2026年5月17日(日)東京・八王子富士森体育館『ムエローク2026』のメインイベントで、WBCムエタイ女子世界ミニフライ級王者・藤原乃愛(尚武会 フジワラムエタイジム)が再起戦を行う。
藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。2023年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。
2024年6月にはタイ・カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、『BOM』『RWS JAPAN』『RWS』『ムエローク』で勝ち進み、2025年8月の『RWS』でシャダー・サイヤーンムエタイにTKO勝ちすると、10月の『BOM』でWBCムエタイ世界王座を獲得した。2026年2月にONE FFに初参戦すると、初のオープンフィンガーグローブムエタイでカティに圧勝し、17連勝を飾った。
しかし、4月の『BOM』でカナ・ウォーワンチャイに判定2-1で敗れ、連勝がストップ。再起へ向けて4月下旬から単身タイに渡り、2週間のトレーニングキャンプを行った。
タイは思っていた以上に暑かったそうで「練習中、全身が火に包まれてるかのような熱さ」「息ができなくなるぐらい暑かった」という。「最初はきつかった事もできるように! ちなみに毎日腹筋600回」と1日も休まずタイのジムの練習に必死についていき「自分でも感じるほど身体も強くなったし動きも良くなった」と、練習の成果を感じたとした。
5月14日に帰国し、17日の再起戦に臨む藤原。対戦相手のチョン・アヨン(韓国)は2025年11月の『NJKF CHALLENGER 11』に初来日。離れてワンツー・ミドルキック、至近距離ではヒジ打ちと組んでのヒザでS-1女子世界ライトフライ級王者・真美を圧倒。判定3-0(30-27×3)で勝利した167cmの長身選手(藤原は157cm)。17歳ながら12勝(4KO)1敗1無効試合の戦績を持つ。
長い手足から繰り出すヒジ・ヒザにかなり長けた選手で、身長差も10cm。藤原はタイ修行の成果を出して再起を飾ることが出来るか。