中村寛が返上したライト級王座を争う奥山(左)と塩川(C)RISE
2026年4月26日(日)東京・後楽園ホール『RISE 197』にて、中村寛が返上したRISEライト級(-62.5kg)王座を争う同級1位・奥山雅仁(OISHI GYM)と同級3位・塩川琉斗(TOP STAR GYM)のインタビューが主催者を通じて届いた。

奥山は名古屋の名門OISHI GYMの新鋭で、柔道出身。2024年2月の『ONE Friday Fights』でロシアのテミルラン・ベクムルザエフに敗れるも、その後は6連勝。2025年8月のONE FFではモロッコのジェンギズ・ラーレにTKO勝ち。11月のRISEで当時1位の髙橋聖人を破った。戦績は16勝(6KO)4敗。
塩川はフルコンタクト空手をバックボーンに持ち、足技を得意とする。デビューから3連敗を喫したが、その後は格上の山畑雄摩、北井智大らに連戦連勝。2025年10月には伊藤澄哉をも破り、タイトル戦線に躍り出た。現在8連勝中で戦績は8勝(1KO)3敗。得意技は“マッハ蹴り”。
奥山「大﨑兄弟に続いて僕が3本目のベルトを獲る」

――まず最初に聞かないといけないのは、「もっこりダンス」が話題になっていますね。
「あそこまでバズるとは思っていなくてびっくりです(笑)」
――人によっては謎のもっこりダンスっていう風に言われていますが、反響はどうですか?
「やった甲斐があったと感じるので嬉しいですね」
――良い意味で新しいファンを獲得したんじゃないかという予想もありますがいかがですか?
「結構メッセージも来ているので良かったのかなと(笑)」
――そちら系の方からもメッセージが来ているんですか?
「そうですね。元々インスタのDMでもすごい来ますし、あとびっくりしたのがXの方で楽しんごさんがいいねしてくれていて、それにびっくりしました」

――ではいわゆる新宿2丁目系の方々にもこれからどんどんアピールしていくことになりますか?
「試合に来てくれたりとかもあるかもしれないのでアピールはしたいですね」
――ちなみにこれは誰の発案でやるようになったんですか?
「最初はRISE FireBall NAGOYAで僕がやろうと思ってやり始めて、それが本当にバズり始めてRISEを巻き込んでやろうという話になりました」
――キックボクシングや自分を世の中にアピールするために、SNSを駆使してこのようなパフォーマンスを繰り広げる事についてはどう思いますか?
「今はSNSを頑張らなければいけないっていう時代ではあるので、こうなるとは思ってなかったんですけど、注目してもらえているっていう面では本当に嬉しいです」
――ご兄弟の反響はいかがですか?
「キモイなって言われました(笑)」
――兄弟のどなたから言われたんですか?
「キモイっていうのは姉からも言われましたし、お兄ちゃん(SBの奥山貴大)にはお前のための試合なんだからやり切れよって言われました(笑)」
――お兄さんは勝負師ですね。
「最初これをやり始めた時は、何やっとんのお前って感じだったんですけど、今回バズり方がすごかったのでもう1回やったら良いんじゃないかみたいな感じでした」

