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【MMA】スコット・コーカー元Bellator代表、6,000万ドルを資金に「MMAリーグ」設立

2026/05/22 09:05
【MMA】スコット・コーカー元Bellator代表、6,000万ドルを資金に「MMAリーグ」設立

(C)DBC Communications

「Strikeforce」や「Bellator」の代表として世界的な格闘技ブームを牽引してきたスコット・コーカーが、格闘技界への歴史的な復帰を果たし、新たな国際総合格闘技(MMA)リーグ(仮)の設立を5月22日、発表した。

 本プロジェクトは、クリエイター・スポーツ・キャピタルやグリフィン・ゲーミング・パートナーズをはじめとする、スポーツ・メディア・金融分野の有力投資家連合から、第一弾として6,000万ドル(約93億円)の資金調達を完了。2027年初頭のグローバルデビュー(旗揚げ戦)に向け、今後数週間以内に組織・経営陣の布陣を、数ヶ月以内にリーグ名や大会スケジュール、世界規模の選手参戦システムなどの詳細を発表する。

【本件のポイントと背景】

1.設立の背景=拡大する市場と「世界への道筋」の欠如

 現在、MMAのグローバルファン人口は6億2,500万人を超え、220億ドル規模の市場へと成長している。特に18~34歳の若い層からの支持が厚く、2035年までに世界第3位の視聴スポーツになる予測もある。

 市場が拡大する一方で、世界40カ国以上の選手たちには、トップへと上り詰めるための明確なグローバルルート(キャリアパス)が不足している。新リーグはこの課題を解消し、選手を中心に据えた透明性の高い舞台を提供する。

2.CEOスコット・コーカーの実績と理念

 コーカーCEOは、これまでロンダ・ラウジー、ダニエル・コーミエー、クリス・サイボーグ、マイケル・ヴェノム・ページなどの超大物を次々と発掘。また、ストライクフォース時代には主要プラットフォームで初めて女子MMAの特集を組むなど、業界のイノベーターとして知られてきた。

 MMAリーグを新設した理由についてコーカーCEOは「最高のチームとビジョンが揃うタイミングを待っていた。それが今だ。現在のMMA界は、新鮮でグローバルな新ブランドを強く求めている。このリーグは、競技の誠実さ、選手へのリスペクト、そして彼らのストーリーを伝えるという本質に立ち返るためのものだ。約2年をかけて練り上げた本物の舞台を、選手とファンのために作り上げていきたい」と明かした。

3.強力なバックアップ=政財界・スポーツ界の重鎮が参画

 共同創業者兼取締役会長には、かつてストライクフォースの売却(UFCへ)でも手腕を発揮したピーター・レヴィン(グリフィン・ゲーミング・パートナーズ)が就任。

 さらに、投資家・アドバイザー陣には以下のそうそうたる顔ぶれが名を連ねている。

日本のビジネス界:南“Swimmy”壮一郎 氏(ビジョナル株式会社創業者/ニューヨーク・ヤンキース リミテッドパートナー)

スポーツ・エンタメ界:トニー・ホーク 氏(スケートボード界のレジェンド)

スポーツチームオーナー陣:スティーブ・カプラン氏(DCユナイテッドオーナー)のほか、NFL、NBA、MLSの元・現オーナーたち

メディア界のアドバイザー:ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン元会長スティーブ・モスコ氏、パラマウント(スパイクTV等)元社長ケビン・ケイ氏など

【写真】Bellator時代はRIIZNとクロスプロモーションに積極的だったコーカー代表だが、MMAリーグではどうなるか。リーグ戦形式は、PFLがかつて行っていたが…。


【今後の展望】

 MMAリーグは2027年初頭の開幕を目指し、すでに実績のあるグローバルリーダーシップチームの編成に着手している。世界的なネットワークを持つコーカーCEOのもと、これまでにない規模でのマルチリージョン(複数地域)展開や選手参加形態が予定されており、詳細は順次発表される。

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