で20歳でプロMMAデビューを果たすと、2021年7月にパトリシオ・ピットブルに1R 一本勝ちで、18連勝でフェザー級王座獲得。

 2022年4月の再戦で判定負けするも、以降、スパイク・カーライル、ホベルト・サトシ・ソウザ、シドニー・アウトローを相手に3R 判定勝ち。2024年2月の『PFL vs. Bellator: Champs』では、2023年PFLライト級トーナメント準優勝のクレイ・コラードにも腕十字で1R 一本勝ちし4連勝。

 しかし、24年10月にポール・ヒューズにスプリット判定負けでパトリシオ戦以来、2年半ぶりに黒星。25年7月から再びフェザー級に戻し、アフメッド・マゴメドフに判定勝ち。26年3月にアダム・ボリッチにも判定勝ちで2連勝中。フェザー級2位にランクされた。31歳。

 同級6位で無敗のサラマット・イスブラエフは、エメリヤーエンコ・ヒョードルに憧れて格闘技をはじめ、ハンド・トゥ・ハンドと、コンバットサンボをバックボーンに、アマチュアMMAでIMMAF欧州選手権で金メダル、世界選手権で銀メダルを獲得するなど29勝3敗の戦績から、2023年にプロMMAデビュー。以来負けなしの10戦全勝、フィニッシュ率100パーセント(6KO・TKO、4一本勝ち)という驚異的な戦績を誇る。

 24年11月にAlash Prideでライト級のベルトを巻いたイスブラエフは、25年1月に、かつて松嶋こよみに敗れたソドノムドルジ・プレブドルジに判定負けしているトゥール・ナムナンバヤルを1R ハイキックKOに下した後、2026年2月のPFLドバイ大会で、2023年PFLフェザー級王者のヘスス・ピネドを1R クルスフィックスからパウンドでTKOに下して世界的な注目を集めた。

 オーソからの左右の強烈なフックに上下のストレート、回転系の蹴り、組んでも首相撲ヒザ。テイクダウンからのパウンドは強力で、ピネドの足をさばいてのパスガード、パウンドの強さはカザフスタンのシェイドゥラエフと言ってもいい、29歳のプロスペクトだ。

 60%のフィニッシュ率をマークするAJ.マッキーは同時にフィニッシュ負けはなく、サウスポー構えで立っても組んでも受けの強さがその勝率を高めている。

 イスブラエフにとってマッキー戦は、キャリア最大の試練であり、勝てばフェザー級のトップ戦線に一気に躍り出るこのカードは、1位のティムール・ヒズリエフ(ロシア)へのタイトルコンテンダー争いの戦いとなる。

 そして、RIZINとの対抗戦が実現すれば、昨年ダゲスタンで銃撃されて復帰待ちのヒズリエフに並び、シェイドゥラエフ(※RIZINとの契約はあと2試合。1試合は大晦日に秋元強真vs.クレベル・コイケの勝者と対戦の可能性も)の対戦相手候補にもなりうる注目のカードだ。

 1R、サウスポー構えのAJ、オーソのイスブラエフは右を振って右ロー。AJは右前手フックで飛び込み左ハイ。ガードのイスブラエフにインロー。そこにイスブラエフはバックブローを狙う。かわす AJはイスブラエフの入りに左フック、近づいたところで組みも突き放す。

 ミドルのAJ。イスブラエフも右ミドル。そこに左を狙うAJ。圧力をかけるイスブラエフは左から右ハイ。体を入れ替えたAJはダブルレッグテイクダウンで尻を着かせるとイスブラエフはスイッチでAJを返すが足を持ったまま戻したAJは、イスブラエフのスクランブルにバック狙い。前に落としたイスブラエフに、下のAJはヒジ、蹴り上げ。

 立つイスブラエフに立ち上がりのAJをがぶるイスブラエフ。回していなして立って左を離れ際に突いたAJ。イスブラエフは跳びヒザ。さばくAJは組んでリフトして落としてブザー。凄まじいスクランブル戦。

 2R、中央を取るAJ。イスブラエフも押し戻すと、AJは左ミドル! イスブラエフも右の後ろ廻し蹴り。さばくAJは右ジャブ。そこに右ミドルを合わせるイスブラエフ。AJの後ろ廻し蹴りを詰めて崩してトップに。中腰でAJの両足をさばこうとするが、その際でAJはダブルレッグ。イスブラエフのはギロチンスイープ狙いも両足を持ったまま前転からもとに戻るAJがパスしてサイドに。

 ヴォンフルー狙いからイスブラエフの立ち上がり際にバックにつくと背後からパウンド。立ったイスブラエフは右足をかけてから外して背後から持ち上げ崩す。まだバッククリンチ。互いに中腰で背後からヒザ突くAJ。イスブラエフを後方に引き倒して崩してバックに!

 右足をフックするAJに外して立つイスブラエフだが、バックからコントロールするAJはリアネイキドチョークへ。嫌って仰向けになったイスブラエフにトップからヒジを落としてブザー。AJのラウンド。

 3R。右前蹴りのAJに。右から左で前に出るイスブラエフ。スピニングバックフィストもかわすAJは足を手繰りに。がぶるイスブラエフを押し込むと、イスブラエフは放す。

 右を突くイスブラエフを外すAJは左ボディストレート。イスブラエフは右ミドル。腕でガードしたAJ。左ミドルを2発返す。右ジャブを突くAJ。イスブラエフの右をかわして右サイドキック。これがさばくイスブラエフは右も、かわすAJは左をヒット!

 頭を振って右で飛び込むイスブラエフ。右が首筋に届く。AJはヒザ着きの低いダブルレッグですぐに脇を潜るとテイクダウン。

 イスブラエフのキムラを外してハーフから肩固めへ。ブリッジのイスブラエフに右で枕で寝かせてパウンド、ヒジでマウント! 顔をガードするイスブラエフだが打たれるまま。ブザーにAJはイスブラエフの手を取り起こした。

 判定3-0(30-27×3)のフルマークでAJが勝利。イスブラエフをニアフィニッシュに追い込み、初黒星をつけた。

 試合後、AJは「俺に電話すれば、俺は自分の仕事をこなす。相手を叩きのめして、名を轟かせるんだ。正直に言うよ。俺は彼を甘く見てた。彼はビーストだ。そして、あの瞬間を彼と分かち合えて嬉しいよ。でも次こそはあいつには譲らない。

(次に何をしたい?)タイトルが欲しいんだ。それが145ポンド級(フェザー級)に復帰した理由さ。うまくいけば、カリフォルニアで取り戻せるだろう」と、フェザー級で王座獲りを宣言した(※1位はティムール・ヒズリエフ)。また試合後には、フェザー級で王座戦が無ければライト級に残って世界最強でいると語った。

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