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インタビュー

【RIZIN】福田龍彌、フィニッシュの踏みつけ&フックは「安藤君はタフだから“止め刺し”に行った」×安藤達也「『力を抜く』のがテーマだったけど、ちょっと行ききっちゃった」

2026/01/07 14:01

安藤達也「ニュー安藤になります!」

「(インタビュー席について)すみません、ホントっていう気持ちです」

──いえいえ、試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

「ちょっとここで今、技術的なこととか細かいことをグズグズ俺が今ここでみなさんの前で反省点を申し上げても言い訳にしかならないので。自分的にはできる調整しっかりアレして、ちょっといろいろうまくいかない場面もあったんですけど、サポートしてくれる仲間だったり、普段練習してくれたりしてる方たちのおかげでここまでしっかりコンディション作ることができて、自信持って取り組むことはできたんですが、ちょっと試合終わって初めてのKO負けなので、ちょっとまだ実感が沸いていないっていうのと、すこし解放された気持ちが大きいんですが、これで負けて、俺、なんかこんな感じで、変な感じなんですよね、多分あとから込み上げてくるのかなと思ってます」

──福田選手と実際に戦った印象を教えてください。

「自分も試合の前に予見していた通り、やはりどっちかが1発当てたら、すぐ倒れるような試合展開になるのかなっていう予想通りの展開だったんですけど、ちょっと自分の個人的なアレではちょっとやっぱ『力を抜く』っていうのがテーマだったんですけど、2R目少しジャブを差せ始めたぐらいから、ちょっと“行ききっちゃった”のが今回の反省に繋がったかなっていうところです」

──最後のフィニッシュのきっかけになった相手のパンチですが、不意にもらったものなのか、角度的に見えなかったのか、どのような状況でしたか。

「相手が右狙っているのは正直ちょっと、ラウンドの終わりで交錯する場面で少し感じていたのと、割と待ちの展開になっている感じがしたんですよね、相手が。なんで、ちょっと自分からどうやって崩していくかっていうところを探っていて、ジャブを差せたら自分の距離になりそうだなって思って、欲が出てしまったところで(苦笑)、“大きい攻撃に対して右フック合わせる”のがたぶん相手のテーマだったと思うのですけど、それをしっかりもらってしまった状況でしたね」

──試合を終えたばかりですが、今後の展望・目標を教えてください。

「ちょっとここバッチリ勝ってKOして『タイトルやらしてくれ!』って言うことしか考えてなかったんで、皆さんも多分『ここ安藤勝ってくれるだろうな』という期待はすごい感じてたので、福田くんは前回タイトルマッチで負けてからのもう1回再起で自分と勝負して、上がるために挑戦してくれたっていうところだったけど、追いついたと思ったんですけど、ここでまた離されたので、1回振り出しに戻ったと思って、しっかりもう1回連勝して実力証明しないと『タイトルやらしてくれ』って言えないと思うんで、ちょっといろんな面からもう1回やっぱしっかり見直して、ちょっとやっぱ、2戦いい勝ち方してたんで泥沼にハマってたなと今回思ったんで、ちょっと12時越えたら(年が明けたら)ニュー安藤になります(笑)」

──まだ、悔しさのようなものはこみあげてこないですか?

「いや悔しいっスねえ、でも“あれやったら”“これやったら”とか技術の展開“もっとこうしとけばよかった”っていうのは、もちろん反省するべきで必要なことなんですけど、勝負したっていう実感はしっかりあるのでそれに関しては悔いがないんですが、ちょっとそれ以外の面でしっかり反省するべきところは反省していかないと、ちょっと次の試合もっと悪くなったら自分の価値どんどん自分で下げてると思うんで、今せっかく期待してもらえていいステージまで上がってこれたんで、1回ちょっと落ちちゃったんですけど、こっからもう1回連勝を目指してちょっともう1回、ニュー安藤に、ちょっと12時越えたらなんですけど(笑)すみません、目指します」

