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【RIZIN】シェイドゥラエフからの刺客を迎え撃つ太田忍がサバテロにリベンジ宣言、サバテロは「また同じようにその顔でドリブルしてやるよ。いつでもかかってこい」

2026/05/22 16:05
 2026年7月18日(土)広島グリーンアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 15 in HIROSHIMA』のカード発表記者会見が5月22日、都内にて行われた。  RIZINバンタム級(61.0kg)5分3Rで、太田忍(THE BLACK BELT JAPAN)がイリスベク・ティレノフ(キルギス/Ihlas)と対戦する。  太田は、16年のリオ五輪グレコローマン59kg銀メダリスト。20年大晦日にRIZIN初参戦にしてプロMMAデビュー戦で所英男に一本負けも、2023年大晦日に芦澤竜誠、24年4月に牛久絢太郎、6月Bellatorでロジャー・ブランクに勝利し、自身初の3連勝。しかし、9月の元谷友貴との2年ぶりの再戦で、3Rに自身のテイクダウンを切り返されてバックからワンハンドチョークを極められリベンジならず。  25年5月には、現王者のダニー・サバテロのRIZINデビュー戦を迎え撃ち、3R、自身のタックルでサバテロをスラムしたが、サバテロに身体を捻られて頭をマットに打ちつけ、パウンドを被弾、TKO負けを喫した。26年5月10日の再起戦で金太郎を2R、肩固めに仕留めたばかりだ。  ティレノフについて榊原信行RIZIN CEOは、次のように説明。 「フェザー級王者のシェイドゥラエフが九州でのサバテロの試合を見て、ミスター榊原の言う通りだと。『自分としてもRIZINのフェザー級王者だけれども、サバテロのファイトスタイルは面白くない。あのファイトスタイルのサバテロを倒せる自分のチームメイトがいる。どうしてもバンタム級でいきなりでもいいからサバテロにチャレンジさせて欲しい』ということで、今回もシェイドゥラエフがセコンドで付いてきます。  僕らがシェイドゥラエフとのチームともいろいろな話をしたんですけれども、かなりの戦績と実力のある選手。いきなりサバテロと言ってもRIZINファンとしてはなんだそれって話になるので、まず一度今回マッチアップをして、そこで結果が出せれば打倒サバテロ、バンタム級のシェイドゥラエフとして存在感を見せられれば、早いタイミングでタイトル挑戦もあり得るというところで彼を抜擢しました。RIZINの中では無名だし、MMA業界の中でもまだまだダイヤモンドの原石のような選手だと思いますけれど、実力はある。  その選手と対戦するにふさわしい相手は誰かなというところで、世界と戦っていくのが今年の大きなテーマでもあるので、忍にその話を振りました。忍としては待っていました、と。海外の実力者としっかり戦っていきたいし、いずれにしても忍もバンタム級のベルトに年内にでも届きたいと思っている。その野心はこの前の試合でも十分に伝わってきたと思いますが、それを自分の手のひらの上に挑戦権を獲得するための試合として受けると、喜んでやると二つ返事でした。そういう流れの中でシェイドゥラエフが送り込む刺客。これはRIZINのバンタム級全体に対して、当然忍に対してもそうだし、打倒サバテロというところで本気でキルギスのチームがチャレンジしている。そのデビュー戦となります」  太田は「打倒サバテロって言ってますけれど、僕が絶対にサバテロにリベンジするので」と、サバテロの首は譲らないとコメント。  それに対してリモートで出席したサバテロが「いろいろなヤツが出てきて俺の名前出してるけれども、そいつらはみんなクソくらえだ。新しい人間も出てきて太田も言ってるけれど、みんな共通して言うことは俺の名前、ダニー・サバテロ。なぜならば、俺がこの階級のキングだからだ。だからみんな黙っていられなくて俺の名前をどうしても言ってくる。とは言え俺は誰が相手であろうがボコボコにする準備は出来ているし、次の相手が井上なのかどこのクソ野郎かは分からないけれど、いずれにしてもボコボコにする。  それから太田、お前が来るんだったらボコボコにしてやる。それと新しいキルギス人野郎は俺の名前を出しているけれども、RIZINで戦ったこともなければ全く持って場違いなので、まずはRIZINで勝ってからその減らず口を叩いてみろ。そして太田、お前も俺の名前を出しているけれども、1回バスケットボールみたいにボコボコにされた後に、まだそんな口をきいているのか。もしラッキーだったら、また同じようにその顔でドリブルしてやるよ。いつでもかかってこい」とトラッシュトーク。  サバテロは前回の防衛戦で榊原CEOからフィニッシュに向かう姿勢が見えないとの“ダメ出し”を喰らったが、そのことについて「チャンピオンとしてフィニッシュしないといけないという責任感が求められていることは感じる。そして自分にかかってくるこのプレッシャーというのは、他の雑魚どもとは全然違う。