ONE FFで敗れてからの再起戦となる朝陽(C)ONE Championship
2026年4月5日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM 50』(U-NEXT配信)にて、プロムエタイ協会フェザー級(-57.15kg)王者決定戦でペッチャオプラヤー・シットカムナンネン(タイ)と王座を争う朝陽・エイワスポーツジム(=品川朝陽/エイワスポーツジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
朝陽・エイワスポーツジムこと品川朝陽は、これまでMA日本キックボクシング連盟フライ級王座、ムエサイアム・イサーン バンタム級王座、ルンピニー・ジャパン スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ世界同級王座、IMCインターナショナル・フェザー級王座、IPCC世界同級王座、WMCアジア・フェザー級王座、BOM OFGフェザー級王座など数多くのタイトルを獲得。
2021年12月のONE初参戦でジョセフ・ラシリにはKO負けを喫したが、2022年11月のルイ・ボテーリョ戦では判定勝ちで初勝利。その後、試合がなかなか組まれなかったことから2023年7月にONEとの契約を解除し、BOMやRWSなどで戦ってきたが、2025年6月に約2年ぶりのONE復帰でペットプーパーに判定勝ち。しかし、12月にデーングリアングライに判定で敗れた。
多分グローブの方がKO率は高い
「昨年12月のONE FFでデーングリアングライ選手を相手に判定負けしているので、ここでタイの三大タイトルの1つであるプロムエタイ協会のベルトを獲って、またONE FFに出たいと思っているので、今回の試合はすごく重要な試合になってくるかなと思っています」
――試合が決まって調整はいかがですか。
「今回タイトルマッチということで、久々の5Rのグローブのムエタイの試合になるので、それに向けてしっかりとスタミナ面を強化してますし、昔ながらのムエタイの戦い方であるステップを使わずにしっかりポイントを取っていく練習などでいい感じに調整できています」
――昨年2月のRWS以来、久々のグローブでの試合になり、OFGからグローブに変わると重く感じると名高選手は言われてました。
「重さはそんなに感じないですね。でも、相手からパンチを打たれた時にグローブでガードできるので、そこで結構、安心感はあります」
――OFGとどちらがやりやすいですか?
「自分はパンチが得意なタイプなのでOFGの方がやりやすいのですが、意外とOFGとグローブだと多分グローブの方がKO率は高いので、そんなにやりやすさは変わらないかもしれないです(笑)」
――グローブの方がOFGよりもKO率が高いというのは珍しいですね。
「OFGだと拳をしっかり当てないといけないので怪我をビビってしまい、思い切って打てないというのは多少あるかもしれないですが、グローブだとそこまで考えずに思いっきり殴れます」

――プロムエタイ協会のタイトルに関しては、以前から意識していたタイトルですか?
「僕は小さい頃からムエタイをやっていて、その時から映像などで見ていたベルトだったので憧れはすごくありますし、エイワの名高、竜哉、士門の3人がもうすでに持っているベルトで自分が取ればエイワに4本目のベルトになるのでモチベーションは高いです」
――相手のペッチャオプラヤー選手に関してはどういった情報がありますか。
「まだ10代でムエサイアム中部地区で4階級制覇していて結構強い選手です。ミドルも強く、首相撲とヒジもできるタイプで、自分的にやりやすいタイプではないんですけど、こういう相手を用意してもらったので、自分の苦手なファイトスタイルの選手との試合をしっかりクリアーしてベルトを獲れたらなと思っています」
――相手は朝陽選手よりも身長も5㎝高いということで首相撲の展開が勝敗を分けるポイントになりそうですか。
「そうですね。自分よりもリーチが長く、組んできたらヒジやヒザを打ってくるタイプなので、そういう展開は避けたいと思っています。士門と首相撲の練習をやったり、トレーナーのレックさんにもしっかり見てもらっているので首相撲の展開でも負けないです」
――KOするパターンも考えてますか?
「いつも通りKOは狙っていきたいですね。相手はそんなに我慢強いタイプではないと思うので、効かせられる攻撃があれば、そこで心を折りたいと思っています」
――今回はBOMの50回目の記念大会になることに関しては何か思うところはありますか?
「僕はBOMの第1回大会(2013年4月14日)の時、まだ中学生でオープニングファイトの第1試合目のアマチュアの試合に出てるんです。だから、ちょっと偉そうなことを言うと、BOMの歴史は僕から始まってるんです(笑)。今回の50回目の大会のメインは自分で、中川会長が組んでくださったのはあるんですけど、BOMとはすごく縁を感じるし、僕をすごく育ててくれた団体なので、そういう記念すべき大会で自分がタイトルを獲って、中川会長に『50回も興行をやってきて良かったな』と少しでも思ってもらえるような、お客さんにも満足してもらえるような試合をして50回記念大会を締めたいと思ってます」

――中学生でアマチュアで試合をしていて、ここまで成長するとは思ってました?
「第1回大会のポスターの写真を撮ってもらう直前に、名高とスパーリングしてボコボコにされて泣いた後に写真を撮られて、泣き顔でポスターに載っていたのに、まさか50回目の大会でメインをさせてもらえるとは、その時は1ミリも思ってなかったので感慨深いですね」
――では次、100回の開催に向けてまだまだ頑張らないといけないですね?
「50回開催まで約13年かかって、これから13年経つと37歳になるので現役選手でいられるかわかんないですけど(苦笑)BOMをこれからも大きくしていくためには、選手たちも協力していかないといけないと思うので、面白い試合をできるように100回の記念大会まで頑張ります」
――今年はどういった一年にしたいですか。
「去年は2月にRWSで負けで始まって、ONEで負けて終わってしまった年だったので、今年はもちろん負けなしで、もっと自分の価値を高めて今年の後半にはONE FFに出たいですね。日本で定期的に開催されるONE SAMURAIにも出たいとは思うんですけど、やっぱり敵地に乗り込んで勝っていくことが僕的には凄くカッコいいなと思っていて、ONE FFで負けたままでは終われないのでONE FFで勝ちを取り戻したいと思っています」
――最後に試合を楽しみにしているファンにメッセージを。
「これぞ品川朝陽という試合をして、今回の50回記念大会を盛り上げてメインイベントを終わらせようと思うので、熱い応援をよろしくお願いします!」




