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【RISE】15歳のJKファイターAKARI「高校生のうちにチャンピオンになりたいです」

2019/11/06 18:11
2019年11月8日(金)東京・新宿FACEにてRISE初となる女子だけの大会『RISE GIRLS POWER』が開催される。同大会の第2試合ミニフライ級3分3Rで2019年全日本女子大会-52kg級優勝・宮崎若菜(TRY HARD GYM)と対戦する、2018年全日本女子大会-52kg級優勝AKARI(TARGET)のインタビューが、主催者を通じて届いた。  AKARIはジュニア時代から第2代RISE QUEENなど5冠王の神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ15歳の女子高生ファイターで、9月大会にてプロデビューを飾り判定勝ちを収めた。対する宮崎は10月に福岡で開催された『RISE WEST ZERO』でプロデビューし、平岡を相手に善戦した樋田智子から判定勝ちを収めている19歳。 ■『自分がやりたいことを絶対曲げたらダメ』と言われています ──TARGETには子供の時から通っているそうですね。 「ハイ。小1か小学校に入る前くらいから通っています。TARGETに入ろうと思ったきっかけは神村エリカ先生のムエタイのタイトルマッチを見て、強いと思ったからです」 ──現役時代の神村エリカ先生は子供にも影響を与えていたんですね。 「はい。今は週1回ですけど、ずっとエリカ先生に習っています」 ──エリカ先生は厳しい? 「練習の時は厳しいです。でも、もっと頑張ろうと思います。今でもマススパーをやったら強くて怖いくらいに圧力があるので、やられちゃう(苦笑)」 ──エリカ先生に怒られたことは? 「もう数えきれないくらい怒られました。ちゃんと練習をやっていなかったり、ちょっとでも手を抜いたりしたら、すぐバレるので何回も泣きました」 ──「もうエリカ先生なんか嫌い!」みたいにはならない? 「なっていないです。今もめっちゃ大好きです!」 ──いつからプロでやりたいと思ったの? 「ちゃんと決めたのは中3の夏くらいです。エリカ先生に『早くプロになりたい』と相談しました」 ──今年9月16日開催の『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 Final Round 』で組まれたERIKO戦で、すでにプロデビューはしています。 「あの時はママの方が緊張していましたね。試合の前々日くらいから超テンパっていました。ママは昔空手をやっていたみたいだけど、よくわからないです(笑)」 ──お母さんからの遺伝子も引き継いでいるんじゃないですか。そのデビュー戦は判定勝ちでした。 「勝ったけど、セコンドからは『相手に付き合いすぎ』と怒られました。 ──今回は早くもプロ2戦目。TRY HARD GYMの宮﨑姉妹の姉・若菜(2019年KAMINARIMON全日本女子-52kg級優勝)選手との対戦です。 「RISEでは女子初の大会なので、話が来た時点で全然やる気でした。だからこそいい内容で勝ちにいきます。宮﨑選手はローが強いので、パワーでも技術でも負けないようにしたいです」 ──エリカ先生からのアドバイスは? 「『自分がやりたいことを絶対曲げたらダメ』と言われています。曲げないです」 ──巷では“エリカ二世”と呼ばれることも多いようですね。 「嬉しいですね。エリカ先生のファイトスタイルに似ていると言われると、すごく嬉しいです」 ──エリカ先生の現役時代の試合映像を見返すことは? 「あります。個人的に一番好きなのは、シルビア・ラノッテ選手の鼻を折った一戦です(2011年6月4日、新宿FACE)」 ──同じくらいの破壊力を持ち合わせたパンチは打てそう? 「う~ん、まだまだだと思います。打ちたいけど」 ──得意な攻撃は何? 「自分が一番出来るなと思うのはパンチとキックだったらパンチの方が出せます。右ストレートですかね」 ──同世代の女子選手は気になる? 「この12月で16歳になるけど、同年代の子はみんな意識しています。今回出るメンバーの中では松谷綺(きら)ちゃんが同い年です。ちょっと話すことはあるけど、そんなにガッツリ話をしたことはないです」 ──今後の目標を教えてください。 「高校生のうちにチャンピオンになりたいです」 (聞き手・布施鋼治)
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