▼トリプルメインイベント1(第8試合)SB日本バンタム級(-52.5kg)タイトルマッチ 3分5R
×佐藤執斗(フリー/王者)
延長R 判定0-3 ※9-10×3
〇片山 魁(TEAM FOREST/挑戦者・同級1位)
※片山が新王座に就く。佐藤は初防衛に失敗。本戦の判定は48-48、49-49×2。

佐藤はバネのある攻撃と唯一無二のファイトスタイルの持ち主。2021年12月にSB日本バンタム級王者になると、SBでの戦いはもちろん、SB王者としてRIZIN、ホーストカップ、BOMと様々な団体・ルールに積極的にチャレンジを続けてきた。SBの試合は2025年3月以来となる。

対する片山は“天才”の異名通り、アマチュア時代から頭角を現し、2024年10月にプロデビュー。当初はフライ級で試合を続けていたが、今年に入ってバンタム級に階級を上げ、2月のイ・ウンス戦では飛びヒザ蹴りで豪快なKO勝ち。4月の前戦では王者・佐藤と1勝1敗のムエタイの強豪サンチャイに勝利し、今回のタイトルマッチにつなげた。
なお、片山が新王者となった場合、SB王者の史上最年少記録を塗り替えることになる。(現在の最年少記録は日下部竜也の18歳2カ月)

1R、佐藤のサイドキックに右ローを合わせる片山。佐藤はサイドキック、前足の左ローと左の蹴りを多用する。片山が前へ出ようとするとサイドキックを放つ佐藤。前蹴りを出す佐藤には左右フック。片山もワンツー。佐藤の左フックには片山が右を合わせようとした。左ローを多用する佐藤に片山が左ストレートを合わせると、佐藤もすぐに前へ出て右ストレート。オープンスコアは10-10×2、10-9で片山。

2Rもサイドキックを出していく佐藤は、顔面にも伸ばす。左ローから左ストレートを狙う佐藤に片山は左ミドル。片山は2回転しての蹴りを放つが、これをかわした片山が両腕を抱えて投げ、失敗。佐藤が右フックを空振りしたところに片山が左ストレートをヒット。佐藤の左蹴り足をキャッチした片山は左のパンチを連打する。前に出る佐藤はワンツーを放つが片山はかわす。またも片山の左ストレートがヒット、片山は笑みを浮かべた。OPスコアは10-9×2が片山、10-10が1名。

3R、片山が右ローから右の顔面前蹴り。佐藤は組んでバックを奪うが片山が逃れる。前に出る佐藤に片山はワンツー、片山が左ミドルを蹴ったところで佐藤が組み付き、首投げでシュートポイントを奪う(1点)。佐藤はサイドキックで関節蹴り、片山も右の関節蹴りを返す。佐藤の前進に回り込む片山は左ミドル。OPスコアは10-9×3で佐藤。
4R、ジャブとサイドキックを出す佐藤に片山は右ロー、片山が入り込んでの左右フックを放つと佐藤が組んで投げを狙い、そのままフロントチョークを仕掛けるも片山が組み倒してブレイク。片山の飛びヒザ蹴りは不発。左ローを蹴っていき、掛け蹴りに変化させた佐藤。片山はなかなか入れない展開に。
5R、サイドキックを出しながら前に出る佐藤に片山は右ロー。前に出て右ストレートを打つ佐藤、組んで投げを狙うも片山がすぐに離れる。片山の右ローが単発で当たる中、佐藤の蹴り足をキャッチした片山が今度は首投げを放つが失敗。残り30秒、ジャブの佐藤に片山は左ハイ。片山が左ストレートで前へ出ると佐藤は組んで投げを狙ったがブレイク。最後に攻め込もうとする片山を佐藤がサイドキックで防いだ。
本戦の判定は0-0でドロー。延長戦へ。ジャブで前に出る佐藤に片山は右ロー、佐藤のバックハンドブローは当たらず。片山が左ミドルを蹴り、佐藤が右ストレートから前に出る。片山は前蹴り、ワンツー。片山の左ストレートが佐藤の顔面を捉える。前に出る佐藤に組んだ片山が首投げも、シュートにはならず。佐藤の右ミドルに片山が左ストレート、佐藤の左フックを空振りさせると片山が右フック。
佐藤は組んでの投げを狙うも不発。右ストレートを打って行く佐藤に片山の左ストレートがヒットし、佐藤がバランスを崩す。左右のストレートで前に出ていき、ハイキックからのバックハンドブローを放つ佐藤だが空を切る。前へ出る佐藤、片山が組み付くと佐藤が投げを見舞うがシュートポイントには至らず。

片山はマイクを持つと「本当はもっと一方的にやるつもりだったんですけれど、佐藤選手は王者としてのプライド、意地を戦って感じて大変でした。これからのSB、海人選手がいなくなってからSBで誰が一番強いのってなった時に誰もいないと思うんですけれど、そこを必ず僕が最年少で獲ったので、SBだけじゃなくて格闘技界を引っ張る存在に必ずなるので片山魁をよろしくお願いします。今日は何の日でしょう、父の日です。お父さん、中学卒業してから高校に行かずに格闘技一本で食っていくって決めて、いつも遠征費だったりサポートしてくれてありがとうございます。で、お母さん、誕生日おめでとう。格闘技界を僕が引っ張っていくのでこれからよろしくお願いします」とアピールした。





