BreakingDown
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【BreakingDown】BD最高戦力選抜と中国勢が前日会見でバチバチ、両軍が「全勝」を宣言、大将のYURAは「KOで勝ちたい」

2025/12/13 23:12
 2025年12月14日(日)さいたまスーパーアリーナ コミュティアリーナ『BreakingDown 18』の前日公開計量&記者会見が、13日(土)同会場にて行われた。  今大会の目玉である「中国vs.BreakingDown対抗戦 5vs.5」に出場する中国選抜5名、BD選抜5名はいずれも計量をパス。  先鋒戦のライトヘビー級ワンマッチ、キックルール85kg以下で対戦するジャー・シャンミン(中国)は84.95kg、シモミシュラン(BreakingDown)は85.0kg。  2021年『Glory of Heroes』王者の肩書きを持つシャンミンは「相手を横倒しにして見せます。泣いてもカメラに映るなよ。端でこっそり泣いてろよ」と挑発。BD6戦無敗のシモミシュランが「負けたことないし」と返すと、「ただのゴミだよ」と吐き捨てるシャンミン。  次鋒戦のライト級ワンマッチ、キックルール70kg以下で対戦するウー・ジアラー(中国)は69.7kg、山本隆寛(BreakingDown)は69.65kg。  少林寺で10歳から修行してきたというジアラーは「今回相手が(元)王者と聞いたが、トシを取ってると思ってる。このトシでわざわざ大会に出る必要ないと思っています。明日はお前の拳見せてみろよ」と言うと、元OPBF東洋太平洋バンタム級王者で、YURAに唯一の黒星を付けている山本は「煽ってくれてるけど戦うのに年齢は関係ない。僕もBreakingDown 5で出てきた時にオーディションでKOされてから諦めずにここまで這い上がってきたので、明日は最高戦力の名に恥じないように勝ちます。バチバチの殴り合いとKOに期待してください」と宣言。  中堅戦のキックルール58kg以下で対戦する、ワン・ズンイェン(中国)は57.7kg、野田蒼(BreakingDownフライ級王者)は57.7kg。  武林風で試合をしているズンイェンは「中国では出前の配達員もやっています。30秒で倒せる。中国の出前の速度をナメんなよ。出前で遅刻したことないんだよ、俺の拳をお前に届けてやるよ」と勇ましい。  これに野田は「今回フライ級ベルト獲って一発目なので、誰よりもカッコいいKOして誰よりも目立ってやろうと思います。相手の見た目は小さいおっさんですけど、身体は締まってる。15秒で倒します」と宣言。  野田が「出前に専念させてやるよ」と言うと、ズンイェンは「お前に勝つのは出前よりも簡単だ」と返した。  副将戦のキックルール66kg以下で対戦する、ウェイ・ウェイヤン(中国)は65.85kg、井原良太郎(BreakingDown初代バンタム級王者)は66.0kgでパス。  ウェイヤンは武林風の王者として紹介されているが、実際は武林風WORLD MAXトーナメントのベスト8。しかし、そのトーナメントではゴンナパーに勝利しており侮れない。朝久裕貴には敗れている。  会見では「ゆっくり家で動画でも見てろ。明日の大会の準備しろ。明日は俺の拳の嵐を受け止めてみろよ」と井原を挑発。  前バンタム級王者の井原は「僕は前回負けて落ち込んでるところに、未来さんから最高戦力のメンバーに入れてもらったので、しっかりここを喰って次回につなげられたらと思います。強い選手と聞いているので、僕はいつも通り番狂わせで倒したいと思います」とコメント。  これにウェイヤンが「理想はいいと思うが現実はめちゃくちゃ悲惨だから」と返すと、井原は「みんなそう言って最後は倒れているから心配しないで。明日を楽しみにしな」とKOすると話した。  そして大将戦のキックルール71kg以下で対戦する、ハン・ウェンバオ(中国)は70.75kg、YURA(BreakingDownフェザー級王者)は70.8kg。  ウェンバオは2016年武林風-70kg級新人王で、2017年9月に『K-1』に来日。塚越仁志に判定で敗れている。2025年の武林風WORLD MAXトーナメントではジョムトーンらを破り準優勝(優勝はオウヤン・フェン)。2024年12月の『RWS』ではブアカーオとも対戦しており、判定負けとなっているが互角の試合を展開した。  会見でウェンバオは「前回の会見でYURAはどこに行っていたんだ?」と聞き、YURAが「試合してました」と答えると「トイレに隠れて漏らしてるのかと思った」と笑う。YURAは苦笑しながら「KO勝ちしたのでそんなことないですね」。  コメントを求められたYURAは「対抗戦に出たいと言っていて出られることになって嬉しいです。大将戦でメインマッチなのでしっかりKOで勝ちたいと思います。1分なので焦らずにやるのがテーマ。コンディションもバッチリで大丈夫です」とKO宣言。  ウェンバオは「1分の試合は中国でやって来た試合とは違う。刺激をめちゃくちゃ楽しんでいます」と言い、「明日は全員勝ってみせます」と全勝宣言。これに対し、山本も「しっかり強いメンバーなので明日全勝で勝ちます」と全勝宣言した。  すると山本の対戦相手であるジアラーは「お前が勝つターンなんかないからな」と言い放つが、山本は「明日はお前に世の中の厳しさを教えてやる」とした。  中国勢は「この番組を代表するお前ら5人の実力を楽しみにしているからな」と、自信満々に語っていた。
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