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レポート

【RWS】福田海斗、開始直後からの猛攻でアグレッシブファイトもスラサックに3度ダウン奪われまさかの初回KO負け

2025/12/15 22:12
【RWS】福田海斗、開始直後からの猛攻でアグレッシブファイトもスラサックに3度ダウン奪われまさかの初回KO負け

左ミドルでダメージを受けた直後、強烈な左ボディをもらった福田(C)RWS

RWS
2025年12月13日(土)タイ・ルンピニースタジアム

▼第1試合 フェザー級(-57.15kg)3分3R
〇スラサック(タイ)
KO 1R 2分34秒 ※3ノックダウン
×福田海斗(キング・ムエ)

 日本とタイを股に掛けて活躍する福田は今年4月、『スックワンキントーン』で大翔に判定勝利。7月には『ホーストカップ』にて、ザ・ロックMFCを首相撲で圧倒、フルマークの判定勝利を収めている。8月には『RWS』で数々の世界王座を獲得しているカルロス・コエーリョ・カナレスにも完勝。しかし9月、『MuayThai Super Fight』にてチェップカートと接戦の末に敗れた。


『RWS』には過去4度出場し、3勝1敗の好成績を残している。今回はメインカード第1試合でスラサックとフェザー級の57.15kgで対戦。スラサックは47勝16敗で、元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級15位。


 1R、両者がグローブを合わせた直後から打ち合いを開始。福田が右フックで先制し、すぐにスラサックも左フックを打ち返す。続けて福田は得意のテンカオもスラサックは左手を伸ばして福田を押して防御。福田は右ストレート、スラサックが右ミドルを蹴ってくるとキャッチして右ストレートを打つ。


 ヒザから前に出た福田だが、そこへスラサックが左の縦ヒジ。カウンターでもらった福田はダウンする。すぐに立ち上がった福田は右フックとヒジで攻めていき、スラサックは左ボディと右ミドルで応戦。距離を詰める福田が右ヒジ。スラサックは下がりながら左ミドルを蹴る。


 福田はワンツーから右バックハンドブローを繰り出すがかわされ、直後にスラサックが右バックハンドブロー。続けての左ヒジからの右フックで福田は2度目のダウンを喫する。動きが鈍くなった福田だが、前へ出てのワンツーとヒザ。スラサックが左ミドルを蹴ると福田が下がり、スラサックは左ボディで追撃。スラサックが右フックから組み付いて左右のヒザを蹴ると、福田はマットに沈んだ。

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