2026年5月2日(土)、東京ドームにて『THEDAY』(Lemino生配信)が開催された(※試合後会見全文はこちら)。
▼WBA・WBC・WBO・IBF世界スーパーバンタム級(-55.3kg)タイトルマッチ 12回戦〇井上尚弥(大橋)[判定3-0] ※116-112×2, 115-113×中谷潤人(M・T)※井上が7度目防衛成功
32戦全勝同士、日本ボクシング史上最高のスーパーファイトが東京ドームで行われる。世界スーパーバンタム級4団体(WBA・WBC・WBO・IBF)統一王者の井上尚弥と、WBA&WBC&WBO同級1位の中谷潤人が、東京ドームで対戦する。
1R、サウスポー構えの中谷に、オーソの井上、前足同士が近い距離。井上は外足を取らず内側から立ち、左ジャブから入る。中谷は広い足のスタンスで低い構えで遠い間合い、右ジャブ。井上のステップインに左を狙う中谷。井上の右の飛び込みに左アッパーを狙う中谷。右のダブルで詰める井上。
2R、右ジャブの中谷。左ジャブの井上、ステップインで組んだ瞬間に殴る井上。ステップバックもセットの出入り。右ボディの井上。中谷との足の取り合いから右の井上を追いかけるように中谷は左。井上の右をかわして左をかすめる中谷。ラウンド終盤、中谷が左ボディストレートも、ここまでヒットさせない両者。
3R、情報収集を終えたか、中谷の構えが高くなる。ジャブの井上はステップのフェイント。中谷の左はここまでカウンターのみ。井上は右ボディストレート。間合いが近くなり前手争いに。中谷は右ジャブも圧力は井上。中谷は右外足を取ると左ボディストレート。井上の右の入りに左をかすめる。その左のフェイントに井上も反応。
4R、ボディジャブから右フックの井上。その入りに左を狙う中谷。ジャブで入り辛くする中谷。左・左・右のコンビネーションの右を届かせる井上! 中谷も左で前に。井上のラウンドに。
5R、右ジャブの中谷に、井上は左ジャブ。中谷は左ジャブを届かせる。井上の右ボディストレートをかわす中谷。井上はジャブをステップで繋ぐがまだ遠い。中谷は入って右フックを届かせる。中谷のラウンドか。
6R、上下のレベルチャンジから出入りの井上。ワンツーの中谷に右を返す井上。左ジャブのダブルを後ろ足が浮くほど手を伸ばすことで届かせた井上、見えている中谷も井上の左右の入りに右アッパーを合わせに行く。
7R、4連打で前に出た中谷。井上は左ジャブダブル。右のステップインも中谷は遠い、しかし、井上は左から右を届かせる。左前手フックの井上! 中谷のカウンターをダック。右のフェイントで測る井上。井上の右がヒットしたラウンド。
8R、井上の入りに左を振った中谷。前に出た中谷は井上のガード上に振る。そのジャブに井上は左ジャブのトリプル。そのまま重心を下げて右ボディブロー。かわした中谷は井上の右に左を打ち下してすぐに右アッパーを突くが、避ける井上も右を打ち返す。両者、思わず笑顔に。マトリックス攻防に場内が沸く。中谷はロープに詰めて右から左もヒットはさせない井上。
9R、ワンミスが命取りがここまで続く集中した試合に。中谷は8Rからペースアップ。打ち合いに持ち込み隙を見つけるか、中谷の入りにワンツーの井上。井上の左ジャブ! 中谷は右ジャブ、左アッパーをかすめる。相打ち気味のタイミングが増える。
10R、ジャブに左アッパーを出してきた中谷。ロープに押し込む中谷をパンチで押し戻した井上。しかし中谷は右オーバーハンドをヒット! それに呼応する井上、左を届かせた中谷! ロングのパンチでコーナーに詰めるが接近戦で井上の頭が当たり、中谷が左額をカット。
再開。前に出る中谷。井上の打ち終わりに右から左アッパーを狙う中谷。井上も左アッパーを返す。中谷のラウンド。
11R、中谷が圧力。そこに右アッパーの井上は右の飛び込み! 中谷の左にガードの井上は詰めて右アッパーを効かせる! 左目にヒットか。また出血した中谷は足を使うが逃さない井上、詰めて右。ワンツーからそのまま左アッパーに繋ぐ井上! 顔をしかめた中谷はサークリング。
12R、場内から大歓声。ワンツーからボディ、顔面と突く中谷にガードの井上は右アッパー、中谷の左に右を合わせる井上。入る中谷に左右。中谷はオーバーハンドを振るが、井上は見切る。井上がステップを使い、ゴングが鳴った。
