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【RISE】バンタム級で激突の大﨑一貴と那須川龍心「これを乗り越えるのが自分であり那須川。またキックボクシングを変えようと思う」(那須川)「格の違いを見せつける」(大﨑)

2026/04/27 17:04
 2026年6月6日(土)東京・EBARA WAVE ARENA(大田区総合体育館)にて開催される『RISE WORLD SERIES 2026』の記者会見が、4月27日(月)都内にて行われた。  前日の『RISE 197』のリング上で発表されたSuperFight!バンタム級(-55kg)3分3Rで対戦する、RISE世界スーパーフライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)とRISEスーパーフライ級王者・那須川龍心(TEAM TEPPEN)が改めて会見に登壇。  大﨑は2020年2月からRISEに参戦し、9月に田丸辰を破ってスーパーフライ級王座を奪取。2022年10月には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者・風音に判定勝ちして53kg最強を証明した。2023年4月、ISKA世界王座決定戦でKO勝ちし、念願の世界王者となったが、2023年7月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では準決勝で田丸辰に判定2-0で敗れ、19連勝がストップ。  2024年3月にはジラリー・キャルービーを破り、ISKAオリエンタルルール世界フライ級王座の初防衛に成功。6月には政所仁の挑戦を退けてRISE王座2度目の防衛に成功し、世界王座へ向けてタイトル返上。2025年5月、初代RISE世界スーパーフライ級王座決定戦でコーリー・ニコルソンを5RでKOし、念願の世界王座に就いた。7連勝で12月にラジャダムナン王座に挑んだが、ジャルンスックに判定負け。戦績は49勝(25KO)7敗2分1無効試合。  那須川はアマチュア大会で数々の優勝を経て、2022年4月のRISEでプロデビュー。2戦目で6月の『THE MATCH 2022』でK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星を喫したが、フライ級に階級を下げると3連勝。2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」の準決勝で塚本望夢に判定で敗れるも、その後は6連勝。2024年6月には塚本へのリベンジを果たした。また、2023年大晦日の『RIZIN』でMMAに初挑戦し、シン・ジョンミンにパウンドでTKO勝ち。  2024年11月、数島大陸を初回KOで破り、RISEフライ級王座を奪取。2025年3月にクマンドーイをも2RでKOし、6月にはハマダ・アズマニに圧勝してISKA K-1ルール世界ストロー級(-51.5)王座に就き階級を上げることを宣言。8月にスーパーフライ級で1位の政所仁を破り、10月には『GOAT』でチャラームダムを1RでKOした。2026年3月、長谷川海翔をKOしてRISEスーパーフライ級王座を獲得し2階級制覇。15連勝と破竹の快進撃中。戦績は17勝(9KO)2敗。  最初に伊藤隆RISE代表より、53kgの王者同士がなぜ55kgで戦うのか、との疑問の声に経緯を説明。 「元々は、那須川龍心は花岡竜とやらせる予定でした。龍心陣営も体重を合わせるという状況だったんですが、花岡からやらないという返事をもらいました(理由については花岡のプライベートに関することなので言えないという)。その中でマッチメイクでいろいろ考えてる中、大﨑一貴サイドから龍心とやりたいと言われて。その中で体重も考えました。53kgなのか54kgなのか55kgなのかと。いろいろ考えてるうちに、両者(9月に開幕を予定している55kgのWORLD SERIES)トーナメントに出るということで55kgで合意したという経緯であります」  那須川は「53kgのチャンピオンになって初っ端で自分の階級の大ボスとやらせるかと。51.5kgを獲ってからもいきなりクマンドーイとやらされたりとか、RISEは俺に負けてほしいのかなと思って(笑)。酷なマッチメイクが続くんですけれど、これを乗り越えるのが自分だと思うし、那須川だと思うので、ここを乗り越えて、またキックボクシングを変えようと思います」との意気込み。  大﨑は「前回年末からの復帰戦ということで、試合が盛り上がるなら日本人かなという想いがあって。