――この流れで初のタイトル戦を迎えるわけですが、試合までのカウントダウンが進んでいる今の心境はいかがですか?
「ワクワクが止まらないというか、本当に試合が楽しみでしょうがないです」
――初の5Rになりますけど、そこについてはいかがですか?
「5Rを戦ったことがないので未知の世界にはなるんですけど、走り込みも追い込みも凄いやっているので、そこは大丈夫かなと思います」
――先日、OISHI GYMの大先輩である大﨑孔稀選手が世界タイトルを獲りましたけど、その流れで自分も獲りたいという気持ちはありますか?
「ジムとしても士気が高まっている時で、大﨑兄弟に続いて僕が3本目のベルトを獲るという気持ちでやっているので絶対に獲ります」
――一緒に練習している仲間として、大﨑孔稀選手の最大の勝因というのはどのように分析されていますか?
「代表の作戦というか、それが本当に上手くはまっていたというのと、孔稀くん自身の作戦遂行能力とか気持ちも全て含めて、孔稀くんが強かったなという感じです」
――志朗選手から王座を奪取した時の大﨑孔稀選手は、全身から血が漲っているような感じがしたんですけど、今回奥山選手もそんな感じでリングに登場する感じになりますか?
「今も気持ちを高めているので孔稀くんみたいにというか、今まで以上の感じでリングの上に立てると思うので楽しみにしておいてほしいです」
「蹴り技が多いっていうのと後ろに下がりながら戦うのが得意なのかなっていうのもあるので、上手く距離を潰していつも通りに戦えば勝てる相手だと思っているので負ける気はしないですね」
――過去に練習やアマチュア時代などに塩川選手との接点はありましたか?
「一度もないです」
――そうするとこの間の会見でやり合ったのが初めてのコンタクトになるんですね。
「この前が初めてですね。いつかやるだろうと思っていたので、このタイミングでやる時が来たなって感じです」
――この間の会見では口でお互いに攻撃しあっていましたけど、その時の印象はいかがでしたか?
「なんと言うか、嫌いだなって感じです(笑)」
「あんまり好きなタイプじゃないなって感じがしました。でも意外と良いやつなのかなっていう所もあったりはするんですけど、でも好きじゃないです」
――この試合はどの辺りでクライマックスが訪れると予想していますか?
「1R目から倒しにいくので、最後は3か4R目辺りで僕が畳み掛ける展開かなと思います」
――現在はタイトルマッチのために大好きなスイーツなども全て我慢して調整している感じですか?
「僕、3年連続で4月大会に出ているので、花見の時期ですけどそういう楽しい行事ごとも我慢していて、ほぼ毎日甘いものを食べたりしていたんですけどそれも我慢して、ただ試合に向けて頑張っています」
――タイトルを奪取したらまず何を食べたいですか?
「プロフィールに書いてある通り、クレープとシュークリームがすごく好きなので、両手に花じゃないけどクレープを2個持って食ってやろうと思っています」
――チャンピオンベルトを持って2丁目に乗り込むプランはないですか?
「それもありですね(笑)」
――1人で乗り込みますか?
「そうですね、小野さん(RISE)と一緒に行きます(笑)」

――RISEライト級といえば、世界トーナメントで優勝した中村寛選手の存在を抜きには語れないと思うんですけど、今の中村選手は奥山選手から見てどのような存在に映っていますか?
「めちゃくちゃやりたいという願望は全然なかったんですけど、ここまで注目されて結果を残してきているので、そこに勝たないとRISEのライト級を語れないなのですが、とりあえずそこは抜きで今回はタイトルをしっかり獲るってことに集中しています」
――今回初めてタイトルマッチをやるにあたって、昨年ONEのリングに上がったことは大きな経験になっていますか?
「そうですね。2回目だったんですけど、海外での試合を通して一皮二皮剥けたかなっていう感じがします」
――試合の流れとして逆転だったじゃないですか。アウェーという舞台でああいう試合を演ずることができたというのは大きな自信に繋がったんじゃないですか?
「自分でもあんな勝ち方ができると思っていなかったので、ああいう勝ち方もできるっていうのがすごく自信になりましたし、それに続いて11月の髙橋選手との試合も圧倒して勝てたので、気持ちの面では誰にも負けないと思います」
――去年よりもさらにバージョンアップした奥山選手が見れそうですか?
「SNSのバズり方を見てもらうと分かる通り、すごいバージョンアップしているので楽しみにしていてほしいです」
――モデル事務所の方にも所属されていると思いますけど、仕事の方は結構舞い込んできているんじゃないですか?
「モデルに関しては全然仕事はしていないので、これからそういう仕事もベルトを獲った事によって増えていったら良いなと思っています」
――RISEでは白鳥選手という、芸能方面でも活躍する大先輩がいますけど、見習いたい部分はありますか?
「見習いたいというか、白鳥選手は女性ファンしかいないので。僕は女性ファンと男性ファンの両方がいて、そこはRISEの中では僕が1番だと思っているので、ベルトを獲ってそういうところにも挑戦はしていきたいです」
――女性ファンも男性ファンも両取りしますか?
「そうですね。そこは白鳥選手には負けていないかなと思います」
――最後に今大会の抱負をお願いします。
「OISHI GYMの奥山雅仁です。今回ライト級のタイトルマッチという事で、ずっと追い込んでいるので試合に向けて気持ちも高まっていますし、すごいワクワクしているので、4月26日は僕が勝ってベルトを巻くので楽しみにしていてほしいです。応援よろしくお願いします」





