与座とアナンがタイトルマッチで実現すれば文字通りスーパーファイトになる(C)ONE Champioship
ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ世界王者ナビル・アナン(アルジェリア/タイ)が、ONE Champioshipの公式サイトのインタビューに答え、与座優貴(team VASILEUS)について言及した。
アナンはテコンドー、空手(いずれも黒帯)を経てムエタイを始め、パタヤの地方スタジアムで経験を積んで2017年からルンピニーとラジャダムナンのメジャースタジアムに進出。2022年5月にはWBCムエタイ世界フェザー級王座に就いた。RWS出場を経て、2023年6月にONE初出場にしてスーパーレックと対戦したが初回KOで敗れている。

しかし、9月にはナックロップを右クロスでKO、12月には元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイを判定で破り、2024年7月にはクラップダムをヒザ蹴りでKOしてみせるなど5連勝を飾り、2025年1月にはニコ・カリロに初回TKO勝ちで暫定バンタム級ムエタイ世界王座を獲得。
3月の日本大会で正規王者のスーパーレックと王座統一戦を行うはずだったが、スーパーレックが体重超過で王座はく奪、ノンタイトル戦でアナンがリベンジを果たした(その後、アナンが正規王者に昇格)。その後はキックボクシングルールに挑み、イリアス・エナッシとは無効試合となったものの、2025年11月の日本大会ではフェザー級(-70.3kg)で元K-1王者の和島大海に判定勝ちした。ONEバンタム級で195㎝という規格外の長身で、戦績は39勝5敗1分1無効試合。
当初は11月の日本大会で、ONEバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティーの挑戦を受けてムエタイ王座の防衛戦が行われることが決まっていたが、ハガティ―の負傷欠場で和島との対戦となった。
アナンは「2026年は経験のために誰とでも戦う。キックボクシングではもっと経験を積む必要がある。今はまだランキングにも入ってないから、誰とでも戦える。でも、キックボクシングの世界タイトルに挑戦するのは理にかなっていると思う。僕は(ムエタイの)チャンピオンだから、ランキングに載る必要はないと思っているんだ」と、2026年はキックボクシングルールに重点を置き、世界王座に挑戦したいとする。
「(ムエタイでは)ハガティ―しか残っていないと思う。どうなるか見てみよう。それに、(ハガティ―と戦ったら)どうなるか見てみたい。彼はフットワークが良く、ヒジ打ちもパンチも強いからね」と、バンタム級ムエタイで残っている仕事はハガティ―と戦うことだけと話す。

アナンはハガティ―の怪我の回復を待つとする一方、将来的に与座と対戦する可能性についても触れた。
「(与座のパフォーマンスについては)何と言っていいか分からない。彼のファイトスタイルには、特に感銘を受けるようなところがなかった。確かに彼は強い。そこは素晴らしい。でも、私のように相手をするのが難しく、距離感もしっかり取れる相手と戦ったことがない。彼にチャンスがあるかどうか、見てみよう」と、自分と戦って勝てるチャンスがあるのか見てくれとする。
さらに「彼は最近よく喋るから、時々イライラする。(僕の)足を折ってみないか?」と挑発した。
与座自身はハガティ―とのタイトルマッチを最優先にしたいとし、王座を奪取して防衛戦だったらアナンと戦う、もしくはハガティ―が王座を返上しての王座決定戦だったらやるとしている(暫定王座決定戦では嫌だ、とも)。
スーパーファイトは2026年、実現するのか。



