2026年4月29日(水・祝)東京・有明アリーナにて『ONE SAMURAI 1』(U-NEXT配信)が開催された。
第11試合のONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング3分3Rで対戦した、海人(TEAM F.O.D)とマラット・グレゴリアン(アルメニア)が試合後インタビューに答えた。
試合は序盤に圧力をかけて前に出ようとしたグレゴリアンに、海人が下がらず逆に前へ出て圧をかけグレゴリアンにロープを背負わせたが、グレゴリアンの右フックでダウン。立とうとするも足が動かず、1R1分51秒、グレゴリアンのKO勝ち。海人はプロ73戦目で初めてのKO負けとなった。
グレゴリアン「この試合は実現しなければならなかった」
――試合を終えての率直な感想を教えてください。
「試合に関してそんなに言うことはないです。なぜかというと試合の時間がとても短かったので。海人選手に関しては、彼が言っていた通り前には出てきたなという印象はありますけれども、彼を仕留めるのに時間はかからなかったです」
――相手選手と実際に戦った感想はどうでしょうか?
「海人とのこのやり取りは早く終わらせたかった。昨年終わらせられなかったことを、今日決着をつけられたことは良かったなと思っています。しかもこのフィニッシュの形で終われたっていうところは良かった。試合が短いのはありましたけれど、怪我なく終われたのがとにかく良かったと思っています」
――今後の目標や展望について教えてください。
「もちろんゴールは、(試合後に)タイトルショットをもらいましたけれども、チャンピオンになること。ONEでベルトを獲ることが目標です。相手がスーパーボンでも誰でもやることをやるだけです。タイトルマッチの日が待ちきれないです」
――最初に海人選手が、前に出てきたところで、グレゴリアン選手は海人選手に下がらされたのか、それとも自分から下がったのか、どちらでしょう?
「距離を取りたかったので、そういう意味で後ろに下がりました。近すぎると海人選手はヒザ蹴りもできるし、前蹴りもあるので。そういった意味で距離を取っていました」
――ロープに詰められてる間に海人選手に何か強い攻撃は受けましたか?
「いつも自分より体重の重い選手と練習をたくさんしているので、パワーみたいなところはほとんど感じませんでした。でも彼は凄くいいファイターでしたよ」
――試合が終わって、海人選手に対してはどのようなお気持ちがあるでしょうか。試合前は昨年のことに対する怒りがあったと思うんですけれども、今はどうでしょうか?
「前回は確かに試合ができなかったことで、こういう大きな団体で試合をしないという選択肢をしたことだったり、待ってるファンの人たちがいる中で彼がそういう選択したことに関して、 それに加えて自分のトレーニングキャンプも結果的に無駄になってしまったことに対して、凄いフラストレーションがありました。
今回の試合に向けて本当にきちんと準備をして、計量もきちんとパスをして、今回に関してはもう何もない。彼とは決着がついたと胸を張って言えます。この試合に関しては実現しなければならなかったと自分では思っています。ただ、最初の頃は彼に2回目のチャンスを与えるということに対して、自分はポジティブではなかったですけれども、日本で試合をやるんだったら受けると。日本のファンもいますし、日本のメディアの方もいますし、なのでこれは日本でやらなければならない試合だと思っていました。今日きちんと決着がつけられたので、これはもう終わりです」
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海人「必ずリベンジします。まずはそこまで行けるように」
――試合を終えての率直な感想をお伺いできますでしょうか?
「試合はあまり覚えてないです。また見直します」
――相手選手のイメージ等も覚えていない?
「そうですね。今のところ試合をした感覚がないので、はい」
――今後の目標や展望について教えていただければ。
「そこは変わらないです。今回で最後にします。この負けも、ダウンも、KOも全て含めて、もうこれが最後に必ずします。ここで必ず頂点に立つのは僕やって信じて、また走り続けます」
――プロキャリア初のKO負けになると思うんですけれども、そのことに関しては今どのように受け止めてますでしょうか?
「うーん…どうでしょうね。今は本当に感覚があまりないので、その事実がしっかり受け止めきれてないというか実感がないので。また見直した時にそういう実感も湧いてきて、思う気持ちもあると思うんですけれど、今ははっきり言って何が何か分かってないので、何とも言えないです」
――序盤はおそらくプラン通りに行ってたのではないかと思うんですけれど、そこの部分も覚えてない?
「そうですね。入場したところまでは覚えてるんですけれど、試合をした感覚は本当に今はないので」
――意識が戻ったのはどれぐらいのタイミングだったんですか?
「いや、意識はあるんですけれど、気づいたら床が見えてたっていう感じですね。“あれ?”っていう。なんで床なんやろって。終わった時にドクターの方と喋ったことは覚えてます。終わったんですか? っていう質問をしたのでそこは覚えてるんですけれど。床が見えたところからの記憶はあるんですけれども、それまでの記憶はないです」
――ダウンした後は、もう足がいうことをきかなかった?
「そうですね。なんでしょうね、なんか立てなかったですね」
――ONEの高い頂にこれからまだまだ挑戦して行くと思うんですが、グレゴリアン選手にはやり返さないと気が済まないと思っていますか?
「そうですね。負けたら必ずやり返さないとというのが僕の性格的にあるので。この舞台で何ひとつ結果を残せていないので、最初にやったシアサラニ選手にもグレゴリアン選手にも必ずリベンジします。そこまで行けるようにしっかり結果を出さないとなと思ってます」