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インタビュー

【RIZIN】新バンタム級王者ダニー・サバテロ「クソ福田、クソ後藤、キム・スーチョルらを全部ぶっ飛ばしてる間に、井上が勝ち続けてくれば、また戦うことになるんじゃないか」

2026/01/06 15:01
 2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN師走の超強者祭り』の第11試合「RIZINバンタム級(61.0kg)選手権試合」(5分3R)で、井上直樹(Kill Cliff FC)に判定2-1で勝利し、新王者となったダニー・サバテロ(アメリカントップチーム)が試合後インタビューに答えた。  太田忍、佐藤将光を下し、井上直樹への挑戦を決めたサバテロ。試合は、王者のジャブ・カーフキックを受けながらも、挑戦者が得意のテイクダウン&コントロールで勝負。スクランブルする井上を、サバテロはさらにスクランブルで上回り、トップを奪いに行く。2Rは井上がボディトライアングルにとらえたものの、最終Rにサバテロがテイクダウンから肩固め、アナコンダチョーク、サッカーキックと連続で仕掛け続けてゴング。  ラウンドマストではない、トータルマストの判定は、最後まで濃密なスクランブル戦をアタックし続けたサバテロが2-1で勝利。盟友・堀口恭司から連なる、悲願のRIZINバンタム級ベルトを獲得した。  試合後インタビューで、敗者の井上はサバテロについて「しつこいレスリングを1Rから3Rまで続けることのできる選手。組まれて自分から逃げようと思っても“その次”を用意されている感じがあって、なかなか逃げるのも逃げ切れず、自分が攻めることも出来ない展開をずっと作らされていると感じた」と敗因を語った。  そして、新王者サバテロは「井上はすごくタフで精神力も強くて、絶対に諦めない気持ちの持ち主で、心を折るのに苦労した。素晴らしいジャブとカーフキックを持っている、そしてRIZINという団体のレベルの高さを非常によく背負ったチャンピオンだった。ただしもうRIZINのチャンピオンはもう井上ではなくて。ダニー“イタリアン・ギャングスター”サバテロ。ここから先は、自分が代表として背負っていきたい」と、所信表明した。 あまり見えないかもしれないけれども、自分が動くたびに相手から体力を削り取る、ちゃんと計算された動きなんだ ──試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。 「本当に今日が人生最高の日だ。この感情を表現する言葉は無い。今まで、全てを今日のために犠牲にしてきたから。人生において本当に、世界チャンピオンになることが目標だった。それに対して全て犠牲にしてきたっていう部分があるんだ。大晦日に試合が決まったっていうこともやっぱりクリスマスも犠牲にした。祝日も無かった。家族と会うことも無かった。自分はイタリア人なので、家族と母親はものすごく大切にしていて、母親は自分にとって親友という立ち位置だけど、そんな母にも会う時間も割かずに、この日のためだけにやってきた。もっと言えば最強を目指すために、自分の家からフロリダに引っ越して、ATTという最強のジムに入ったこと、そしてこのATTの最高のチームも自分のことを信じてくれたからこそ両手を広げて迎えてくれた。そういった意味でも、この日のこの瞬間のために本当に今まで自分の人生の全てを注いできて、それが今日実ったということなんだ」 ──井上選手と実際に戦った印象を教えてください。 「井上は素晴らしいチャンピオンだった。これはもうみんなが認めていることだと思うけど、本当にRIZIN史上、最速の男だし、素晴らしいジャブと素晴らしいカーフキックを持っている、そしてRIZINという団体のレベルの高さを非常によく背負ったチャンピオンだった。ただしもうRIZINのチャンピオンはもう井上ではなくて。ダニー・“イタリアン・ギャングスター”サバテロ。ここから先は、自分が代表として背負っていきたい。井上はすごくタフで精神力も強くて、絶対に諦めない気持ちの持ち主で、心を折るのに苦労した。本当に素晴らしいチャンピオンだったと思うし、本当にもう全部、試合が終わったことなので、彼に対してはリスペクトしかない。で、彼は本当に素晴らしいファイターなので、またすぐに次、戦って、そこに勝って、復活ロードを歩むことになると思う。  そして自分はその間に、クソ福田(龍彌)、クソ後藤(丈治)、そしてキム・スーチョル、そいつらを全部ぶっ飛ばしてる間に、また彼がすごい勝ち続けてくれば、またリマッチを組んでもいいと思う。やっぱり素晴らしい、美しい試合だったと思っているし、ファンが喜んでくれたならいいと思う。