2026年2月8日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD GP 2026~ -90kg世界最強決定トーナメント~』の対戦カード発表記者会見が、12月5日(金)都内にて行われた。
【写真】黒川との熱闘を制して新王者となった石井(右)が早くも初防衛戦に臨む 会見後の囲み取材で、K-1実行委員会の宮田充Krushプロデューサーは、「11月大会に出た選手は2月出場は考えてなかったんですが、K-1バンタム級王者・石井一成選手サイドからいつでも防衛戦が出来ると。スタンバイ出来るので石井選手の初防衛戦が早速決まりました。さすがだなと思います。挑戦者は外国人になります。欧米の選手でいいのがいれば欧米人選手で」と、11月の『K-1 WORLD MAX 2025』で黒川瑛斗(team VASILEUS)とのK-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦を制して王座に就いた石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)の初防衛戦を行うことを発表した。
これにより、同大会ではすでに発表されている4つのタイトルマッチに加えて、5大タイトルマッチが行われることとなった。
また、同大会のメインとなる「-90kg世界最強決定トーナメント」については、「出場選手は海外勢が中心です。最終の詰めをやっていて発表はもうちょっと先になりますが、混沌としたトーナメントになると思います」と、-70kgの世界最強決定トーナメントに続いて未知の強豪たちを世界から招聘するという。
【写真】K-1のレジェンドであるバンナをKOしたK-Jee(C)K-1「日本人選手では実績から言うとK-Jee選手。ジェロム・レ・バンナをKOした実績があるのでスタンバっています。あとはティアン・ターザン、リュウ・ツァー、マハムード・サッタリ、ブラジル予選で優勝したマルコ・ブラック・ダイヤモンドが候補に入っています。無差別級にスピードが備わったトーナメントが見せられると思います」とした。
ワンマッチでは「スーパーファイトとは謳わないんですが、そういうカードが組めそうです。11月にタフな試合をしたので70kgの選手たちは4月に予定しているんですが、それ以外の階級のワンマッチ。75kgも動かしていかないといけない。ファンが『おっ』と言うカードが外国人対決で組めそうです」と予告する。
また、11月の「-70kg世界最強決定トーナメント」で優勝したジョナス・サルシチャ(ブラジル)と、1回戦で対戦したK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)とのタイトルマッチでの再戦は「来年の早い時期で決められれば」としていた。