2026年5月2日(土)東京ドーム『NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs.中谷潤人』の前日計量およびフェイスオフが行われ、メインイベントで「WBA・WBC・WBO・IBF世界Sバンタム級タイトルマッチ」12回戦で対戦する井上尚弥(大橋/55.3kg)と中谷潤人(M・T/55.1kg)が計量をパス。
また、第6試合のスーパーバンタム級・8回戦で出場する武居由樹(大橋) とワン・デカン(中国)がともに55.2kgで計量をパスした。武居は、25年9月にクリスチャン・メディナに4R TKO負けでWBO世界バンタム級王座から陥落して以来、8カ月ぶりの再起戦となる。
ワンとのフェイスオフ後、囲み取材に応じた武居は、階級を上げてスーパーバンタム級での計量をリミットより100グラムアンダーでパスしたことについて、「減量は、ここ最近でもやっぱりいいように落ちたし、コンディションはすごくいいなという感じできています」と落ち着いた表情。
対戦相手のワンはWBA世界Sバンタム級15位。フェイスオフで対峙し、「今日初めて(会った)。肩周りがすごくデカいなという感じがして、ここからリカバリーしてさらにデカくなってくるだろうし、肌艶もよく、顔もいい顔つきしていたし、目もいい目をしていたし、強さそうな雰囲気でした」と警戒した。
東京ドームでの試合は、2024年5月にジェイソン・モロニーを相手にWBO世界バンタム級王座を奪取して以来、2度目の出場となる。
「あのときとはまたちょっと違うテーマになりますけど、今回はしっかり復帰戦を飾って、またいい東京ドームとして思い出に残したいですし、今回、またあのときのような大声援を皆さんからもらえたら、自分は持っている以上の力を出せるだろうから、明日はぜひよろしくお願いしますと伝えたいです。頑張ります」と意気込む。
メインの第7試合と第5試合の2つの世界タイトルマッチに挟まれた第6試合のセミファイナルでの登場に「セミではあるけど、セミではないと思っています。でもセミファイナルらしく、その仕事はしたいなと思っているので、東京ドームを自分なりに沸かせていきたいですね」と、同門の先輩のメインに繋げたいとした。
大橋ジムからは、井上尚弥、井上拓真、田中空、田中将吾も出場する。
「もちろん尚弥さん、拓真さんもすごくモチベーション高くて、すごくいい練習をされてましたし、それに影響を受けて、自分もしっかり仕上げることができたので、田中空、将吾のみんなで勝って、いい東京ドーム大会にしたいですね」と、チーム大橋ジム全員での勝利を誓った。
また、2日前には、同じK-1出身で交流の深い武尊(team VASILEUS)が引退試合となる、「ONEフライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦」でロッタン・ジットムアンノンから4度のダウンを奪い、5R TKO勝ちした試合を確認した。
武居は、「武尊選手の試合は、ほんとうに感動しましたし、元K-1ファイターとしてすごく勇気をもらえた、すごくいい試合でした。めちゃくちゃ感動しました。パワーをもらいました。続きます!」と、武尊の激闘から力を得て、続けて勝利したいと語った。
逆境から勝利し、有終の美を飾ったK-1の先輩・武尊に刺激を受け、武井は満員の東京ドームで復活を果たすか。