2026年4月29日(水・祝)東京・有明アリーナにて開催された『ONE SAMURAI 1』(U-NEXT配信)にて、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)に5R2分22秒、TKO勝利してONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング暫定世界王者となり引退した武尊(team VASILEUS)が、パニック障害が再発して入院したことを自身のInstagramにて明かした。
武尊は2022年6月19日(日)東京ドームで開催された『THE MATCH 2022』での那須川天心戦後に行った記者会見で、以前からパニック障害とうつ病との診断もされていたことを勇気をもって告白していた。
今回、武尊は「ここ最近久しぶりにパニック発作が1カ月以上続いていて、何度も救急車で運ばれてしまったり仕事相手や家族にも沢山迷惑をかけてしまっていたので、しっかり治療する為に入院していました」という。
続けて「ちゃんとした原因は分からないけど、多分ここ数年の心身のストレスやダメージがずっと気を張ってて耐えれてたのが、引退したことでストッパーが外れて崩れてしまったような気がします。
引退試合が終わってから勝って苦しいことから解放されて嬉しいはずなのに、日に日に嬉しさも楽しさも感じなくなってご飯の美味しさや食欲もなくなって。連日、原因不明の胃腸炎や頭痛やめまいで毎日のように嘔吐して体重も計量の時より落ちてしまって。
【写真】21日に行われたKNOCK OUTで弟分・晃貴のセコンドに就き、元気そうな姿を見せていた武尊 身体は動くし仕事も出来るし自分では大丈夫、すぐ治るって思ってたけど毎日過呼吸とパニックと繰り返す日々でどんどん悪くなっていって、最後の方は気がついたら救急車や病院にいて沢山の人に迷惑をかけてしまったので一度入院して治療することになりました」と、引退して気が抜けたことが原因かもしれないとした。
「みんなに当てはまるかは分からないけど、同じように原因不明の体調不良とか色んな感情を感じにくくなったら身体からのSOSだと思ってちゃんと心と身体の休息の時間を作ってあげて欲しいなと思います。
心の病気は気合いとか根性でどうにかなるものじゃなくて、完璧主義で頑張れてしまう人ほど悪化してしまうし、そういう人ほど人前では完璧でいようとして普段は元気で明るく出来る人が多いと思います。だからこそ自分で気づいて治療や休息を取らないと長引けば長引くほど治りづらくなります」と、同じ症状に悩まされる人たちにメッセージを送り、「もっとこの病気の認知や理解が高まって、必要な休息や治療を悪化する前に受けられるようになったらいいなと思います」と願う。
最後に「みんなが心の健康を大切に出来て毎日笑顔で元気に過ごせますように」と、長文を締めくくった。