──あと6時間ぐらい。

「はい、それまでちょっと反省します!」

──福田選手との試合を4万人の大観衆の前で戦えたことはいかがでしたか。

「めちゃめちゃ素敵な質問ありがとうございます、まさにで。ここでインタビューさせてもらうまえに自分から福田くんのところに挨拶行かせてもらって『とても、すごい、いい経験させてもらった』って彼にも伝えたんですけど。今日経験したことが……今まだ悔しさ込み上げてないんですけど、多分帰って一人で泣くんですけど(笑)『くそーっ!』つって、多分それで、今回この経験が、自分KO負けしたことなかったので、それをしっかり受け止めて、ここからまたどうやって進むかっていうところが重要で。でも『俺勝てます、俺やります』って言って大きい声で言って、みんなの期待だけ集めて答えられないっていうのはダメなんで、ちょっとやっぱ見直すところいっぱいあったな、って自分で思うんで、ちょっとあと6時間はアレですけど、ニュー安藤になります(笑)」

──会場は、最高でしたか。

「いやもう最高ですね、初めて、こういう、リフトみたいな感じの(入場)とかやらしてもらったり、やっぱりRIZINめちゃめちゃすごいですし、昨日、計量のあとに公開計量で六本木のほうに集まらせてもらって、ファンの前でこう、パフォーマンスさせてもらったんですけど、やっぱりRIZINすごいなって、めちゃめちゃ実感して。今そこで自分が期待されてるっていうところにしっかり答えられるように、ちょっと今日結果出せなかったんで、ちょっと多分みんなも、スタッフとかも多分、俺が勝ってた方がおもしれえかなって思ってくれてたと思うんですけど、ちょっと俺もそれに応えられなくて悔しいんで、ニュー安藤になります! はい」

──今はダメージを抜くことが最優先だとは思いますが、3月、4月とRIZINの大会が発表されました。安藤選手の試合を見たいというファンもすごく増えていると思いますが、ご自身はいつ頃に次戦に臨みたいですか?

「ちょっとそれはまだ、今すぐ負けたのでダメージもチェックして、とか思うんですけど、しっかり自分が自分自身でここのクオリティで、自分が思ってるクオリティ出せなかったので、試合の内容なんですけど。やっぱり自分が納得できるところまで、クオリティをしっかり保てないと試合に繋がらないと思うので、ここで負けたからすぐ試合して、ってやっちゃうと、クオリティ下げてでも焦って作るよりはしっかり相談させてもらって一番いいところでもう1回、ちょっと。でも負けちゃったんで『誰々とやらしてくれ!』なんてもともと言ってないですけど、もっと言えない立場になったんで、もう1回、双六でいったら“振り出しに戻る”みたいな感じで、振り出しに戻りました(笑)」

──動きの確認です。リングの上から撮っているカメラを見ると、ダウンした後それでも起き上がって足を取りに行ってるようにも見えました。その辺は意識的だったのか、無意識だったのかは覚えていますか?

「自分で右をもらってフラッシュダウンしたのを感じたんですよね、それですぐ止めないで自分がまだ動いてることをレフェリーがしっかり確認してくれてたんでそこでは止めないでくれていて。その後の追撃(※ダウンから四つん這いになったところに、福田が中腰で左フックを打ち抜いた)がもう1発クリーンヒットしたところで、危険だと察してレフェリーが止めてくれたんで、レフェリーの判断はもう本当的確だったと思いますし、あの試合の前にも丁寧にあの自分の控室に来てくれて、『こういう状況で危険性があったりしたら選手のことを思ってるからこういう風に止めるよ』とか一応事前に確認していただいた上でのあの対応だったと思うんで、さっき自分すぐリプレイで見直したんですけど、あのレフェリーさんはもう、めちゃめちゃいい仕事してくれてると思って自分行きすぎちゃったんで、それが問題だったなって、はい特に問題はないと思ます、自分的にあそこは」

──止めるタイミングについてではなく、安藤選手がまだあの段階で足を取りに言っているように見えたので、そこは意識的だったのか? ということを伺いました。

「無意識でやってたんですけど、いつもの自分だとあそこからもう1回ゲームが始まる自分なんですよね。なんですけど、今回はちゃんと仕留められてしまったっていうところで、相手の方がやっぱりすごかったし、優れてたなって。すごいいい選手だったなって。しっかり自分負けちゃったなって、実感してます、すみません、質問間違えちゃって」

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