旗揚げ戦のメインではムエタイ戦士トートーに堂々の判定勝ち(C)NEW GATE
昨年11月24日に「北海道から世界へ」を合言葉にスタートしたキックボクシングの新たな舞台、NEW GATE(ニュー・ゲート)の第2回大会『NEW GATE“2nd IMPACT”』が、2026年6月28日(日)サッポロ・イーワン・スタジアムにて開催される。
2大会連続でメインイベントに出場するのは「北のスピードスター」斉藤力毅(武心剛術会)。昨年3月のプロデビュー後、NEW GATEで初メイン&初国際戦を経験し、今年3月のジャパンキックボクシング協会では格闘技の聖地、後楽園ホールでプロ初KO勝利。ここまで順調にステップアップしてきた。
19歳の斉藤にNEW GATEの2大会連続メインイベント出場のことや理想とするスタイル、これからの目標について聞いた。
憧れた選手は那須川天心と吉成名高
「4歳からです。元々はいとこが空手を習っていて、いとこのお母さんが『いいよ』と言ってて、僕も武心剛術会に入門した感じです。小さい頃であまり覚えてないんですけど」
――それから15年間空手ひとすじですか。途中でサッカーをやりたい、とかそういう気持ちはなかったですか?
「気づいたらずっと空手って感じだったんで、そういうのはあまりなかったです。ちっちゃい頃は気持ちが弱くて、なかなか勝てなかったり、すぐ泣いちゃったりすることも多くて。けど、何年も続けていくうちに自分に自信がついて、勝てるようになって。普段のみんなとの練習も楽しくて、だんだん好きになった感じですね」
――何歳ぐらいから「空手が好き」となったんですか?
「小学校の高学年とか中学に入る前ぐらいですね」
――「プロを目指そう」と意識するようになったのは?
「中学生ぐらいからキックボクシングを始めて、高校生で日本一を2回獲って、そうしていくうちに『これを仕事として生活していけたらいいな』と思い始めて。高校2、3年の頃には『プロに行きたい』という考えになりましたね」
――斉藤選手が憧れた選手は?
「那須川天心選手とか吉成名高選手ですね。同じサウスポーで、すごい綺麗な戦い方をするので」
――プロデビューから1年経って、成長した実感は?
「実感はすごいあります。まだ1年しか経っていないんだな、という感じです」
――触れるのは申し訳ないですが、デビュー戦はアウェーの福岡での試合で黒星でした。
「そうでしたね。相手が福岡の地元の方で、デビュー戦っていうのもあってかたくなっちゃって。会場の雰囲気にも飲まれてちょっと実力は出し切れなかったなという感じでした」
――そこからは持ち前のスピードとテクニックを生かして破竹の3連勝ですね。
「はい、何とか(笑)」
――昨年11月のNEW GATE旗揚げ大会では初のメインイベントで、対戦相手はムエタイのトートー選手で初の国際戦でした。
「そうですね。結果的に勝ててよかったですけど」
――ムエタイの選手と蹴り合いをして、蹴りで圧倒しましたね。アマチュア時代に国際戦を経験していたんですか?
「いや、ないです。日本人以外の選手と試合するのは初めてでした」
――そうだったんですか。全然緊張してる感じもなく堂々とされていて「勝って当然」という風にも見えたんですけど。
「いえいえ、僕も結構ギリギリでした。(対戦相手に)いろんな攻撃が効いているのは分かりましたけど」
――NEW GATEのスポットライトやスモークを使った演出の中で入場した気分はいかがでしたか?
「自分がすごい人に見える感じの演出だったんで(笑)。そこはやっぱり出る側としてはすごいうれしいですし、そういう雰囲気で試合ができるのがすごいよかったですね」
――そして今回も、2大会連続でメインイベント出場です。
「やっぱり嬉しいですよね。メインで、しっかりといいパフォーマンスをして盛り上げる感じの試合をしないといけないと思っています」
――対戦相手の鴇田選手の映像はご覧になりましたか?
「はい。YouTubeで何試合か見ました。好戦的でパンチで積極的に来る選手、なかなか気持ちの強い選手だな、という印象を持ちました」
――それに対して斉藤選手はどう戦おう、と?
「近い距離でも遠い距離でも、どの距離でもどんな技でも倒せると思っているんで。全部の技に自信を持って戦いたいですね」




