キックボクシング
インタビュー

【RISE】第9代ライト級王座決定戦を争う奥山雅仁「最後は3Rか4R辺りで僕が畳み掛ける展開かなと思う」vs.塩川琉斗「奥山選手は“純RISE”じゃなくて外から来た人間。チャンピオンには僕がなるべき」

2026/04/24 13:04

塩川「完璧な試合をブラさずにやっていきたい」


――試合まで2週間ちょっとありますが、タイトルマッチへの心境を教えていただけますか?

「やっとここまで来れて嬉しいし、早くチャンピオンになりたいなという気持ちです」

――塩川選手からすると、タイトルマッチがいよいよ来たなという感じですか?

「『いよいよチャンピオンになれるのか』とか『やっと王座決定戦に挑める』っていう感じですね」

――ここまできた道程は順調でしたか?それともプロを始めた頃のイメージとは離れていましたか?

「全然離れていますね。まずデビューから3連敗したのもそうですし、そこから勝ち続けていったけど1年に1回か2回くらいしか試合ができなかったり。もう王座決定戦に挑めるだろうと思っていても、去年の-61.5kg世界トーナメントがあって、チャンピオンの中村寛選手がタイトルマッチできない状況だったりもあって、やっと王座決定戦ができるなという感じです」

――念願だったRISEのベルトという部分でも思いが強いですか?

「やっと挑戦できるなって感じです」

――塩川選手は、アマチュア時代からStand upやNovaっていう形でブレずにRISEでやって来られているじゃないですか。その塩川選手のRISEに対する思いというのが何かあれば聞かせていただきたいです。

「日本ではK-1とかもあったんですけど、やっぱりプロアマを通してRISEが1番レベルが高いなって思ったので、それなら国内でやるならRISEだなとアマチュアの時から決めていました」

――現在は選手として上がるリングの選択肢が多い中で、ブレることなくRISEでやっていこうという思いが強かったんですか?

「RISEが1番だと思っているので、そこをブラさずにやっていこうと思いました。K-1だったりNEXUSだったりKNOCK OUTだったり色々あったんですけど、中村寛を倒したいっていう思いがあったので、今は王座を返上してしまったんですけど、“RISEのライト級を獲る”っていう目標はブレずにここまでやってきたので、やっと挑めて嬉しいです」


――その王座決定戦の相手が奥山雅仁選手になりましたけど、奥山選手の印象は何かありますか?

「奥山選手は元々違う団体で戦っていて、RISEに参戦してきたのもここ数年じゃないですか。なので僕からしたら“純RISE”じゃなくて外から来た人間なので、チャンピオンには僕がなるべき人間だなと思っています」

――選手としての印象はどうですか?

「選手としてはCKCも獲ってるし、S・BATTLEのベルトも持っているし、年も同じくらいで良い選手だなと思っています」

――塩川選手が年下の選手と戦うのって珍しくないですか?

「そうですね。ずっと年上のベテラン選手と戦ってきたので」

――年の差は1つくらいしか違わないと思うんですけど、お互いにRISEを盛り上げていこうという思いはありますか?

「はい。年下なんですけど戦績とかは向こうの方が上で、歴で言ったら先輩なんですよね。僕の1個下なのでそこの年に関してはあまり思ってないですけど、これから一緒にRISEを盛り上げていけたらなっていう気持ちはあります」

――そういう思いもあって今SNSではお互いに掛け合いをしているじゃないですか。塩川選手的には奥山選手が物足りないというか、もっと来いよっていう思いもあるんですか?

「そうですね。自分で『#RISE盛り上げ実行委員』をタグ付けしてやっているので、もうちょっと言ってきてもいいのになって、もっと返してこいよみたいなのはあります(笑)」


――もっとさらけ出してほしいと。

「そこはもうエンタメだろみたいな。あんなに踊ってる動画を出しているのに、そこはエンタメ強くいけよみたいに思いますね」

――塩川選手の投稿では「チャンピオンになるまで◯日」ってカウントダウンをやっているじゃないですか。あれは何で始めようと思ったんですか?

「インスタは練習後とかに毎日写真をあげているんですけど、Xはどう動かしていいかって言うのが分からなくて。とりあえずできることをやってみようと思って、日記感覚で短くていいから毎日やろうと始めて、ちょうど50日で区切りが良かったので地味ですけど毎日頑張っています」

――毎日投稿するのには慣れてきましたか?

「1日あったことを日記みたいに書いているだけなので、全然苦でもないしちょっと習慣になってきていますね」

――逆にチャンピオンになったら「チャンピオンになって1日目」みたいな感じで毎日投稿していくのはどうですか?

「それもありですね(笑)」

――塩川選手が思う理想のチャンピオン像とか、こういう風にRISEを引っ張っていきたいという思いはありますか?

「チャンピオンになったら発言権がある・ないっていうのはおかしいですけど、多少はチャンピオンとして説得力が出てくると思うので、本当にRISEが好きで1本でやってきたので良いも悪いも発言していきたいと思っています。RISEの理想のチャンピオン像は“誰にも負けない強い圧倒的な王者”だと思うので、そこの強さの追求はしていきたいですし、RISEを世界一にするには自分が強くなって色んな強い選手を倒すことだと思うので、そこはブレずに強さを追求して圧倒的な王者で居続けたいと思います」

――その先には先ほども名前が出ていた中村寛選手だったり、対世界という部分も見据えていきたいと思っていますか?

「理想は-62.5kgの世界ベルトを作ってもらいたいです。中村寛選手は今-61.5kgで限定してやっていますけど、やっぱり-62.5kgで中村選手と戦ってちゃんと世界一になりたいです。中村選手が階級を下げているとはいえ僕らの階級のトップだと思うので、そこはしっかり倒したいなという気持ちがあります」


――そのためにはまず目の前のタイトルを獲らなければいけないですね。

「タイトルマッチでしっかり勝って、その後に発言していきたいなと思っています」

――否が応でも毎回言われてると思うのですが、試合内容は会見でも仰っていましたが「倒せれば倒すし、いけなければ完封する」というスタイルを突き詰めていく感じですか?

「ファイトスタイルをブラす気はないです。KOを狙っていないのかと言われたらそうではなくて、常に狙っているけど相手も強い選手なので、100%%倒せるとは限らないからまずは自分が勝つことに徹して、相手が来て倒せたら倒すっていう完璧な試合をブラさずにやっていきたいです」

――これから初めて塩川選手に注目するファンの方は、今回の試合でどんな所に注目したら試合をより楽しめますか?

「僕はキックボクシングを追求しているつもりなので、パンチもできるし蹴りもできるからキックボクシングをちゃんとしているんですよ。皆んな蹴りやパンチに偏ったりで、RISEだと特にパンチで打ち合う選手が多くてほぼボクシングみたいな感じになるじゃないですか。RISEはキックボクシングだからキックボクシングの完成形を目指したいと思っているし、そのキックボクシングがこういうものだよっていうのを見せたいです」

――ということはルールの中にある全ての技術を極めていくっていうイメージですか?

「そうですね。パンチも蹴りもできてワンキャッチ・ワンアタックのRISEルールもできるっていう、全てを極限まで上げたいなと思っています」

――最後にいつも応援してくれるファンの皆さまにメッセージをお願いします。

「いつも応援ありがとうございます。やっとタイトルマッチを組んでもらうことができました。ここをしっかり勝ちきってこれからもっと上を目指していきたいので、これからも応援をよろしくお願いします」

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