社長は自分がどれだけ上手いのかはよく分かっている。だからこそタイトルマッチで勝ち方が問われるのはよく分かる。  他のヤツらは、例えばパッチー・ミックスとかはただ単に勝って欲しい、とりあえず勝ってもらいたいという気持ちを持ったらボコボコにされた。ジェームズ・ギャラガーは、とりあえず勝ってキャラを付けてもらいたかっただろうがヤツもボコボコにされた。ジョン・スウィーニーにもとりあえず勝ってもらいたかったんだろうが負けた。そういった中で自分に対してだけはフィニッシュをしろと言われるということは、ボスである榊原さんは自分の実力を認めていることになるので、それは凄く美しいことだし、重大な責任だと思っているので、自分は今までと一緒、常にファイトしてフィニッシュを目指すために自分の技術を使って対戦相手の顔を血みどろにする。その努力を続けていくだけだ。その自分の被害者の代表格が太田忍だ」と、その期待に応えて見せるとした。  挑戦者の第一候補にあがっている井上直樹と太田、どちらが挑戦者にふさわしいと思うかと聞かれると「誰が来てもいい。誰が挑戦してこようが関係ない。ただ、RIZINの世界的に価値のあるベルトに挑戦するためには、まずはいくつかの試合を勝たないといけないと思っている。挑戦する資格を得るためにまずは勝っていいパフォーマンスをしなければいけない。自分もこの美しいベルトを手に入れるために、何回も戦って自分の強さを証明してきた。口だけでタイトルマッチに辿り着けるとは思わないで欲しい。  基本的には誰であろうが、そいつらの頭でドリブルするのは大好きなので、誰だろうが全く問題ない。今の状況で言うと井上が一番近いと思う。彼は元々、素晴らしいチャンピオンだったし、チャンピオンの素質がある男だったと思うけれど、残念ながら俺の方が数倍強い。それが不幸だった。彼が挑戦してくるのであれば、もちろん彼の顔面をまたへこませることは何の問題もない」と、挑戦者の資格を持つ相手なら誰でもいいとする。  太田がチームメイトの金太郎から勝利したことについては「自分はRIZINの大会は必ず見ているから、その試合ももちろん見た。金太郎は自分のマブダチなので応援していたんだけれど、彼の無念を晴らすためにもいつだってリマッチは受けてやる」と、太田にいつでも挑戦して来いと言い放つ。  一方、ティレノフについて太田は、組み力に加えてバックをとる柔術的な動きについてどう思うかと聞かれると「バックを取るよりもテイクダウンディフェンスが強い印象と、リーチが長いので打撃が伸びてくるという印象。まだ4試合くらいしか見てないんですけれど。とは言えテイクダウンをしっかり切ってた試合もフライ級の試合だったかと思うので、全然僕のタックルのレベルとは比べ物にならない。ここから2カ月あるので、しっかり作り上げていけば問題ないと思います」と、恐れるに足らずと答える。  太田には、SNSでDEEPバンタム級暫定王者となった鹿志村仁之介(Battle-Box)とやり合っていたのは対戦へ向けてのことではなかったのか、との質問が飛び「(鹿志村が)TikTokライブで僕のことをハナクソと言っていたみたいで。日本で草喰ってる場合じゃないだろって。法律守れよっていう。不起訴って言いますけれど逮捕されてますからね。逮捕されてて不起訴ですって開き直ってるけれど、格闘技以前の問題だろっていう。  あと僕、それで(榊原CEOに)ご挨拶した時に鹿志村って話を1mmくらい出したんだけれど、榊原さんも笹原さんも1mmも興味を持っていなかったので、RIZINからも僕のレベルじゃないって判断されているんだろうし、僕もそう思ってないので。ちょっと暇だったのでSNSで遊んだだけです。今アメリカに行ってるんでしょ? どうせアメリカでも草喰ってるんでしょ。日本は使用ダメだからね。これ以上はやめておきます」と説明した。  これにサバテロは「いま鹿志村の名前が出てきたが、アイツもクソくらえだ。ヤツは口で自分のことをいろいろ言ってきたが、自分はそれに応えたってだけなので。特に誰を標的にしているというのはなく、バンタム級の連中だったら誰にだって喧嘩を売りたいし、誰の挑戦も受ける。どのマザーファッカーでも来いよ」という。  最後にファンへのメッセージを求められたサバテロは「RIZINファンのみんな、キングが戻って来るぞ。広島にいるみんな、これは生涯に一度しかないダニー・イタリアンギャングスタ―・サバテロの試合を見られる本当に貴重な機会なので、ぜひチケットを買って会場に見に来てほしい。自分は唯一無二の存在で、世界で一番強いバンタム級の選手。その選手が見られる機会は滅多にないので、広島にいるファンのみんなにはぜひぜひ見に来てもらいたいです。対戦相手が井上だろうが誰であろうが、自分が圧倒的に顔をボコボコにして勝つのでそれを楽しみに来てください。そしてみんなに忘れないで欲しいのは、太田は俺にボコボコにされた」と語った。
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