感覚的なものではあるけれど、井上とはまた戦うことになるんじゃないか、という気がするから、その時また美しい試合をして、次はフィニッシュする。彼の時代は終わり、俺の時代=イッツ・マイ・タイムだ」 ──先ほど試合後インタビューを受けた福田選手は「サバテロ選手と対戦したい、それは日本人が強いことを証明したいからだ」と、その理由を話していました。逆にサバテロ選手が福田選手と戦いたい理由はなんですか? 「まず、俺の名前を出した福田にF●●KYOU! だ。俺の名前を出すんじゃねえ、クソ喰らえ。そんな許可は与えてやってないぞ、ふざけんじゃねえ。確かに今日はいいパフォーマンスを演出したかもしれないけども、相手の安藤(達也)はクソ雑魚だから、アイツは何もやってない。そんなヤツに勝ったからって調子に乗るんじゃねーよ。福田は井上に負けてる、その井上に俺は勝った、井上に負けてるくせに何様だテメーは、このクソ野郎が。この建物内にまだいるのであれば、今すぐここに来て、今やってやるよ、アイツの頭を蹴り飛ばしてやる。もしそれがダメなのであれば、26年の早い段階で、絶対にそれをやりたい。アイツだけを特定して嫌いなわけじゃねーよ、本当にこのバンタム級にいるヤツらは、全員大嫌いだ。さっきベルト獲ってから10数分しか経ってねえし、もちろん今日は人生最高の日だ。それでも、もう俺は満足してない。俺はそこいらの普通のヤツとは違って、さらに上を目指してるんだよ。だから俺の名前を勝手に出しやがったクソ福田。アイツはビビってんだ。本人が“強いところを見せたい”と思ってたからって、それはない。俺にとってアイツとの試合なんかイージーファイトだ。全くもって、圧倒的に勝って、ヒジをアイツの頭蓋骨にめり込ましてやる。  日本人が強いというより、俺が日本を代表するファイターに今日なったから、そもそも俺はもう日本で一番最強のファイターになり、俺がRIZIN最強の男だ。みんな俺のことを“外敵”だって思ってるのかもしれないけど、そんなこと言わないでほしい。俺はRIZINのファイターであって日本を代表する選手だと思っている。俺は日本を代表してRIZINの顔として世界のどのバンタム級の選手にも負けるつもりはない。もちろん全ての相手をフィニッシュすることはできないかもしれないが、圧倒的にドミネートして相手の精神を叩き折ることができる。自分はどんな相手でも太田忍戦のようにフィニッシュしたり、佐藤将光、井上直樹との試合のように“心を折る”ことができる世界最高のファイターだと思ってるんだ」 ──実際2Rは特に劣勢だっと思います。3Rに入る前にどういう気持ちだったのか、コーナーマンからはどういう指示をもらって、3Rに臨みましたか。 「そう、確かに2Rはボディトライアングルがすごくいい形で入っているけれど、彼はすごくリーチが長い選手だから、その距離とか自分の長い四肢をよく使った戦い方をするのはみんな、よく知っていると思う。本当に彼はその長身やリーチを活かして、素晴らしいジャブだったり、距離を測ったりということにすごく優れた選手だと思う。ラウンド間に言われたのは、緊急性を持ったアドバイスがあって。本当に今、自分がチャンピオンでいるのはあの世界最高のコーナーマンであるマイク・ブラウンとチャールズ・ロサがいるから。本当に普通の選手だったら喉から手が出るほど欲しいような、最強のセコンドたちがいるので、自分は今日、自分のグラウンドゲームとATTっていうものがあって初めて自分がチャンピオンになれてると思ってる。  そして自分のスタイル的に、そのアドバイスとしては、やっぱりフィニッシュがしづらい相手、そしてすごくうまい相手に関しては常にプレッシャーをかけ続けること。絶対に休まないこと。そうすると相手の心が折れるということは、以前の経験から学んでいることなので、ボディトライアングルをかけられていたとしても、そこで休まず・休ませず常に動き続けて、疲弊させていく。それが、ひとつの指示。自分のポジショニングは全て計算されていて、あまり見えないかもしれないけれども、自分が動くたびに相手から体力を削り取る、ちゃんと計算された動きだっていうのは分かってほしい。  2R、確かに劣勢に見えたかもしれないけども、当然それは作戦のうちだった。自分としては最も好む試合っていうのは、泥臭くてフィジカルで本当にマザーファッカーが戦うような試合の仕方が俺はすごい好きだ。で、最終的に人間の本性、自分の本当の心、キャラクターっていうものが現れるようなドロドロの試合に持ち込むのが自分のスタイルだと思っている。あの試合の最後の10秒が本当の俺で、絶対に諦めない。最後まで相手の顔面を、蹴り飛ばそうとする。そういったドロドロの部分が見える試合が、理想とする試合展開なので、基本的には相手の心をへし折って、で、倒す、制するっていう試合を心がける。