ついに激突する藤原とカナ。スピード&テクニックの藤原か、パワー&手数のカナか(C)BOM
2026年4月5日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM 50』(U-NEXT配信)の前日計量が、4日(土)横浜市内にて14:00より行われた。
第10試合の-47.62kg契約OFGムエタイ3分3Rで対戦する、藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)は47.34kg、カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)は47.36kgでそれぞれパス。

藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。2023年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。
2024年6月にはタイ・カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、『BOM』『RWS JAPAN』『RWS』『ムエローク』で勝ち進み、2025年8月の『RWS』でシャダー・サイヤーンムエタイにTKO勝ちすると、10月の『BOM』でWBCムエタイ世界王座を獲得した。2月にONE FFに初参戦すると、初のオープンフィンガーグローブムエタイでカティに圧勝し、17連勝を飾った。

カナはアマチュアで5つのタイトルを獲得し、2022年12月、タイでのプロデビュー戦でIMSA初代ピン級王座を獲得。2戦目でミネルヴァ認定ピン級王者の撫子、4戦目でJ-GIRLS&WMC日本の2冠王MIREYを破るという快進撃を続け、2024年3月にはタイの『RWS』に初参戦で勝利を得た。2024年7月、パヤーフォンに挑むも初黒星。
高校卒業後の2025年4月、韓国での再起戦を5R判定で勝利で飾ると、6月にはラジャダムナンスタジアム『FAIRTEX FIGHT』で初回KO勝ち。8月、2度目の『RWS』に挑んだがペットサイパーンに判定で敗れ、10月にペットサイパーンとのダイレクトリマッチに臨んだがドローとなった。3月には福岡の『KPKB』にて、初のキックボクシングルールでKPKBインターナショナル女子ミニマム級(48kg)王座を獲得。
注目の女子対決を迎える藤原は「調子はバッチリです。一度OFGムエタイをして今回もOFGで、求められていることは倒すことなので、しっかりフィニッシュできるように仕上げてきました。前回のONE FFの試合を観た周りのみんなから『あんなスタイル初めてみた!』と好評でした(笑)。アドレナリン全開でめちゃ楽しくて、負けん気が出てましたかね(笑)。OFGの方が向いているのかもしれないですね」と、OFGムエタイ戦に自信を持った様子。

カナについては「相手は首相撲も上手でタイでの試合も経験があって、ムエタイでしっかり戦ってくるタイプなので、ムエタイ同士の戦いになると思います」と評し、「ここで勝って、ONE FFやONE SAMURAIにも参戦したいので圧倒して勝ちます」と意気込む。
一方、カナは「相手の出方を待つムエタイの戦い方をしたら負けると思うので、自分の勝率を高める練習をしてきました。相手はONE FFで勝利してますし、技術力、パンチ力もあるオールラウンダーでなんでもできる選手。オープンフィンガーグローブに対する怖さは特にないです」と、対策練習は積んできたとする。
「今の女子ムエタイで一番強い選手なので、ここで勝って次にどうつなげたいという明確な目標はないですけれど、勝つことで先につながると思うので勝利することに集中したいと思います」と、この一戦に集中して藤原に勝つと話した。
WBCムエタイジャパンの日本ランキングで、藤原は王者、カナは2位。1位の伊藤紗弥は藤原と同門のため、この戦いは国内女子頂上決定戦といえるだろう。



