(C)ONE Championship
2026年1月24日(土)タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催される『ONE Fight Night 39』(U-NEXT配信)に、日本から黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN)と澤田千優(IDEA ASAKUSA)が参戦する。まずは、黒澤インタビューから紹介したい。
▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)3位 10勝3敗
黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN)20勝4敗
黒澤は、PANCARSE第4代ストロー級王者。25年3月の『PANCRASE 352』で初防衛戦で植松洋貴を2R TKOに下し、9月の『ONE Friday Fights 124』で難敵ジェイソン・ミラルペス(フィリピン)に判定3-0で勝利。連勝記録を6(3KO・1一本)に伸ばしている。
対する“リトル・ジャイアント”マスンヤネは、グレコローマンレスリングの実力者で現ONEストロー級3位。山北渓人に勝利後、マンスール・マラチエフ、サンジャル・ザキロフに判定負けしているが、澤田龍人、箕輪ひろば、山北渓人に勝利している“日本人キラー”。
黒澤は、精緻なMMAでポジションを譲らずマスンヤネの組みをいかに切って、あるいは立ち上がり得意の打撃を入れるか。勝てば一気に王座戦線に名乗りを挙げるランカーとの対戦だ。
Xで黒澤は「こういう試合のためにONEに来た! やるぞ!」と意気込みを示していた黒澤とのONEの一問一答は以下の通り。
黒澤亮平「最後にこちらが詰めて、打撃で倒す」
──25年9月に実際にONEの舞台に上がっていかがでしたか。
「ONEの舞台は、行くまでは初めての海外試合で不安もありました。でも会場もすごく良くてお客さんも盛り上がってくれて、気持ちよく試合ができました」
──ルンピニースタジアムの雰囲気は?
「日本のお客さんとは盛り上がり方の種類が違うと感じました。選手としてはモチベーションが上がる環境でした」
──9月のジェイソン・ミラルペスに判定3-0の完勝でした。
「戦前から強い選手だと思っていましたが、実際に対峙すると想像以上に強くて、準備してきたことを出して倒し切れると思っていたものの、なかなかうまくいきませんでした。それでも自分を信じて戦い続けて、判定で勝てた試合でした」
──ミラルペスの打撃の圧力に押される場面もありながら、黒澤選手の近い距離の打撃とテイクダウンで完封勝利だったと思います。
「日本で戦っている時は、スタンドの攻防で圧力負けすることがあまりなかったんですが、ONEでは“この選手、圧が強いな”というのを強く感じました。そこは日本では経験しづらかった部分で、驚きました」
──そして今回、3位に位置していたボカン・マスンヤネとの対戦です(※ONEは現在新ランキングを作成中)。
「まさに“ONEに来た意味がある”と思える相手だったので、契約して2戦目でこういうチャンスをもらえて純粋に嬉しかったです。
──対日本人4勝0敗(荻窪祐輔、澤田龍人、箕輪ひろば、山北渓人を相手にすべて判定勝ち)のマスンヤネについては?
「日本のストロー級トップどころが負けているのを見て、悔しかったです。ただ、自分はその選手たちとはファイトスタイルが違うので、そこがうまく噛み合えば面白い結果になると思っています」
──その自身のファイトスタイルとは?
「一番自信があるのは、スピードを生かした打撃です。日本ではパンチでKOも重ねてきたので、そこが一番の強みだと思っています」
──相手はグレコローマンレスリングの実力者で山北選手にも組み勝った選手です。
「最初に出てくるのは身体能力の高さです。身体能力を生かした力強いタックルが印象でした。最近は打撃にも取り組んでいるようで、武器の幅が広がって、より強くなってきていると思います」
──手札が多くなってきているマスンヤネ選手を相手にどんな展開を?
「序盤は苦しい展開になることも想定して練習してきました。そこで耐えられれば、だんだんこちらのペースになって、フィニッシュまで行けると思っています」
──理想のフィニッシュは?
「自分の強さをぶつけること。理想は、最後にこちらが詰めて、打撃で倒す展開です」
──ONEで戦う意味を。
「格闘技の醍醐味は『強い選手と戦うこと』だと思っています。世界中から強い選手が集まっているのは嬉しいことですし、今回もそういう相手に勝って、その先も世界の強豪と戦っていきたいです」
──マスンヤネ以外にも戦ってみたい相手は?
「ジャレッド・ブルックス選手とはいつかやりたいと思っています」
──同階級の日本人選手については?
「もともとは海外選手との試合を目標にONEに来ました。ただ……山北選手は自分がPANCRAESでベルトを獲る前のチャンピオンなので、もし対戦することがあれば面白いと思います」
──なるほど。今年の目標は?
「1月という早いタイミングでいいカードを組んでもらったので、ここを勝って、年内にタイトルまで行けたら最高です。今回の相手は、自分が格闘技を続けてきた理由そのものと言える相手です。だからこそ、これまでの格闘技人生のすべてをぶつけたいと思っています」








