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【RISE】“地球最強”決定トーナメントいよいよファイナル、準決勝で対戦する原口健飛「空気を読まずに俺がぶっ倒す」、YURA「全力で倒しに行く」

2026/04/27 19:04
 2026年6月6日(土)東京・EBARA WAVE ARENA(大田区総合体育館)にて開催される『RISE WORLD SERIES 2026』の記者会見が、4月27日(月)都内にて行われた。  今大会で、1年がかりで行われてきた「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」が、いよいよファイナル(準決勝・決勝)を迎える。RISEブロックの代表者を決める準決勝で対戦する、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)とYURA(ダイアタイガージム)が会見に出席。  原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントで優勝。2020年1月にRISEライト級王座に就き、2020年10月には「DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝。  2022年6月の『THE MATCH 2022』では山崎秀晃にTKO勝ち。2023年3月にはISKA世界王座を獲得。GLORYのランカーや推薦選手を次々と撃破し、2024年7月にGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルンとの3度目の対決に臨んだが判定負け。2024年12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」では1回戦でミゲール・トリンダーデに初回KO負けを喫したが、2025年3月にイ・ソンヒョンに判定勝ち。8月にRISE世界王者チャド・コリンズに挑戦も判定2-1で惜敗。2026年3月の準決勝では笠原弘希に判定勝ち。戦績は29勝(18KO)6敗1分。  YURAはK-1甲子園準優勝、第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段としてBreakingDown出場を選び、2023年5月から出場。2024年12月にトーナメントを制して初代BreakingDownフェザー級王者となった。RISEには2023年12月の『RISE WEST』から出場し、2024年10月には木村”ケルベロス”颯太をOFGマッチでKO、2025年3月には山口裕人もKO。準々決勝ではイ・ソンヒョンにTKO勝ちして準々決勝に進出した。プロ戦績は18勝(10KO)1敗。唯一の黒星は『雷神番外地』で朝久泰央に付けられたもの。 「ついに“地球最強”の65kgの王者が誕生するんじゃないかと思っております。この両者、私も予想がつかずワクワクしております。優勝賞金は1000万円、KO賞も出したい」と伊藤隆RISE代表。  YURAは「まず、このトーナメントでここまで勝ち残ってこられて、原口選手と戦うことになって凄くビックリしてるし、本当にここまで来たんだなと思うし。ワンデートーナメントなんですけれど、先を考えず本当にここをしっかり全力で勝ちにいけるように練習して頑張って、絶対勝つので皆さん応援よろしくお願いします」と必勝を宣言。  原口は「YURAくんと俺の新旧対決じゃないですけれど、そこが一番あるのかなと思います。YURAくんは知名度で選ばれたところはあるかもしれないけれど、実際ここまで生き残るっていうのは、全て実力だと思ってるので、めちゃくちゃ警戒して戦おうかなと思っています。YURAくんがこの4人の中に残ったのは凄く良かったと僕は思う。ソンヒョンだったとしても全員ペッチに負けてますし、誰ともやったことがないYURAくんとやることによって、いろいろな妄想とか想像が出来ると思う。俺自身も面白いなって思うけれど、そこは空気を読まずに俺がぶっ倒して、もう一度ミゲールかペッチとやって優勝したいと思います」とした。  1日2試合のワンデートーナメントについてYURAは「1日2試合するのが初めてなので、どんな感じか分からないんですけれど、怪我するとキツい戦いになってくると思うので、怪我をせずに勝ちたいと思います」、原口は「僕も先のことは考えなあかんけれど、まずはしっかりYURAくんを倒すことだけに集中して挑みたいと思います」と、それぞれ答える。  もう一方のGLORYブロックからは、ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)とミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)のどちらが勝ち上がってくると思うか、との質問にYURAは「ペッチ選手が前回勝っていると思うので、今回も同じ結果になるのかなと思います」、原口も「僕も同じくペッチが判定で勝ってくるかなと思いますね。