K-1 WORLD MAX 2026 in Bucharest2026年4月4日(土)ルーマニア・Sala Polivalenta Arena
▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・決勝戦 3分3R延長1R×ヴィタリー・マテイ(モルドバ)判定0-3 ※30-27、29-28×2〇セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ)※アダムチャックが優勝。
「K-1 WORLD MAX 2026」-70kgルーマニア予選トーナメントの決勝戦は、優勝候補のアダムチャックとマテイで争われた。
アダムチャックは幼い頃からキックボクシング、ムエタイ、サンボなどの格闘技を経験。近年はオランダの名門マイクスジムで練習を重ね、強烈なローキックを得意とするサウスポー。2015年6月の『GLORY 22』では一階級上のライト級であのマラット・グレゴリアンに判定勝ち。2015年11月には適正階級のフェザー級に戻し、GLORY2戦目にして第2代GLORYフェザー級王座に就いた。
同タイトルは翌年7月の初防衛戦で失ったが、2018年のGLORYフェザー級コンテンダートーナメントでは優勝を果たしている。また、2015年にはK-1に初来日し、秋元和也に判定勝ちしている。その後もGLORYを主戦場にして、2019年にはエイブラハム・ヴィダレスをTKOで下した。2022年12月には原口健飛と戦い、判定までもつれている。36歳。
マテイはKOK世界ライト級(-71kg)王者、FEA世界ライト級(-71kg)王者で、戦績は35勝(17KO)21敗。40歳。
1R、アダムチャックは準々決勝・準決勝とは変わって前後にステップを踏み、前に出てくるマテイに左ローを蹴る。ステップで回り込むアダムチャックに右ローを蹴ると、アダムチャックはバックハンドブロー。軽快なステップで回り込むアダムチャックをマテイが追っていき、アダムチャックは左の蹴りを出す。
2Rもステップで回り込むアダムチャックをマテイが追っていく展開。マテイは右ボディストレート、右ロー。アダムチャックは左インカーフ、ワンツーを出すが、マテイに手を出させてかわすことに集中している様子。笑顔を浮かべて回り込み、マテイのパンチをかわすアダムチャック。しかし、マテイの左右ボディをもらい手数も少ない。
3R、前に出てくるマテイにバックハンドブローを狙うアダムチャック。左インカーフ、左ローを蹴るアダムチャックにマテイは右ボディストレート、右フック。アダムチャックはクリンチも多い。マテイの右ミドル、左ボディを被弾するアダムチャックはバックハンドブローも不発。マテイが左右ボディ、左フック。アダムチャックはクリンチ連発。残り10秒でマテイがラッシュを仕掛けて試合を終えた。
しかし、判定は3-0でアダムチャックが勝利。ヒッ&アウェーが評価されたのか。9月12日(土)東京・国立競場第二体育館で開催の『K-1 WORLD MAX 2026』のFINAL16出場権を獲得した。
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▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・準決勝(2) 3分3R延長1R〇セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ)TKO 2R 2分20秒×アルベルト・エナケ(ルーマニア)※アダムチャックが準決勝へ進出。
1R、前に出るエナケにアダムチャックは後ろ廻し蹴りもこれは不発。アダムチャックが左ロー、エナケはジャブを突いて右ハイを蹴るとアダムチャックも左ハイを蹴り返す。右インカーフから左ローを蹴るエナケが圧をかけ続け、アダムチャックはロープを背にして回り込む。右インカーフのエナケに左ヒザを突き刺すアダムチャック。エナケの右フックにバックハンドブローを返すアダムチャックだが、エナケは「ヒジが当たったぞ」とアピール。
2R、右インカーフを蹴って前に出るエナケ。アダムチャックは潜り込むようにして左右のボディ。接近すると左ヒザ、左ローも蹴る。その左ローに大きく足が上がるエナケ。左ボディと左ローで攻めるアダムチャックに、エナケは左ローが効いた素振りを見せてしまい、すかさずアダムチャックがラッシュを仕掛ける。
左ロー、ワンツー、左右フック、左右ボディと攻撃を散らし、最後は左ローでダウンを奪う。エナケは立ち上がることが出来ず、アダムチャックが準々決勝に続いてKO勝ちを収めた。
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▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・準決勝(1)3分3R延長1R×マレク・ペルシス(ラトビア)TKO 1R 1分50秒〇ヴィタリー・マテイ(モルドバ)
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▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・準々決勝(4)3分3R延長1R〇アルベルト・エナケ(ルーマニア)TKO 2R 1分06秒×ユルドゥルム・オグズ(トルコ)※エナケが準決勝へ進出。
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▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・準々決勝(3) 3分3R延長1R×アンドレイ・ヴァルガ(ルーマニア)TKO 1R 2分30秒 ※2ノックダウン〇セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ)※アダムチャックが準決勝へ進出。
1R、サウスポーのアダムチャックに左ローを蹴っていくヴァルガは左右フックにつなげる。アダムチャックも強い左ローを返して左右ボディ。アダムチャックが左ボディを打ち込むと、ヴァルガはアダムチャックに背を向けて歩いていく。レフェリーがファイトを促しても歩き続けたため、ダウンが宣告された。
再開後、左右フック、ヒザ蹴りで前へ出るヴァルガにアダムチャックは左ローから左右ボディ。アダムチャックの左ミドルにヴァルガが左フックを合わせる。勢いに乗るヴァルガは、アダムチャックがヒザを突き刺すと左右フック。しかし、もう一度アダムチャックが左ヒザを突き刺すと背中を向けてしまって座り込み、ダウンが宣告される。
2ノックダウンにより、アダムチャックのTKO勝ちとなった。
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▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・準々決勝(2) 3分3R延長1R×ステファン・ヴランチェアーヌ(ルーマニア)判定1-2 ※28-29×2、29-28〇マレク・ペルシス(ラトビア)※ペルシスが準決勝へ進出。
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▼K-1 WORLD MAX 2026 -70kgルーマニア予選トーナメント・準々決勝(1)3分3R延長1R×カリン・ペトリショル(ルーマニア)判定0-3 ※27-30×3〇ヴィタリー・マテイ(モルドバ)※マテイが準決勝へ進出。
1R、まずはローの蹴り合い。マテイは前後にステップを踏む。ガードを固めて前に出るペトリショルは圧を強めるが、マテイは左右に動いてジャブと右ロー。地元の大声援を受けて前に出るペトリショルだが、マテイはジャブ、ワンツー、左ミドルで先手を取る。コーナーに詰めてパンチと左ミドルのラッシュを仕掛けるペトリショルに、マテイは右フックで応戦。
2Rも前に出るペトリショルに、マテイはジャブから右ストレート、右フック。強い右ロー、左インローも蹴る。マテイのジャブ、右フックを被弾するペトリショルだが前に出続け、左ボディをヒット。マテイも左ボディから左ミドル。残り10秒でまたもラッシュをかけるペトリショルが左右フックから左ミドル。
3R、左ボディから右ハイを蹴るペトリショル。マテイに負けじとジャブを多用し始める。両者とも右の強打を放ち、マテイは左右ロー。マテイの右フック、左ボディをもらっても前に出続けるペトリショル。コンビネーションで手数もヒットも圧倒的に多いマテイだが、下がっているのがどう評価されるか。左ミドルで必死に応戦するペトリショル。
判定3-0でマテイが準決勝へ駒を進めた。