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【RISE】鈴木真彦に対戦要求していた伊東龍也が願いを叶える「死ぬ気で倒しにいきます」、迎え撃つ鈴木「しっかり試合で怖さも見せてかましたい」第1試合も志願

2026/02/12 20:02
【RISE】鈴木真彦に対戦要求していた伊東龍也が願いを叶える「死ぬ気で倒しにいきます」、迎え撃つ鈴木「しっかり試合で怖さも見せてかましたい」第1試合も志願

念願の鈴木真彦戦を実現させた伊東(右)

 2026年3月28日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2026』の追加対戦カード発表記者会見が、2月12日(木)都内にて行われた。

 バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rでは、同級3位・鈴木真彦(TEAM 寿)と同級7位・伊東龍也(HAYATO GYM)が対戦。


 鈴木は軽量級離れしたパンチ力と卓越したテクニックで、2018年11月にトーナメントを制してRISEバンタム級のベルトを獲得。5年間無敗、20連勝という驚異の記録を打ち立てた。2024年12月、大﨑孔稀に敗れて王座を失い、その後は勝ち負けを繰り返していたが、2025年6月の戸井田大輝戦、8月の加藤有吾戦と連勝。しかし、12月に花岡竜に判定で敗れた。戦績は38勝(21KO)11敗。

 伊東は2025年1月に京谷祐希、2025年6月に松下武蔵を破って名を挙げ、11月には翼に判定勝ちで2連勝。戦績は10勝(3KO)3敗。


 いつも通り派手な服装で会見に登場した伊東は「試合を受けてくれてありがとうございます。僕がキックボクシングを始める前から彼はチャンピオンだったから。ずっと強い選手だからやりたいと思っていて、やっと満を持してできるのでとてもワクワクしていて嬉しいです」と、対戦をアピールし続けてようやく実現した試合にワクワクしているとする。

 鈴木は「RISEの年に一度のビッグマッチに出場する事が嬉しいです。僕の、鈴木真彦の存在を証明してしっかり倒すので注目して頂けたら嬉しいです」と挨拶。


 互いの印象を聞かれると、伊東は「男前で戦い方もカッコよくてタイプですよね。まあ、冗談は置いといてずっと好きなんですよ。ファイトスタイルとか戦い方もね。試合も倒し合いになると思うんですけれど、僕は中途半端な気持ちじゃなくて命懸けてここまで来た、この試合も命懸けて挑むつもりなので、殺すつもりで倒しに来て欲しいですね。僕も死ぬ気で倒しにいきます」との覚悟を話し、鈴木は「試合が決まるまでは正直うるさい奴やなって。しつこく絡んでくる人やなと思ってましたけれど、今日はちょっと調子悪そうなんで(笑)。選手としてはサウスポーでアグレッシブ。見てる人からすると分かりやすい試合になると思います」と、いつもと違ってしおらしい伊東の態度が気になる様子。

 2026年はどのようなテーマで戦いたいかとの質問に、伊東は「倒し合いじゃないですか。一番それに適してる人間ですよね。だから丁度いい。僕はここで終わってもいいくらい命懸けていくので」と、この試合に全てを懸けるとする。


 これに鈴木は「RISE ELDORADOのメインイベントが同じ階級の世界タイトルマッチなので、そこで僕の存在も証明したいです」と言うと、「そこで伊藤代表に相談があって、この鈴木真彦vs.伊東龍也を第1試合にしてくれませんか。大会に火を付けたいのと、ただ同階級の世界タイトルマッチを見るんじゃなくて、一発かましておきたいと思いまして。ご検討下さい」と、伊藤隆RISE代表に第1試合を志願。

 伊藤代表は「55㎏で始まり55㎏で終わる。この両者であれば間違いなく大会の起爆剤になる激しい試合になると思うので、前向きに検討したいと思います」と返答した。

 鈴木と戦いたいとアピールし、それを実現させたことをどう思うか、と聞かれた伊東は「ようやく実現したなと思うんですけれど、別に戦うだけが大事な事じゃないんでね。倒して勝つことに意味があるじゃないですか。なので戦いが決まった事は嬉しいですけれど、ここからじゃないですかね」と、試合が実現しただけには満足していないという。


 過去には挑戦を熱望した選手が慎重になり、試合がスイングしなかった例もあるが、との質問には「それはないです。せっかく鈴木真彦と出来るのに、そんなつまらない試合になる訳ないでしょうって感じです」と、そんな心配はいらないときっぱり。

 一方、鈴木には伊藤代表から「自分のスタイルを追求していて、それが完成しつつあるんじゃないか」との言葉があり、自身はどう思うかと聞かれると「伊藤代表のおっしゃる通りで。この戦いに対する気持ちは伊東選手も似てるんじゃないかと思うので、戦いで見せたいですね。最後はしっかり倒してELDORADOを体現したいです」と、その通りだとする。


 この試合が実現したということは、伊東に追いつかれたとの見方も出来るが、と問われると「僕が負けたりもあったり、伊東選手が勝ち上がって来てるので。言う事はなにもないけれど、しっかり試合で怖さも見せてかましたいですね」と、それに言うことはないが差を見せたいとし、ナメるなよとの気持ちはあるかと聞かれると「ずっとあります。それはずっとありますけれど、今日はちょっと可愛らしくてやり辛いですね(笑)」とした。

 伊東に限らず、鈴木との対戦を希望する選手が多いことには「それは選手としてナメられてるのはムカつきますけれど、リスペクト込みで戦いたいって言われるのは嬉しいです。だけど、簡単に名前を出すなよっていうのは思いますね」と答える。

 そして「僕自身、変わるというか、それは戦いを見ててもらえたら分かると思います」と、前回との試合とは違うところを見せると語った。


 また、会見には登壇しなかった、ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで、同級3位でBigbangミドル級王者の髙木覚清(RIKIX)vs.ウェルター級3位・稲井良弥(TARGET大森)の対戦も決まった。

 髙木は2024年3月に初代Bigbangミドル級王座決定戦で初代王者となり、同年12月に山崎陽一をKOして初防衛に成功。2025年12月には幸輝に判定勝ちで2度目の防衛に成功した。RISEでは2025年5月、モトヤスックに判定勝ちしたが、8月の憂也戦でTKO負け。戦績を15勝(5KO)8敗1分とした。打撃に崩し技を混ぜ、かなりの成功率で相手をコカす。戦績は15勝(5KO)8敗1分。

 稲井は2022年2月に都木航佑を破り、5月には中野椋太とRISEウェルター級王者を争ったがKO負け。2023年2月から2025年11月にシンパヤック戦まで1つの引き分けを挟んで10連勝中(7KO)。戦績は18勝(13KO)2敗1分。

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