また先ほどから何度も言っているけど今日は、人生で最高の日で、ここにいる皆様と自分の最高の日を一緒に祝いたい。当然会ったこともない人もいるけれども、一緒に祝いたいなと思う。その反面で頭のどこかにあのクソの頭がずっとチラついてるので自分としては早く、早く1秒でも早く福田とやってボコボコにしたい」 [nextpage] サバテロ「堀口恭司がATTに持ってきたRIZINチャンピオンべルトを見て『なんて美しいベルトなんだ、いつか俺が──』って ──そのベルトは、堀口恭司選手がかつて持っていたことはご存知かと思いますけれども、ジムに戻ったら堀口選手にも感謝を伝えますか? 「すごく面白いことに、自分がATTに引っ越した時、堀口選手はすでにATTにいて、その時に、すでにRIZINチャンピオンだった。べルトを見て、本当に“なんて美しいベルトなんだ”と思って、会った時『いつかは俺がもらうことになる』という風に言って、今日遂にその日が来た。このベルトは本当に世界一美しいベルトだと思っていて、ATTはこの業界を牛耳っている最強のジムなので、もう世界中のベルトがATTには飾られているけど、その中でも群を抜いて美しくて、これだけ目立つベルトって無くて、ATTにいる選手はRIZINベルトを羨ましそうに見ながら、みんなそれを飾った棚の前を通り過ぎていく。それくらい素晴らしいベルト。  当然戻って恭司に会ったら嬉しくて浮かれると思う。今日の俺も浮かれている。で、堀口恭司は日本のスーパースターで、みんなすごく尊敬している選手。その彼が持っていたベルトで、彼もすごくチャンピオンとしてRIZINをよく見せることができていたけど、これから俺がしっかりとRIZINのベルトに泥を塗らないように振る舞って、誰より素晴らしいチャンピオンとして、このベルトを守り続けたい。ベルトは恭司じゃなくて俺のものとなって、あと88回防衛をして、で、このベルトは2度と離さない。これは今日から自分の体を離れることはない。練習に行く時も家へ行く時もバーに行く時も食事に行く時も、全てどこに行く時にも、このベルトと一緒に時間を過ごして、自分にとって、このベルトは生涯最高の景品というか所有物であり2度と離れることはない」 ──26年の3月と4月の大会が今日発表されましたが、出場に興味はありますか? それともちょっと次の試合まで時間を置きたいですか? 「もちろん3月、4月と言わずに3月と4月、出動するもりはある。3月にまずは福田とやって、4月は、キム・スーチョルなのか後藤なのか安藤なのか、3人まとめてでも全然いいし、階級にいる選手たち全員とやってもいい。それくらい今の自分は心身共に健康だし、特にいつでも試合はできる準備はしている。本当にいろんな選手たちが『試合できる』と言うけど、アイツらは口だけで、俺は本当にいつでも試合することができる。俺はすごくプロフェッショナルで、体重も必ず作る。そして試合のオファーは必ず受ける。試合を自分からキャンセルすることは絶対にない。“ファイター”というものを自分は体現していると思っているから、RIZINの開催計画の中に3月、4月があるのであれば、誰とでもやってやる。でも福田がいいと思う」 ──今日はRIZINにとって10周年の大きな歴史的大会で、サバテロ選手自身としてはそこに出場して、このRIZINの10年間を振り返ってどういった印象や思い出があるのでしょうか。 「先ほども何度も言ってるように今日が人生最高の日で、特にRIZINが晴らしい団体で、こういった価値を上げるような団体だからこそ今日自分は人生最高の日を迎えることができる。これは世界最高のベルトだし、これは今までの犠牲と覚悟、自分が費やしてきた全ての時間の結晶だと思うから、このベルトは世界一取るのが難しいベルトだと思っている。でもそれを今日俺は手に入れることができた。で、その代わり自分は常にナイスガイでいられるとは限らない。それは、こういうものを手にするには犠牲を伴わなくてはできないから。  RIZINの思い出といえば、たくさんあるけど、それは主に堀口恭司がいたからで、彼のRIZINでの活躍が自分のRIZINの思い出になってる。マネル・ケイプと戦っていたり、1日2試合戦ったり、そういったすごいことを恭司はやってきてるし、それができるのもRIZINが素晴らしいプロモーションだからだと思う。今日は10周年大会だったけれども、もっと大きなことを考えたい。自分は小さいことを考えるんじゃなくて、より大きなことを考えたくて、もう来年、RIZINは世界進出し、俺がその顔になる。その先頭に立ってRIZINが世界に進出していく手伝いを俺はしていきたい思っているので、2025年が素晴らしい年だったと思ったら大間違いだ。2026年はより素晴らしい年になると思う」
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