【DEEP】ボンサイ柔術・鈴木琢仁がフェザー級で三村亘を左フックで倒し、3試合連続1R KO・TKOの4連勝。樹季が鈴木”BOSS”遥を洗濯バサミ葬、堂園悠が6連勝

　2025年12月7日（日）大阪・錦秀会 住吉区民センター大ホールにてDEEP OSAKA IMPACT 2025 5th ROUND』（DEEPメンバーシップ配信）が開催された。 　フェザー級で、延命そら(TEAM FAUST）vs.牧野滉風（柔術&MMAアカデミーG-face）、三村亘 (パンクラス大阪稲垣組）vs.鈴木琢仁（ボンサイ柔術）のほか、DEEP JEWELSバンタム級で、樹季 (KING GYM KOBE）vs.鈴木”BOSS”遥 (SAI-GYM）など、注目カードが行われた。 　メインイベントでは、フェザー級で5連勝中の25歳の延命と、2連敗中の28歳・牧野が対戦した。 ▼メインイベント 第10試合 DEEPフェザー級 5分3R〇延命そら（TEAM FAUST）66.20kg[2R 1分37秒 リアネイキドチョーク]×牧野滉風（柔術&MMAアカデミーG-face）66.15kg ▼第9試合 DEEPフェザー級 5分2R×三村 亘 (パンクラス大阪稲垣組）66.05kg[1R 3分05秒 KO]〇鈴木琢仁（ボンサイ柔術）66.25kg 　鈴木は、ウェルター級で角野晃平に敗れるも、フェザー級で瀧口脩生、森俊樹、GINJIをいずれも1Rフィニッシュで覚醒中。 　対する地元の三村は、24年12月に劉獅を左フックの強打でダウンを奪いパウンドアウトで3連勝をマークも、25年4月に延命そらに1R TKO負け。今回は再起戦となる。 　1R、中央を獲る鈴木。圧力をかけて三村の右に合わせて左で差して四つ組み。ケージ背にした三村は右ヒジを振って離れる。 　三村の右ローにカウンターの右ストレートを突いた鈴木は、そのまま組み。右で差してヒザを突く三村。再び右ヒジ。鈴木も右ヒザを返すと、三村は右ヒジ狙いもかわした鈴木。 　三村は右カーフ。これにバランスを崩した鈴木が立ち上がるとすぐに2発目の右カーフ。しかし圧力をかける鈴木の右がヒット。右回りにサークリングする三村。右ローを突くが、そこに右ストレートを狙う鈴木に、三村は避けるもバランスを崩す。追う鈴木のワンツーをかわして組んだ三村。 　左で差すが、四つになって押し込む鈴木は右の細かいパンチをボディにこつこつ突くと、ブレーク。 　左前手フックで飛び込む鈴木。右回りでかわした三村。互いに右クロスは頭を傾けかわすと、鈴木はすぐに返しのフック！ これを被弾した三村が後方に頭を打って倒れると、鈴木は追撃せず。すぐにレフェリーが入った。 　鈴木は3連続1R KO・TKOの4連勝。三村は延命戦に続くKO負けで3連勝後の2連敗となった。 [nextpage] ▼第8試合 DEEPフライ級 5分2R─飴山聖也 (ENCOUNTER）56.85kg[1R 4分06秒 ノーコンテスト]─砂田華杜（TEAM AGENT）57.05kg 　飴山はDEEP4連勝後の25年3月のRIZINで高岡宏気にRNCで一本負けしたが、6月に安谷屋智弘をガードからのヒジ打ちで初回TKOに下し、再起を遂げた。 　砂田は、DEEP大阪で3連勝中。上村亮馬、佐藤利空、古市陸をいずれも1Rフィニッシュしている。空手とボクシングがバックボーンの23歳だが、2勝はリアネイキドチョーク。 　1R、ともにオーソドックス構え。中央を獲る砂田。飴山のジャブにワンツーを狙う。互いに右カーフ。ジャブ＆ローの飴山に、砂田は右ストレートを合わせに。飴山の前手左フックに右フックもかぶせる。 　左ジャブを刺す飴山。砂田の右をダックして右ボディストレート。左ジャブから左ハイに繋ぐ。ガードする砂田はワンツーで前に。ステップでかわす飴山。ともにジャブの刺し合い。ガード上に右を振って組む飴山だが脇を固める砂田に離れる。 　左ジャブを突く飴山。砂田の右から左の強震はかわし左も、そこに砂田も左を入れて前進！ 一瞬下がる飴山だが中央に戻す。右カーフの砂田。飴山の蹴り返しに右を狙う。 　左ジャブのフェイントから左フックに繋ぐ飴山は左ボディストレートも。砂田は飴山の左から右にジャブを当てる。飴山は左ボディジャブ。飴山の右ストレートの入りに右ヒザを合わせた砂田！ さらに右ストレート！ 　後退した飴山はシングルレッグも右小手の砂田は突き放す。左右ローの飴山を詰める砂田は、右から左も、そこに右をカウンターで合わせる飴山！ 前に出て右を振って、左ジャブ。砂田の右ローに右を狙う。 　さらに右オーバーハンドをガード上に当てる飴山。サウスポー構えにスイッチした飴山は左ミドルも、そこに右ストレートを突く砂田だが、飴山は右目を押さえてアイポークをアピール。 　