▼第4試合 フライ級(-61.2kg)キックボクシング 3分3R
×ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ/Sor Dechapan)
判定0-3
〇エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)
K-1でも活躍したジャオスアヤイはプンルアンにKO勝ち、スリヤンレックに判定勝ち、ヨードレックペットにKO勝ち、デニス・ピューリックとナックロップにもKO勝ちしたが、直近の2試合はアキフ・グルザダ、サムエー、ポンペットに敗れて3連敗。正念場を迎える。ONEでの戦績は8勝5敗。キックボクシングルールはONEでは初となる。

ペンジェーは39戦無敗の戦績を引っ提げて2024年9月のRISE横浜大会に参戦し、中村寛を苦しめるも判定負けを喫し初黒星。2025年1月には常陸飛雄馬に判定で敗れたが、試合内容が評価されて「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」出場権を獲得。

3月の1回戦でレダ・ベラーセンに判定勝ち、6月の準決勝で常陸飛雄馬にリベンジして決勝へ進出したが、中村寛に延長戦で惜敗した。その後、2026年3月にONE FF初参戦を果たすと2021年ムエタイMVPのラムナムムーンレックから判定勝ち。“マジックスタイル”というトリッキーなスタイルの持ち主。戦績は42勝3敗。

K-1で活躍したジャオスアヤイと、RISEで活躍したペンジェーというマッチアップとなった。

1R、両者サウスポー。広いスタンスで前後にステップを踏むペンジェーは左ストレート、ジャブ、左フックで先制。ジャオスアヤイは左ミドルを蹴っていくが、ペンジェーはステップで下がってかわしていく。強引に走って距離を詰めるジャオスアヤイが連打で仕掛け、ペンジェーはステップで離れる。ジャオスアヤイの右ハイがヒット。

ジャブと顔面前蹴りのペンジェーにジャオスアヤイは左ミドル、軽快に動きながらジャブを繰り出すペンジェーはヒザも突き刺す。

2Rも動き回るペンジェーに、ジャオスアヤイはパンチを出しながら距離を潰しに行く。前に出てくるジャオスアヤイにペンジェーがジャブ、すぐに前へ出て左ストレート、ヒザ。出入りの速いペンジェーは左ストレートと右フック。

突進してくるジャオスアヤイを右フックで回すペンジェー。下がりながらもジャブを突きまくるペンジェーを追っていくジャオスアヤイを、ペンジェーはヒザで迎え撃つ。ジャオスアヤイの左フックはステップで回り込んでかわすペンジェー。ジャブ、テンカオのカウンターを入れるペンジェーにジャオスアヤイが下がる。ペンジェーのラウンドか。

3R、パンチで追っていくジャオスアヤイに、ペンジェーは回り込みながらのジャブ。右フックを大きく振るジャオスアヤイ。ペンジェーはジャブを連打。ジャブで前へ出るペンジェーにジャオスアヤイも右フックを打つが空振り。ペンジェーはスーパーマンパンチも繰り出す。

ジャオスアヤイが前に出ようとしたところにペンジェーがワンツーを合わせ、下がるジャオスアヤイ。ペンジェーがワンツー、ヒザで攻めると再び前に出るジャオスアヤイだが、動き回るペンジェーをなかなかつかまえることが出来ない。逆にペンジェーは左右フックをヒットさせる。ペンジェーがジャブと左ミドル。気合いの声を発しながら、左右のミドルを蹴るペンジェーは優勢を印象付ける。試合終了のゴングが鳴ると、ジャオスアヤイはうつむく。

判定は3-0でペンジェーの完封勝利に。ペンジェーはこれでONEで2連勝となった。勝利者インタビューでは「作戦通りにはいきませんでした。自分はKOがしたかったです。自分の戦い方をもっと見せたかったので、次は見せたいです」と答えた。