ミゲールも成長してくるだろうと思うけれど、やっぱり相性もあるし、ペッチって毎試合成長してるから、そこが強みだと思うところですよね」と、両者ともペットパノムルンの決勝進出を予想した。  互いの印象と一番警戒したい技は、YURAが「何年か前まではめっちゃスピードといろいろな技もあってそういう選手だと思っていたんですけれど、今は身体が凄く大きくなっていてスピードとテクニックだけじゃなくて、パワーもめっちゃついてるなって思います。元々蹴りをめっちゃ警戒してたんですけれど、この前もパンチでダウン取ってたので、パンチも凄い。もう全部危ないと思います」と言えば、原口は「若さもありますけれど、恐怖心がない気持ちというか、勢いですよね。パンチも凄く上手いですけれど、パンチにもやっぱり恐怖心がないというか。あっさり何も考えてないから強いなと思う。そこがYURAくんの一番の魅力でもあるし、強さでもある。なんで、技というよりかはその気持ちをどうにかしたいと思いますね」とする。  新旧対決という意味で、下から追い上げてくる人間の挑戦を受けることに原口は「俺もトシを取ったなと思いますね(笑)。ほんまに俺もありましたからね、こういう時期。白鳥くんを白鳥狩りやと言った時もあったし。でも、その時は自分強かったので、YURAくんの気持ちも多少分かるし、やっぱり若さには勝てないですけれど、経験でしっかりとねじ伏せたい。YURAくんは凄くいい子なので、いい試合をしたいという想いが一番強いですね」という。  まだまだだぞということを知らしめるためにKOを狙うか、との質問には「KOかどうかは分からないですけれど、再戦しても勝てないなっていうぐらいの結果にはしたいなと思いますね。それが判定だろうがKOだろうが、とにかく警戒して戦います」と、圧倒的な差を付けて勝つと言い放った。  YURAは挑む側として、ここで世代交代劇を見せたいという気持ちについて「別に交代っていうアレはないんですけれど、原口選手ってRISEの顔だと思ってるので、とりあえず勝って並びたいですね」と肩を並べたいとし、そろそろRISEは俺の時代だと思ってないかと聞かれると「そうですね、思ってます。はい」と照れ笑いした。  原口に対しては胸を借りるという意識なのか、それとも勝算があって戦うのか、そのどちらかと問われると「本当にどっちもですね、どっちかというと、胸を借りるっていうのが一番大きいんですけれど、全力で倒しに行くっていう気持ちが本当にあります。倒すしか勝ち目はないと思っているので」と、倒しに行くと宣言。  逆に原口は、上から見て倒す意識なのか、それとも同じ土俵にいるっていう意識なのかと問われると「選手としての気持ちとしてはもう戦うので、しかもお互い生き残ってるわけなので立場としてはもちろん一緒って言いたいんですけれど、やっぱり僕もRISEでずっとやってきたっていう自負もあるし、そこは胸を貸すって言わないとカッコ悪い。しっかりそこは胸を貸すつもりで、ベテランの強さをしっかりと感じてもらいたいと思います」とした。  付け加えて「とにかくいい子なので、どちらが勝ってもRISEには明るい未来が待ってるんじゃないかなと思います」とも。  原口は、もし決勝がペットパノムルンになれば4度目の対決ということになるが「ペッチに勝ったとしてもチャド(コリンズ)やったりとか、ミゲールやったりとか、そういうの(再戦)も頭にあるので。とりあえずペッチを超えないと自分がやりたいことなんて出来ないので。4回目やけど、俺はあと合計7回ぐらいするつもりやから。4-3になるまでやるつもりなんですよ(笑)。7回目やるつもりやから。3回負けてるから勝ち越さんと無理でしょ。もしかしたらペッチもそういう気持ちがあったら、13回やる可能性もありますね(笑)。でもそれぐらいの気持ちではいます」と、勝ち越さないと気が済まないと笑った。  伊藤代表からは、トーナメントを勝ち上がるのに一番大事なのは気持ちであろうとの言葉があり、それ以外の部分でもう一つポイントは何か、との質問にYURAは「一番は本当に気持ちだと思うんですけれど、技術をねじ伏せるパワーが今は必要なのかなと思います」、原口は「ムズいですね。やっぱり運はいるんじゃないですか。ここまで来ると実力もみんな、ペッチがちょっと抜けてる部分はあると思うんですけれど、ペッチもどうなるか分からんですからね。その日たまたま大怪我する可能性もあるし、それぐらいの4人なので運も必要ですよね。その運を手繰り寄せるのも一つの実力だと思う」と答えた。
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