2019年11月8日(金)東京・新宿FACEにて、RISE初となる女子だけの大会『RISE GIRLS POWER』が開催される。その前日計量&記者会見が7日(木)都内にて14:00より行われた。
第5試合のアトム級3分3Rで対戦する、平岡琴(TRY HARD GYM)は45.95kg、NJKFミネルヴァ アトム級1位・佐藤レイナ (team AKATSUKI)は45.85kgでそれぞれ計量をパス。
次期アトム級王座挑戦(王者は紅絹)を目指す平岡は「今回、女子だけの試合ということでかなり気合いを入れて仕上げてきました。今回5試合目という悔しい試合順になったんですけれど、一番盛り上がる試合をして、セミとメインを食ってやろうかなと思っています」と負けず嫌いな性格が見えるコメント。
対戦する佐藤については「今日、向かい合って見て、『打たれ強い』というわりに身体の線は細いなと思いました。ちなみに、ローとボディだったらどっちに打たれ強さがあるんですか?」と公開質問。佐藤が「どっちも大丈夫です」と答えると「じゃあ、ローでダウンさせてボディでKOします」と、両方効かせると言い放つ。
佐藤は「今回、1年半ぶりに46kg以下に落としまして、今までは(減量の)計画を立ててもズレこんでいたんですが、今回は初めて一番上手に体重を落とせて身体は仕上がっています。調子はいいです……今の宣戦布告で全部飛んじゃったんですけれど、また私事なんですが10代最後の試合になるので、しっかり自分の後悔のないように、10代の締めくくりになるような試合をしたいと思います」と、10代ラストマッチへ向けて気合い十分。
平岡選手については「今の印象で怖いなって(笑)。でも本当に打たれ強さには自信がありますが、打たれ強さだけでは勝てないので、しっかり攻撃をして絶対に倒れません。明日は見ていてください。よろしくお願いします」と、“怖いお姉さん”に絶対倒れない宣言。
初の女子大会であることには「『女子だから』と言われないようにやっていくためにも、今回の大会は大事だと思っていて、『女子の試合だったからこそ楽しかったよね』と言ってもらえるように、倒すことはもちろん、大会全体を通して面白かったと言って帰ってもらえるような試合をしたいと思います」と、女子キックボクシングのイメージを変えるような大会にしたいという。
佐藤は「平岡選手が倒しにくるということなので、必然的にバチバチにはなると思います。スピードとか男子とは違う女子の良さを見て、感じていただけるような試合ができればと思います」と、女子ならではの面白さを見せたいとした。
また、平岡のKO宣言に対しては「自分は一発で倒したい気持ちはヤマヤマなんですが、一発で倒せるタイプではないので、どこを、とは作戦がいろいろあるので言えませんが(笑)、ダメージをじわじわ与えていけるような戦いができればと思います」と、“じわじわ戦法”で最終的に倒せればと答えた。