2025年12月6日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 38』(U-NEXT配信)に出場する、鈴木真治(フジマキックムエタイジム)の相手がまたも変更となった。
当初、鈴木はリアム・ハリソン(英国)とのONEキックボクシングルールでのベテラン対決が決まっていたが、ハリソンが負傷欠場。代わってノンタチャイ・ジットムアンノン(タイ)とONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ3分3Rで対戦することが11月27日に発表されたが、ノンタチャイも体調不良のため欠場することに。
さらに代わって、ドミトリー・コフトゥン(タジキスタン/ロシア)が鈴木とバンタム級ムエタイ3分3Rで対戦することとなった。
【写真】ドミトリー・コフトゥン(右) コフトゥンは幼い頃からスポーツや武術に取り組み、極真空手では緑帯を取得。14歳でムエタイを始め、16歳でプロデビュー。2024年8月、ONEに参戦するとフェラーリ・フェアテックスに判定勝ち。2戦目ではノンタチャイ・ジットムアンノンにKOで敗れるが、スーブラック・トー・プラン49、ソー・リン・ウーに連勝。2025年9月、ランキング入りを懸けてバンタム級4位だったランボーレックに挑んだが、TKOで敗れた。
両者とも再浮上を目指し、2026年へ向けて勢いをつけるための勝利を狙う。
【写真】シャドウ・シンハ・マウィン(右) また、ONEフェザー級(-70.3kg)ムエタイ3位シャドウ・シンハ・マウィン(タイ)の対戦相手もモハメド・ユネス・ラバーから変更。ISKAキックボクシングルール世界王者のエンツォ・カルトゥーム(フランス/アルジェリア)と対戦することとなった。
カルトゥームはこれがONEデビュー戦。パタヤのチーム・メディ・ザトゥーで現ONEバンタム級ムエタイ世界王者のナビル・アナンや他の一流ストライカーたちとともにトレーニングしている。戦績は16勝3敗で、フィニッシュ率69%の8連勝中。シャドウを破り、一気にランキング入りを狙う。