判定3-0(116-112×2, 115-113)で、序盤から試合を作っていった井上が勝利。「1年前から呼びかけて、わずかの可能性での実現でした、互いに無敗でこなしてこれたからの実現でした。今日は戦う前から勝ちに徹する、今夜勝つのは僕、という戦いを実行しました。中谷選手は気持ちの強い選手でパウンドフォーパウンドのトップランキング選手だからこそこの勝ちに価値がある。僕が見ている景色は、5万5千人のみんなおかげの景色です。また東京ドームに戻って来るのでこの景色を見させてください。(今後について)去年4試合、ドームまでに決まっていてはりつめていたので、少し休ませてください。少し休んでから大橋会長と父と話して、皆さんが燃えるようなファイトをしていきたいと思います。1年間、この日を待ち望んでいてくれてありがとうございました。次はまたKOする試合をするのでよろしくお願いします」と語った。
◆ジャッジペーパーモーリー(116-112)井上ー中谷1R 10-92R 10-93R 10-94R 10-95R 10-96R 10-97R 10-98R 9-109R 9-1010R 9-1011R 10-912R 9-10
カイズ(115-113)井上ー中谷1R 10-92R 10-93R 10-94R 10-95R 9-106R 9-107R 9-108R 9-109R 10-910R 9-1011R 10-912R 10-9
ペラヨ(116-112)井上ー中谷1R 10-92R 10-93R 10-94R 10-95R 9-106R 9-107R 10-98R 9-109R 10-910R 9-1011R 10-912R 10-9
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▼スーパーバンタム級 8回戦〇武居由樹(大橋)[判定2-0] ※77-75×2, 76-76×ワン・デカン(中国)
第6試合のスーパーバンタム級・8回戦で出場する武居由樹(大橋) とワン・デカン(中国)は前日蹴量でともに55.2kgでパス。武居は、25年9月にクリスチャン・メディナに4R TKO負けでWBO世界バンタム級王座から陥落して以来、8カ月ぶりの再起戦となる。
ワンとのフェイスオフ後、囲み取材に応じた武居は、階級を上げてスーパーバンタム級での計量をリミットより100グラムアンダーでパスしたことについて、「減量は、ここ最近でもやっぱりいいように落ちたし、コンディションはすごくいいなという感じできています」と落ち着いた表情。
対戦相手のワンはWBA世界Sバンタム級15位。フェイスオフで対峙し、「今日初めて(会った)。肩周りがすごくデカいなという感じがして、ここからリカバリーしてさらにデカくなってくるだろうし、肌艶もよく、顔もいい顔つきしていたし、目もいい目をしていたし、強さそうな雰囲気でした」と警戒した。
東京ドームでの試合は、2024年5月にジェイソン・モロニーを相手にWBO世界バンタム級王座を奪取して以来、2度目の出場となる。
「あのときとはまたちょっと違うテーマになりますけど、今回はしっかり復帰戦を飾って、またいい東京ドームとして思い出に残したいですし、今回、またあのときのような大声援を皆さんからもらえたら、自分は持っている以上の力を出せるだろうから、明日はぜひよろしくお願いしますと伝えたいです。頑張ります」と意気込む。
メインの第7試合と第5試合の2つの世界タイトルマッチに挟まれた第6試合のセミファイナルでの登場に「セミではあるけど、セミではないと思っています。でもセミファイナルらしく、その仕事はしたいなと思っているので、東京ドームを自分なりに沸かせていきたいですね」と、同門の先輩のメインに繋げたいとした。
大橋ジムからは、井上尚弥、井上拓真、田中空、田中将吾も出場する。
「もちろん尚弥さん、拓真さんもすごくモチベーション高くて、すごくいい練習をされてましたし、それに影響を受けて、自分もしっかり仕上げることができたので、田中空、将吾のみんなで勝って、いい東京ドーム大会にしたいですね」と、チーム大橋ジム全員での勝利を誓った。
