K-1K-1
K-1
インタビュー

【K-1】“強カワ春麗”木村萌那の激辛トーク「前に出るなんて誰でもできるじゃないですか。でも、頭を使って戦うのは誰にもできない」「世界見てるスケールが違う」

2026/04/03 11:04
【K-1】“強カワ春麗”木村萌那の激辛トーク「前に出るなんて誰でもできるじゃないですか。でも、頭を使って戦うのは誰にもできない」「世界見てるスケールが違う」

木村が約10カ月ぶりの試合でK-1に初出場、世界に“もなワールド”を広めるか(C)K-1

 2026年4月11日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 GENKI 2026』にて、K-1女子フライ級3分3R延長1Rでチェ・ウンジ(韓国/大邱FEARLESS GYM) と対戦する木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER) のインタビューが主催者を通じて届いた。

 木村は2001年4月12日、岐阜県出身の24歳。4歳から14歳まで空手を学び、第3回~第9回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会7連覇を飾る。小学4年生からはオリンピック出場を目指してボクシングも始め、2022年女子ボクシング世界選手権大会出場、第20回全日本ボクシング選手権大会女子バンタム級準優勝、第17回・第18回全日本女子ボクシング選手権大会女子ジュニア・フェザー級優勝など輝かしい戦績を収め、K-1に転向。

 2024年11月にKrushデビュー戦でボクシング仕込みのパンチの技術を見せつけて初回KO勝ちを飾ると、2戦目のYuka☆戦では空手仕込みの蹴り技を多用。1Rから3Rまで、まるでジャブのようなサイドキック(モナ蹴りと命名)を顔面とボディへ次々と蹴っていき、相手を全く近づけさせないワンサイドゲームでフルマークの判定勝ち。6月の小澤聡子戦では相手を大流血に追い込んでTKO勝利を飾り、戦績は3勝(2KO)無敗。

技術で完封してあげます


――久しぶりの記者会見は、いかがでしたか?

「えー、緊張しました」

――緊張しているようには見えませんでした。

「久々と言っても、初めてのようなもんじゃないですか。K-1の会見は、Krushとはまた全然違うんで」

――たしかに、そうですね。服装やヘアスタイルも奇抜でよかったです。

「本当は、デニムの普段着で出ようと思っていたんですけど。いろいろな意見があって、ヘアスタイルも変わった感じにしました」

――とても素敵でした。ところで、会見では強気の発言が目立ちましたね。

「え、そうですか?」

――はい。

「なんて言ってましたっけ?」

――K-1王者のSAHO選手に対して「技量はお話にならない、もなワールドの住人にして倒す」と発言していました。

「強いとは思いますけどね」

――強い?

「はい。でも、私とはスタイルが違うから」

――確かに、まったく違いますよね。

「なんか、すごい! とはならないだけで。でも、強いですね。やっぱり、あれだけ圧力をかけて前に出てきてっていう。結構、前に来る感じで。でも、前に来るだけしかないですよねっていう」

――前に出るだけ?

「そういうスタイルは、私嫌いなんで。嫌いというか、私はやらないという」

――なるほど。

「だから、そこに関してはすごいなとは思わないです。だって、誰でもできるじゃないですか、前に出るなんて」

――女子の試合だと、良く見られる攻防ですね。

「誰にでもできるからですよ。でも、頭を使って戦うのは誰にもできないんで。誰にでもできる戦い方をして、チャンピオンってねぇっていうだけ」

――うーん、笑顔でかなり厳しい発言しますね(笑)。前に出るのは、結構怖そうな感じがしますけど。

「技術がないからですよ。技術がないから、距離を潰してとなるので」

――距離を詰めて相手の持ち味を潰す形ですね。

「でしょ? 私は、潰すとかではなく技術で完封してあげますけどね」

――木村選手のあの連続の前蹴りは、誰も破れないのではないかと思ってしまいます。

「普通の選手は、あの前蹴りもらったら結構怯むと思うんですけど、彼女はそこがどうなのかなっていう。気持ちがすごく強いので、それで勝ってるってことは、前蹴りをもらった時にどういうリアクションをしてくるかですよね」


――それは楽しみです。木村選手が強すぎて、ついSAHO選手とのマッチアップを考えてしまいましたが、今回の相手は韓国のチェ・ウンジェ選手です。元Krush王者の池内紀子選手と戦っていますけど、どんな印象がありますか?

「私のKrushデビュー戦で試合をしているんですよね。なんか、結構じわじわ系じゃないですか。タフで倒れなかったですよね。池内選手がヒザ蹴りを打ったから、ああなっただけで。なかった場合、どんな感じなのかなって。でも、めっちゃ来る感じではない気はしますけどね」

――彼女は射程距離にすら入って来れないイメージですか?

「一生入ってこれない気がしますけどね」

――間合いに?

「どうやって入ってくるのか、分からないじゃないですか(笑)」

――ちなみに池内選手は、今回同じ大会で試合をしますが、気になりますか?

「だって、もうただの人ですよ」

――ただの人……。元チャンピオンですね。

「チャンピオンでもないし、ただの人。だってSAHO選手に負けたソフィア(ツォラキドゥ)選手に負けた人でしょ。全然興味ないです」

――池内選手が、何か言ってきたら?

「何も思わないです」

――何も思わない?

「バズってもいない。ベルトも持ってない。負けてる。ただの人です」

――そこまで言われると見たいですけどね。

「私とは、レベルが違いすぎるんじゃないですかね」

――今回の試合は、ご自身の中でどういう位置づけですか?チャンピオンへの足掛かりにする試合とか。

「特に何も考えていないです。チャンピオンに対する強い意識とか、そこまでないですし。もちろん、ベルトは獲りたいですけど。そういうレベルじゃなくて、私は。私が見てるのは、広い意味での世界なので。世界見てるスケールが違うというか」

――世界タイトルだけではなく、もっと先を見ていると。

「世界で名を馳せるためにベルトは欲しいです。でも、木村萌那をどう世界へ発信するか、そこを考えています。最近のK-1は、世界を見ているわけじゃないですか。私も同じ気持ちです。もな世界戦略です」

――もな世界戦略!

「だって、チャンピオンより目立っちゃってるのが現実じゃないですか。だから、もう海外の人なんて私がチャンピオンかどうかなんて関係ないんですよ。今回も相手とか、あんまり興味はないじゃないですかね」

――もっと、もなワールドを見せてくれと!

「そう! そういうことです」

――木村選手の試合動画が、また最近も大バズリしています。

「最近バズった動画は、1年前の試合じゃないですか。昔の試合動画を新しく上げてバズるってことは、結局、すべて刺さってるってことです。求められているなと思っています」

――世界が求めていると。

「最近、YouTubeチャンネルを始めたので、それは嬉しいですね。でも、その一方で試合をして結果を残さないと、SNSでいくらバズってもインフルエンサーになってしまいます。リングでちゃんと見せていきたいなっていうのはありますね」

――今大会も、世界配信されることが決まっています。

「めちゃくちゃいいと思います。だって、なんか世界のファンの人にめっちゃ言われるんですよ。もなの試合が見れないって。もっと見せてくれと。だから、嬉しいですね。私の試合を、もっと海外に配信してほしいです!」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.343
2026年3月23日発売
4.29『ONE SAMURAI』でロッタン相手に引退試合に臨む「最強最後の武尊」。現役18年の軌跡に迫る永久保存版。日本人初UFC世界王者へ「平良達郎vs.ヴァン」徹底解説、秋元強真の強さとは何か?
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント