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【QUINTET】桜庭和志&五味隆典の出場が決定、ラスベガスでUFC×PRIDE×WEC×Strikefortceの4団体が激突

2019/11/12 12:11
【QUINTET】桜庭和志&五味隆典の出場が決定、ラスベガスでUFC×PRIDE×WEC×Strikefortceの4団体が激突

桜庭(左)と五味(右)がTEAM PRIDEを結成し、UFCやWECチームと戦う

2019年12月12日(木・現地時間/日本時間13日)米国ネバダ州ラスベガスのレッドロック・カジノで開催されるグラップリング団体戦『QUINTET ULTRA』の概要が発表された。

 QUINTETプロデューサーの桜庭和志が、10月10日に自身のSNSで「12月にUFCと一緒にラスベガスでQUINTETやります」と予告。その後、11月2日の『UFC 244』のライブ中継中に『QUINTET ULTRA』という名でイベントの開催が明らかとなった。

 今回発表されたのは、出場する4チーム。『UFC』、『PRIDE』、『WEC』、『Strikefortce』とMMAの歴史を彩ってきたビッグイベントの選手たちがチームを結成する(UFC以外は現在活動を停止、いずれもUFCに吸収・統合された)。

 QUINTETは5人で1チームを結成し、勝ち抜き戦でトーナメントを争うが、今回は各チーム2名ずつが発表された。

 まず「TEAM PRIDE」には桜庭和志と五味隆典の2大エースが決定。「TEAM UFC」はアンソニー・ジョンソンとショーン・オマーリー、「TEAM STRIKEFORCE」は元Strikeforce世界ライト級王者ギルバート・メレンデスと同元世界ミドル級王者ジェイク・シールズ、「TEAM WEC」にはチャド・メンデスとグローバー・テイシェイラが出場する。各チーム残り3名は数週間以内に発表される予定だ。

 また、ワンマッチでADCC2019無差別級世界王者ゴードン・ライアン(米国)vsアレクセイ・オレイニク(ロシア)も決定。ライアンは、ADCC2019無差別級で、ペドロ・マリーニョ、ゲイリー・トノン、ラクラン・ジャイルス、“ブシェシャ”ことマーカス・アルメイダといった強豪を破り世界王者に輝いた。2018年10月の「QUINTET 3」ラスベガス大会でQUINTETルールも経験済みで、クレイグ・ジョーンズ(RNC)、ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ(腕十字)、グレゴー・グレイシー(腕十字)にいずれも一本勝ちするなど猛威を振るっている。

 対するオレイニクはコンバット・サンボで2度世界王者となり、MMA57勝のうちサブミッションで45勝、うちエゼキエルチョーク(ノーギの袖車絞め)で11勝、ネッククランクで5勝という特異なMMAグラップラーだ。MMAではミルコ・クロコップやマーク・ハント、ジェフ・モンソンらにいずれも一本勝ちを収めている。

 11月30日(土)「QUINTET FN4 in AKITA」秋田市文化会館大会でのワンマッチに続き、12月12日(日本時間13日)『QUINTET ULTRA』ラスベガス大会ではチーム戦に臨む桜庭は、「QUINTET のアイデアを最初に提案したときからサポートを提供してくれているUFCには本当に感謝しています。QUINTET は、UFC FIGHT PASSでハードコアな格闘技ファンに紹介されたことで、世界中で勢いを増すことができました。UFC FIGHT PASS と一緒にイベントをできることに感謝し、とても楽しみにしています」とコメント。同大会はUFC FIGHT PASSを通じて全世界にライブ配信される。

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