また、2日前には、同じK-1出身で交流の深い武尊(team VASILEUS)が引退試合となる、「ONEフライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦」でロッタン・ジットムアンノンから4度のダウンを奪い、5R TKO勝ちした試合を確認した。
武居は、「武尊選手の試合は、ほんとうに感動しましたし、元K-1ファイターとしてすごく勇気をもらえた、すごくいい試合でした。めちゃくちゃ感動しました。パワーをもらいました。続きます!」と、武尊の激闘から力を得て、続けて勝利したいと語った。
逆境から勝利し、有終の美を飾ったK-1の先輩・武尊に刺激を受け、武井は満員の東京ドームで復活を果たすか。
1R、サウスポー構えの武居にオーソのワンは右ボディストレート。左ボディの武居。圧力をかけるワンにサイドステップの武居。右に出て左を打つ。右オーバーハンドのワン。右アッパーから武居は左ストレート! 一瞬動きが止まったワン。
2R、右ジャブの武居はワンの右をかわして左をヒット。ワンは右を届かせるが、左には武居が左ボディを当てる。足を左右に使って上下に打ち分ける。
3R、圧力を強めるワン。右ボディストレート。武居はアッパーから返しの右フックを当てる。コーナーに詰めたワンは右をヒット! さらに左右で詰めて右を当てる。サークリングする武居。
4R、詰めるワンに右アッパー、左で突き放そうとする武居だが、追うワン。出入りでそこに左ボディを当てる武居。ワンは左フックで前に。アゴを打ち抜く。
5R、ワンの詰めに体を入れ替えて左を突く武居。左右に回る武居は追ってくるワンに左ストレート。ワンの右をかわして左ストレートを突いて、右アッパー! さらに左右をまとめるが、ワンも左を返す!
6R、ワンツーの右に左を返した武居は、コーナーに詰めて右! ラッシュ。しかし、右を返すワン。回って右を突く武居は、ワンツーの左をクリーンヒットで当てるが、ワンの右の連打に後退。
7R、大きな左右で詰めるワン。回る武居は左ストレート。左フックを当てて追うワンはコーナーに詰めて左ボディから右を振って左右でゴング。
8R、詰めるワン。回る武居。コーナーを出るが右を被弾。詰めるワンのフックに連打を浴びるが、左を返す。しかし詰めるワンは右のカウンター! さらに右にクリンチ、しかし武も左から右を返してゴング。
判定2-0(77-75×2, 76-76)で武居が辛勝。「こんな大きな大会でこんなにたいしたことない試合をしてしまって……でもワン選手、ほんとうに強かったです。ありがとうございました。とりあえず今日はもうこれ以上、言えることはないです。たくさんに応援ありがとうございました」と語った。退場のワンにも大きな拍手が送られた。
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▼WBC世界バンタム級(-53.5kg)タイトルマッチ 12回戦〇井上拓真(大橋)[判定3-0] ※118-108, 119-107, 120-106×井岡一翔(志成)※井上が初防衛に成功
井上尚弥の弟でWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30歳)は、2025年11月の前戦で那須川天心に判定勝ち。WBC同級4位・井岡一翔の挑戦を受ける。37歳の井岡は日本男子初の5階級制覇を狙う。
佐々木修平氏、野木丈司氏、イスマエル・サラスのトレーナー陣がつく井岡に、チーム井上の拓真。
1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取る井岡は左ジャブ。井上は左ジャブダブルを見せる。右フックの井岡に左をかぶせる井上。左ジャブをかすめる井上。左ボディ、右フックの井岡。左ボディの井上に右を突く井岡。井上の右をスリッピングアウェー。ワンツから右ボディの井岡、井上はスピーディーはワンツー。井岡は巧みな当て勘を見せる。
2R、ワンツーで詰める井岡は右から左ボディ。井上は左ジャブで回る。圧力かける井岡、互いのアッパーが交錯。コーナーに追い込む井岡に回って出た井上がジャブ、ワンツー。詰める井岡に、ジャブを見せてタイミングを合わせていた井上はカウンターの右! さらに右でダウンした井岡。
3R、井上は外を打っておいて井岡の右を避けて右アッパーでダウンを奪う。立ってなおも詰める井岡。ボディ打ちの井岡に井上は右アッパー。
4R、先に詰める井岡、飛び込みに井上はジャブ。井岡は近い距離で対角に打っての右フックをヒット! コーナーに詰める井岡に井上はダックでかわしてコーナーを出る。
39-35, 40-34で3者井上を支持。
5R、ジャブを打ち続ける井上。押し込む井岡を右アッパーで押し返す。ワンツーの右を当てる井上。右ノーモーション。詰める井岡のストロングポイントを出させない。
6R、ジャブの弾幕で井岡を入らせない井上、近くなるとL字ガードの肩でディフェンスして押し戻す。井岡の左右をかわしてカウンターの右。追って詰める井岡だが、井上は右から左アッパー。
7R、井岡の強打を警戒か、ここまでボディ打ちを見せない井上。ジャブから右アッパーのダブルをヒットさせる。半身で肩で押してフックの両者。コーナーに詰まると、左に回って左フックの井上。
8R、井岡の詰めにショルダーブロックから左を突く井上。緩急をつけて右を打ち込む。詰める井岡にジャブ、アッパーの井上。右のダブルの井岡に体を入れ変えて左右をまとめる井上。カウンターの右を当てる。3者井上が4R以降のラウンドも取って優勢。
9R、詰める井岡のジャブと刺し合いの井上。右ボディの井岡に、絶妙な間合いを保つ井上は左右フックを当てる。追う井岡。
10R、井上のジャブ、アッパーを被弾する井岡、右の相打ちを狙い井岡、井上の打ち返しを待つが、そこで井上も打ち返さずステップ。打って回ってジャブの井上。強弱のあるジャブで無理はしない。
11R、井岡の詰めに中に入って肩で防御の井上。詰めて右から左フックを当てた井岡に回ってジャブの井上。ジャブから距離を取ってワンツー。終盤に声をあげて左右でまとめる。
12R、前に出る井岡。井上は左からワンツーで倒しに。さらに右で飛び込み、ボディ打ちからワンツーフックの井上に、井岡は詰めを止めず。その前進に右のカウンターの井上、すごいフェントから右を当てた井上! 井岡も崩れず。ゴング。
判定3-0(118-108, 119-107, 120-106)で井上が勝利。「張り詰めた12Rがあっという間で楽しい戦いでした。このレジェンドの相手があってこその自分。強い自分を生み出したのも井岡選手、ありがとうございました。(今後は?)自分は統一戦をやってみたいと思っています。まだまだこんなもんじゃないと証明したいですし、井上尚弥の弟じゃなく、井上拓真として強さを証明していきたいです」と語った。
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▼OPBF・東洋太平洋ウェルター級(-66.6kg)タイトルマッチ 10回戦×田中 空(大橋)[判定2-1] ※96-94×2, 93-97〇佐々木 尽(八王子中屋)
1R、ともにオーソドックス構え。左フックの田中、さらに近距離の左アッパー、佐々木は右に右を合わせる。左から右、田中は左アッパーと力強くコンパクト。さらにガード固める佐々木に左ボディ。ワンツーから左右アッパー。さらに左フックを効かせる。
2R、左前手フックの佐々木。左ボディ、顔面と打ち分ける。左ボディも。田中も右アッパーを縦拳で突く。佐々木は左ボディ&左フックを強打。中間距離になって佐々木の左が当たる。
3R、佐々木は間合いを取りジャブ、ボディ。田中も左ボディ。佐々木な押し込みボディ。田中は左右アッパー。佐々木も右フックをこめかみに当てる。上下の左フックの佐々木に田中も縦拳のアッパー。
4R、佐々木はジャブ、左ボディジャブで距離取りたい。田中は押し込み額右つけてアッパー。佐々木は左フック。両手を広げた佐々木がジャブのダブル、互いに近距離で左右フック。佐々木が盛り返した。
5R、ワンツスリーフォーと連打で押し込んで左右の田中に、ガード固めてから左右フックを打ち返す佐々木、詰める田中の左右を肩でかわしてロープを背にして足を使わず左ボディ。
