上野「心理戦でもしっかり勝ちに行きたい」

上野は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。2025年6月にRIZIN北海道大会で当時RISEフェザー級8位の山川賢誠に勝利し、12月にはKNOCK OUTの小森玲哉に判定勝ちと現在まで7勝(4KO)無敗と快進撃を続けている。
──前回の試合は昨年12月の小森玲哉戦でした。あの試合を今振り返ると?
「1R、いい形でダウンを取れたんですけど、その後はK-1 GROUPで初めての判定になって。そこまでは全部KOで勝てていたんですけど、3Rフルに闘って、いい経験が積めたなという感覚です」
──後半、追い上げられた感がありましたが。
「そうですね。3Rの最後あたりは、そうかなと。それ以外は自分が流れを掴んでいたと思うので、最後は課題ですね。12月からここまではそこを意識してずっとやってきたので、本当にいい経験を積めたなと思っています」
──今回は目黒翔大選手が相手ですが、どんな印象ですか?
「今、国内10連勝でBigbangのチャンピオンという、本当実績もある選手なので、ここで勝てばタイトルも見えてくると思います。もう準備も対策もバッチリなので、試合ではレベルが違うというところを見せたいですね」
──目黒選手のファイトスタイルや技などについてはどう思っていますか?
「自分はほとんどの試合でダウンを取ったり、KO率も高いんですけど、逆に目黒選手は勝ってる試合も判定が多くて、ここ何試合か連続で延長で勝ったりしてるじゃないですか。KO勝ちもダウンも少なくて、自分とは真逆の選手だと思うので、僕はKrushらしく倒しに行こうと思っています」
──逆に言うと、粘り強い闘い方をする選手でもあると思うんですが。
「自分も、気持ちの部分では絶対負けないつもりなので、逆に相手の気持ちをしっかり折りに行って、心理戦でもしっかり勝ちに行きたいと思っています」
──ここまでのプロキャリアでは負けなしの連勝ですが、逆に連勝が続くことでのプレッシャーみたいなものはないですか?
「プレッシャーも多少はあると思うんですけど、全部の試合を挑戦者の気持ちで闘っているので。ただ、下の選手と闘っているわけじゃないですからね。負けられないというプレッシャーよりは、挑戦者の気持ちで絶対勝つというメンタルでやれていて、勝ちたいという気持ちが本当に大きいので、そこまで感じないですね」
──今回はお兄さんの上野空大選手と同じ大会への出場ですが、2人揃って出る時は気持ちも違いますか?
「そうですね、デビュー戦の時とRIZINに出た時に続いて3回目なんですけど、一緒に戦いに行く感じで心強いです。先に自分が必ず勝って、兄にいい形でバトンをつなげられたらなと思っています」
──ただ、セコンド陣は大変ですよね。
「そうなんですよね(笑)。アップとか準備は大変なんですけど、勝った時の喜びは何倍もうれしいので」
──先ほども少し出ましたが、そろそろタイトルが見えてくるかなという状況ですね。
「そうですね。目黒選手はKO負けをしたことがないと聞いているので、ここでKOすれば、言う資格もあると思います。早ければ次戦でも、自分はチャンスがあれば」
──では最後に、改めてこの試合への“決意”をいただけますか?
「5月2日、ゴールデンウィークに、上野兄弟が揃ってKrushで格上と言われている選手に挑戦するので、お互い必ず勝って、最高の一日にしたいと思います。そして自分は、KOされたことのない目黒選手をKOして、タイトルに挑戦したいです」




