【写真】2016年12月11日以来、約3年ぶりに再戦する山本健斗デリカット(左)とSASUKE(右)。(C)サステイン
11月24日(日)東京・後楽園ホール大会にて開催されるサステイン主催プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR FINAL Supported by ONE Championship」の追加カードが発表された。
フェザー級・5分2Rで、山本健斗デリカット(同級世界6位/総合格闘技道場コブラ会)とSASUKE(マスタージャパン)が対戦する。
約2年半のブランクから連勝を飾ったSASUKE(マスタージャパン)は連続参戦。復帰戦となった2019年7月15日の後楽園ホール大会では、これまでの鬱憤を晴らすかのように鈴木淑徳(オフィス淑徳軍)を相手に豪快な1R TKO勝利を飾ると、続く10月新宿FACE大会でもキャリアで上まわる稲葉聡(秋本道場ジャングルジャンクション)を1Rフロントスリーパーで仕留めてみせた。
試合後にその口から発せられたのは、11.24後楽園ホール大会への連続参戦。復帰する事だけに費やした2年半を取り戻すべく、戦い急ぐSASUKEの思いを受け止めたのは欠場前、最後の対戦相手となった山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会)だ。
2016年12月の新人王決勝戦で相対した両者は開始のゴングから感情剥き出しの試合を展開。山本がパンチで追い込めば、SASUKEが寝技であわやの場面を作る。一進一退の攻防を展開するも、最後は山本が得意のパンチでプレッシャーをかけ1R 4分37秒、KO勝利。見事新人王を獲得した。
山本は翌年にはインフィニティリーグにエントリー。優勝争いにも加わり、その後もランキングに定着する活躍を見せている。しかしその山本も2019年1月、阪本洋平(T-BLOOD)戦で自ら放ったローキックで脛(すね)を骨折。不運とも言えるブランクが空き、今回が約10カ月ぶりの復帰戦となる。
寡黙な男が自らアピールして実現したこの一戦。最後に笑うのはSASUKEか? それとも山本健斗デリカットが世界ランカーの実力を見せて返り討ちにするか? 様々な思いが交錯する約3年振りの再戦に注目だ。
加えて2019年度新人王決定トーナメントフェザー級準決勝・田村渓(パラエストラ柏)vs 藤野康宏(パラエストラTB)の一戦も決定している。
【新たに決定した対戦カード】
▼フェザー級 5分2R
山本健斗デリカット(同級世界6位/総合格闘技道場コブラ会)
SASUKE(マスタージャパン)
▼2019年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級 5分2R
田村 渓(パラエストラ柏)
藤野康宏(パラエストラTB)