今後の日本女子ムエタイ界をけん引していくであろう藤原(左)とカナ(右)がついに激突
2026年4月5日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM 50』(U-NEXT配信)の記者会見が横浜市内で行われ、主要対戦カードが発表された。
「ヒジなし? ヒザなし? 笑わせるな!」の大会キャッチフレーズで、ムエタイの普及を目的とする格闘技イベントとして2013年4月14日に旗揚げし、記念すべき50回目の開催となる今大会は豪華カードが揃う。

オープンフィンガーグローブムエタイマッチとして、『RWS』から『ONE』に戦場を変えた藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)vs.カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)の注目の女子カードが決定した。

藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。2023年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。
2024年6月にはタイ・カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、『BOM』『RWS JAPAN』『RWS』『ムエローク』で勝ち進み、2025年8月の『RWS』でシャダー・サイヤーンムエタイにTKO勝ちすると、10月の『BOM』でWBCムエタイ世界王座を獲得した。現在15連勝中。2月27日(金)に『ONE Friday Fights 144』(U-NEXT配信)でONE初参戦が決まっている。

カナはアマチュアで5つのタイトルを獲得し、2022年12月、タイでのプロデビュー戦でIMSA初代ピン級王座を獲得。2戦目でミネルヴァ認定ピン級王者の撫子、4戦目でJ-GIRLS&WMC日本の2冠王MIREYを破るという快進撃を続け、2024年3月にはタイの『RWS』に初参戦で勝利を得た。2024年7月、パヤーフォンに挑むも初黒星。
高校卒業後の2025年4月、韓国での再起戦を5R判定で勝利で飾ると、6月にはラジャダムナンスタジアム『FAIRTEX FIGHT』で初回KO勝ち。8月、2度目の『RWS』に挑んだがペットサイパーンに判定で敗れ、10月にペットサイパーンとのダイレクトリマッチに臨んだがドローとなった。3月22日には福岡の『KPKB』にて初のキックボクシングルールでKPKBインターナショナル女子ミニマム級(48kg)王座決定戦を行うことが決まっている。
実績・キャリアともに上を行く藤原にカナがどこまで食い下がることが出来るか。顔面前蹴りやハイキックなど蹴り技を得意とし、首相撲も強化している藤原に対し、カナはスタミナとパワーで相手を潰しに行くタイプ。長距離と近接距離では分が悪いと思われるため、中間距離でどう攻めていくかがカギとなりそうだ。

そして、今大会からキックルールの試合も組まれることが決定。BOMをサポートするK Team JAPAN代表の佐々木洋平氏は「ムエタイルールを貫いてきたBOMですが、BOMプロモーションからONEに派遣している松田龍聖選手、黒田斗真選手はキックルールで参戦しており、『BOMでもキックルールの試合を組んで、より世界を目指せる団体にしていきませんか』と中川代表に提案し、試合を組んでいただくことになりました」と、BOMでキックルールの試合が組まれることになった経緯を説明。

その第一弾として、ONEストロー級(-52.7kg)キックボクシングで松田龍聖(大原道場)vs.吏亜夢(ZERO)の新鋭対決や、シュートボクシング協会からSB日本バンタム級王者・佐藤執斗(シュートボクシング協会)が参戦し -53.0kg契約のキックボクシングルールで元K-1 WORLD GPバンタム級王者・黒田斗真(TEAM FORWARD)と対戦する豪華カードも決定した。
BOMプロモーション「Shimizu presents BOM 50」
2026年4月5日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール
開場14:00 開始14:30
<決定対戦カード>
▼タイ国プロムエタイ協会フェザー級(-57.15kg)王者決定戦 3分5R
朝陽・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)
ペッチャオプラヤー・シットカムナンネン(タイ)
▼WBCムエタイ世界フライ級(-50.80kg)タイトルマッチ 3分5R
竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界フライ級王者)
デッピチャイ・ナヴィアンダマン(タイ/挑戦者)
▼WBCムエタイ日本スーパーフライ級(-52.16kg)王者決定戦 3分5R
JOH(MSJキックボクシングジム)
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)
▼WBCムエタイ日本フライ級(50.80kg)次期挑戦者決定戦 3分3R
シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
西田光汰(西田キックボクシングジム)
▼BOMスーパーバンタム級 (-55.34kg)王者決定戦 3分5R
佐野佑馬(創心會)
鈴木貫太(ONE'S GOAL)
▼BOMバンタム級(-53.50kg)王者決定戦 3分5R
佐藤九里虎(FAITH)
キリョウ・シリラックムエタイ(シリラックジャパンムエタイジム)
▼47.62kg契約 オープンフィンガーグローブムエタイ 3分3R
藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)
カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
▼ライト級(61.23kg) 3分3R
レンタ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
ペプシ・ショウブカイ(タイ/尚武会)
▼ONEストロー級(-52.7kg) キックボクシング 3分3R
松田龍聖(大原道場)
吏亜夢(ZERO)
▼-53.0kg契約 キックボクシング 3分3R
黒田斗真(TEAM FORWARD)
佐藤執斗(シュートボクシング協会)
▼スーパーライト級(-63.50kg)キックボクシング 3分3R
林 京平(湘南格闘クラブ)
廣野孝文(KING LEO)
▼バンタム級(-53.50kg)3分3R
小林凜太朗(サクシードジム)
安井涼介(KING LEO)
▼67.5kg契約 3分3R
宇宙・フライスカイジム(FLYSKY GYM)
石橋昇也(GT GYM)
▼女子ピン級(-45.36kg)2分3R ※ヒジなし
BONNIE(MSJキックボクシングジム)
石岡真理絵(FIGHT TRIBE)