オープンスコアリングは佐々木48-47,49-46, 田中48-47で佐々木が2-1でリード。
6R、7R、田中は徹底して接近戦勝負。佐々木は左ジャブとアッパーから右の強打を狙う。左右細かき連打する田中に左ボディを突く佐々木。田中の左に右を合わせて佐々木は、田中のアッパーをガード。ロープ背にガードを下げて右を突く。
8R、中間距離で右から左の佐々木。若干の疲弊が見える田中だが、詰めて左右アッパー。佐々木も左フック、終盤でも躍動感ある動きの佐々木。田中の打ち終わりに左フック、右アッパーの田中に佐々木は鼻血。
9R、押し込む佐々木の上下の左に、田中も右アッパー。スリップした佐々木の立ち上がりに左右をまとめ、左アッパー、そこに佐々木も打ち返し。田中は左アッパー、佐々木は後半に大きな左右で印象付ける。
10R、佐々木は左ジャブを手数多くですと、田中は詰めて右アッパーのトリプル。佐々木のターンを凌いでさらにトリプル、大きく振る佐々木に田中も左をヒット。終盤は佐々木が猛攻。左右フックでゴング。
判定は2-1に割れ、佐々木96-94×2, 田中97-93で、終盤に流れを引き戻した佐々木が勝利し、新王者に輝いた。「倒せなくて申し訳ないです。でも、田中選手、僕が始めた頃から強いチャンピオン。でも僕もこんなもんじゃないです。僕のこと覚えてくれたら嬉しいです。(序盤からバチバチだったが?)3Rまでに決めようと思っていましたが、デフェンスで冷静にやられてこのままじゃ世界は無理だなと感じました。『待ってろ、世界』と言いたかったですが、次は9月21日にまた強い選手とやります。八王子見に来てください」と語り、『待ってろ世界!』のコールを行った。
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▼フェザー級 10回戦〇下町俊貴(グリーンツダ)[判定2-0] ※96-94×2, 95-95×阿部麗也(KG大和)
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▼OPBF東洋太平洋&WBO-APスーパーミドル級タイトルマッチ10回戦×ユン・ドクノ(韓国)[判定1-2] ※97-93、94-96×2〇森脇唯人(ワールドS)※森脇が王者に
5カ月ぶりのダイレクトリマッチ。前回は互いのバッティングで4R、負傷ドロー。
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブを上下に突く森脇。ユンも左ボディジャブを返す。左ボディジャブを当てる森脇。ワンツー、アッパーはユンがかわす。
2R、左ボディジャブを届かせる森脇。ユンの左の打ち終わりに左アッパーを突く。ユンは左ジャブのダブルを軽く。森脇は左ジャブから右ボディ。ユンはワンツーで出入り。
3R、左ジャブ、左フックと軌道を変える森脇に、ユンもボディから顔面。森脇は左ボディで飛び込み。左ジャブの刺し合い。ワンツーで詰める森脇に、互いのフックは空を斬る。
4R、接近戦を仕掛けるユン。詰めてボディ、アッパー。森脇得意のジャブを打たせない。ユンはボディ、アッパー。突き放そうとする森脇のフックはガード。偶然のバッティングでユンがカット。
5R、詰めてきたユンにジャブを突く森脇。詰めて抱え込むユンに、森脇はジャブもユンはクリンチから右を強振。かわした森脇だが、詰めるユンはクリンチボクシング。森脇は左ボディを打ちたい。離れ際にすぐに右で詰めるユン。
ここまでのオープンスコアリングは2-1で森脇48-47,49-46, 47-48ユンが1者で森脇がリード。
6R、左フックで入るユンはクリンチボクシング。互いに額を突き合わせて離れ際にワンツー。アッパーに繋ぐのはユン。左ボディ、左ジャブを当てた森脇。互いに右が交錯後、左は森脇。
7R、なおも接近戦のユンに、離れてガードを縫って4連打の森脇。左ジャブのダブルの森脇に詰めるユンは肥大アッパー、右フック。左フックの森脇に左ボディのユン。右アッパーは空振り。王者は右を当てる。
8R、右を振って押し込み合い、ボディ打ちのユンに森脇は左フック、ユンは右アッパー。左ジャブ、右ストレートの森脇にクリンチボクシングのユン! 森脇はワンツー。ユンの打ち返しをかわして左右。右フックも。
9R、一気に距離を詰めるユン。接近戦でボディ。森脇は左ジャブから左フックで身体を預けてしまう。森脇は右アッパー、左フック。ユンは肩で押し込み、左ボディ。
10R、左を上下に突く森脇。左アッパー! ボディと積極的に攻撃。クリンチのユン。ジャブの相打ち。プッシングしてボディから顔面。さらに右アッパーをヒット。頭を下げて接近戦のユンだが疲労の色濃い。森脇はジャブから右ストレートでゴング。
判定へ。ユン97-93、森脇96-94、森脇96-94の2-1で森脇がOPBF東洋太平洋&WBO-APスーパーミドル級ベルトを獲得。プロ「皆さんご覧の通りまだまだ。トレーナーにも怒られましたが頑張ります。(相手の距離変更も)作戦を考えていました。日本人でこの階級でチャンピオンになった人はいないので頑張ります」と語った。
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▼WBO-APフライ級タイトルマッチ10回戦△富岡浩介(RE:BOOT)※WBO世界4位[判定1-1] ※97-93, 94-96, 95-95△田中将吾(大橋)※6戦目でタイトル初挑戦※富岡が王座防衛
1R、サウスポー構えの富岡にオーソの田中が左ボディから詰める。喧嘩四つで右前手で防ぐ富岡。田中は左手で富岡の右手をはたいて右ストレートをヒット。富岡はダックしてクリンチ。左をかぶせる。さらに左フックを当ててゴング。
2R、左前手フックから飛び込み当てる田中。右回りの富岡は右フック、右から左フックをヒット。富岡も左をインサイドで打ち返す。クリンチから再開。ジャブで隠して左ストレートを2発当てる富岡!
3R、左外に出て左フックを突く田中、右ボディ、左を返す富岡に田中の右ストレートがヒット! 下がる富岡に田中は左の飛び込み。さらにワンツー。ブロッキングの富岡は右回り。しかし田中は右ボディ、富岡の右をかわして左アッパーを突く。
4R、インファイトを望む田中は右ストレートをヒット。富岡は左ストレートを突くが、田中はボディから顔面と上下に打ち分ける。田中の打ち終わりに富岡は左オーバーハンド。
5R、左ジャブ、右ボディで前に出る田中。さらに右が顔面をとらえる。富岡は左ボディ。ワンツー。しかし田中は右! 左ボディ、右ストレートも。富岡は左から右フック。左ボディを当てる。ここまで田中が優勢。
6R、右ジャブを突く富岡は左から右フック。左ストレートから右ジャブのツーワンの富岡。田中は右ボディ。富岡の左ストレートをかわす。右ジャブを当てる富岡。右を当てて前に出る田中。それをかわして左を突く富岡。
7R、左ジャブの田中、富岡も半身の右ジャブ。さらにノーモーションの左! 右フックの田中は右ボディ、右ストレート。富岡は左を返すと、右から左! 田中も右ストレートを当てると前に。そこに左を返す富岡だが、田中は右を当てる。最後の富岡が左で飛び込みゴング。
8R、いきなり右ボディで入っていく田中。そこに左オーバーハンドのカウンターを狙う富岡。富岡の右に右ボディを突く田中。左ストレートの富岡は飛び込み。田中の左ジャブに合わせて富岡は左を狙う。さらに富岡は左ボディ。右フック、左ストレートの富岡が流れを取り戻したか。
9R、右ストレートを当てる田中に、右ジャブの富岡が手数を増やす。ノーモーションの左の富岡、右アッパーから左ストレート。右を突いて前に出る田中。右ボディも。富岡の左オーバーハンドをかわす。右ボディから顔面の田中。富岡は左目尻をカット(偶然のバッティング)。
10R、先に左は富岡も前に出るのは田中。富岡は右ジャブ、左ストレート。右で富岡を下げさせる田中は右ボディも。左ストレートの富岡に、ボディから顔面に繋ぐ田中。右ボディの田中の連打に富岡は左をヒット。左を振る富岡に右ボディの田中。さらに右ストレートを届かせる。ゴング。
判定は三者三様の1-1(富岡97-93, 田中96-94, 95-95)のドローで富岡が王座防衛。