ドクターチェックの末、試合続行不可能。1Rが終了していないため、打撃の好勝負はアクシデントによるノーコンテストと発表された。 [nextpage] ▼第7試合 DEEP JEWELSバンタム級 5分2R〇樹季 (KING GYM KOBE）61.45kg 5勝1敗（3連勝）[1R 1分13秒 洗濯バサミ] ※キムラで回して洗濯バサミ×鈴木”BOSS”遥 (SAI-GYM）61.05kg [nextpage] ▼第6試合 DEEPバンタム級 5分2R〇堂園 悠 (修和館）61.45kg[1R 1分24秒 KO]×坂本 岳（JAPAN TOP TEAM）61.65kg [nextpage] ▼第5試合 DEEPバンタム級 5分2R〇谷岡祐樹 （パラエストラ加古川）61.50kg[判定3-0] ※20-18, 19-19マスト谷岡×2×大空斗（パンクラス大阪稲垣組）61.40kg [nextpage] ▼第4試合 DEEPメガトン級 5分2R〇ステファン“スマッシュ”（フリー）98.70kg[1R 1分33秒 TKO] ※後ろ蹴り→パウンド×大家 皆（総合格闘技道場加藤）138.25kg [nextpage] ▼第3試合 DEEPバンタム級 5分2R〇山﨑鼓大（BLOWS）61.40kg[1R 1分16秒 TKO] ※右後ろ廻し蹴り→左連打×脇田 仁（COMRADE）61.20kg [nextpage] ▼第2試合 DEEPフェザー級 5分2R〇小川道的（柔術兄弟）66.15kg[2R 判定2-1] ※20-18×2, 19-19マスト藤田×藤田宇宙 (パンクラス大阪稲垣組）66.05kg [nextpage] ▼第1試合 DEEPバンタム級 5分2R〇福田泰暉（TEAM STAKE）61.55kg[1R 4分27秒 TKO]×田口貴規（総合格闘技Asura）61.60kg [nextpage] プレリム ────※以降、メイン後に実施──── ▼第21試合 DEEPライト級 5分2R〇ベンジャミン（blooM）70.70kg[判定3-0] ※20-18×3×河坂修斗（クロスポイント・パラエストラ拝島）70.65kg [nextpage] ▼第20試合 DEEPウェルター級 5分2R〇大澤将司（BLOWS）77.00kg[1R 4分01秒 TKO]×上田拳翔 （reversal gym osaka anne）77.50kg [nextpage] ▼第19試合 DEEPバンタム級 5分2R〇木下竜馬（KING GYM KOBE）61.65kg[1R 1分21秒 リアネイキドチョーク]×カーレッジユウキ（VICTORY GYM）61.10kg [nextpage] ▼第18試合 DEEPストロー級 5分2R〇武蔵（All My Homies）52.55kg[1R 1分46秒 キムラロック]×上村亮馬（パラエストラ森ノ宮） 52.45kg [nextpage] ▼第17試合 DEEPフライ級 5分2R〇廣瀬裕斗（マーシャルアーツクラブ中津川）56.95kg[判定3-0]×米原剛希 (パラエストラ加古川）57.00kg [nextpage] ▼第16試合 DEEP 63kg以下 3分3R KICKルール〇原田闘鬼（心将塾）62.90kg[1R 1分58秒 TKO]×丸山晃毅（VICTORY GYM）62.70kg [nextpage] ▼第15試合 DEEP JEWELS 64kg以下 5分2R〇Bobo飛鳥 （blooM）63.95kg[2R 判定3-0] ※20-18×3×近藤世里菜（総合格闘技道場ARMS）63.70kg [nextpage] ▼第14試合 DEEPフェザー級 5分2R〇澤田龍美（リバーサルジム神戸HIZUMI） 66.30kg[1R 終了時 TKO] ※目負傷でドクターストップ×石田拓己（志道場）65.85kg [nextpage] ▼第13試合 DEEPフライ級 3分2RアマチュアSルール×朝井啓太 (ENCOUNTER）57.10kg[判定0-3] ※19-19マスト吉村×3〇吉村凌仁郎(リバーサルジム神戸HIZUMI）57.00kg [nextpage] ▼第12試合 DEEPメガトン級 3分2R アマチュアSルール×佐藤勇真 (KING GYM KOBE）95.30kg[1R 2分50秒 TKO] ※〇西川将輝（ENCOUNTER）94.00kg [nextpage] ▼第11試合 DEEP JEWELSストロー級 3分2R アマチュアSPルール×大西未来 (トライフォース泉南）51.30kg[2R 判定0-3] ※18-20×3〇abbie (POLARGYMOSAKA）52.25kg