やるなら花岡選手か龍心選手かと思ってたんですけれど、花岡選手は55kgに上げちゃったので53kgで龍心選手と僕の中で思ってたんですけれど、55kgのトーナメントがあるということで、龍心選手がそれに出ると。僕は正直55kgに上げる予定はないんですが、今回は55kgで試合が決まりました。決まったからには世界王者として勝たないといけないですし、勢いがある龍心選手ですけれど、格の違いを見せつける試合にしますので、楽しみにしておいてください」と話した。  互いの最近の試合をどのように評価しているか、との質問に那須川は「ルールも構えもまた違うので何とも言えないんですけれど、自分が一番苦手とするタイプの1人の選手なのかなっていうのはありますね。1Rからガンガン来ますし、戦車みたいな選手ですね」、大﨑は「勢いがあって、スピードもありますし、ここっていう時で倒せるだけの技もあります。そういった部分は警戒しないといけない。全然油断はできない相手です」と、それぞれ評した。  どんな部分が苦手だと思うのかと聞かれた那須川は、「ガンガン前に来るじゃないですか。自分はどちらかと言ったらお互い距離を取ってとか、そっちの方がやりやすいと思いますし、そういう展開が好きなので。本当にガンガン来るので、それは嫌だなと思います」と答え、大﨑も「僕のスタイルでもあるので、そこは変えずにガンガン行こうとは思っています」と、その通りに行くとする。  弟の孔稀が志朗を破り、RISE世界王者になったことについては「兄としてもそうですし、1選手から見ても、あの試合は凄いなと思いました。それで刺激も受けました。あの試合で兄弟で世界王者になったんですけれど、並ばれちゃったので、僕がもう一歩先に行くために、刺激も受けて逆に孔稀に“どうだ!”っていう試合を見せたいと思っています」と、兄の威厳も見せるとした。  55kgの自分は53kgとどう変わってくると思うか、との問いに那須川は「自分は53kgに上げたばっかりなので、55kgは適正ではないと思いますし、53kgでもちっちゃい方なので何とも言えないんですけれど、ずっと地道にやっているウエイトトレーニングが実を結んでくれればいいなと思っています」と、現時点では何とも言えないという。  大﨑は「僕も55kgの体格ではないとは自分では思っていて、53kgがベストだとは思っています。でも、その53kgの中でもパワーはある方だと思っているので、そういったところが55kgになった時に上がってくるのかなというような感じです」と、パワーがさらに増すのではないかと予想した。  もしここで勝ってトーナメントに出ることになれば、兄弟対決が実現するかもしれないが、との質問に大﨑は「とりあえず今は那須川選手との試合に集中していますし、しないといけない相手だと思ってるので、勝った後にどうするかっていうのはしっかり考えるという形になるかなと思います」という。  ということは、もし勝ったとしてもトーナメントには出ない可能性もあるのかと問われると「分からないです。それはしっかり考えないといけないと思っています」と微妙な回答。那須川は「それアリなのかなと。ちょっとズルくないかと思っちゃいましたけれど、自分が勝てば大丈夫なので。本当に勝ちに行く、倒しに行こうと思いますね」と、その心配は無用とした。  現時点で自分が上回っている部分はどこか、との質問に那須川は「スピードだったり正確さだったり。パワーとか身体の強さとか、そういう部分は大﨑選手の方が1枚も2枚も上手なのかなっていうのはあるんですけれど、そこを凌駕するスピードだったりタイミングだったり、そういうところを見極め、そこが勝てるのかなと思っています」、大﨑は「2人とも左フックが得意なので、そこは負けてないかなと思います」とする。  また、今回花岡戦が実現しなかったことに那須川は「今ここでやるのがベストなのかなっていうのはあったんですけれど、向こうからしたらそれがベストじゃないと思ったようなので。自分もあまり興味がなくなってきましたね」との感想。  花岡について伊藤代表は「6月以降に参戦を決めてますし、まだ相手の調整だけであってトーナメント出場候補メンバーには入っています」とし、トーナメントに出るようなら大﨑と那須川のどちらかと対戦する可能性はあるとした。  なお、同大会は今週中に全てのカードが発表される予定。参戦予定選手には宇佐美秀メイソン(team VASILEUS)、安本晴翔(橋本道場)、チャド・コリンズ(オーストラリア)、麻火佑太郎(PHOENIX)が候補として挙がった。
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