2019年11月4日(月・祝)東京・後楽園ホール『RISE 135』の第7試合スーパーフライ級3分3R延長1Rで、RISEスーパーフライ級4位・風音(TEAM TEPPEN)と対戦するNJKFフライ級王者・松谷桐(VALLELY KICKBOXING TEAM)のインタビューが主催者を通じて届いた。
松谷はジュニアキックで活躍し、Bigbangアマチュア-45kg王座、WBCムエタイアマチュアU18-52kg王座などを獲得。2017年10月にプロデビューすると、無敗のまま僅か6戦目でNJKFフライ級王座に就いた。そこからさらに連勝記録を伸ばしていったが、今年7月の仲山大雅戦で初回KO負けを喫し、10戦目にしてプロ初黒星。戦績を9勝(5KO)1敗とした。
■RISEファンの皆さんにこれから注目をしてもらえるような派手な勝ち方をします
――今回RISE初参戦が決まりました。
「今までヒジありのキックルールでやってきたのですが、RISEルールはヒジ、組みがないという自分がずっとやりたかったルールですし、ずっとRISEのリングに上がりたかったので、今回それが実現するので凄く嬉しいです。対戦相手の風音選手も前回(麗也に)KO勝ちしているいい選手なので、凄くワクワクしています」 ――松谷選手は10戦のキャリアがありますが、まだ経験のないヒジ、首相撲ないルールの方が戦いやすいんですか?
「元々やっていた空手には組みがないので、ずっと組みのない試合に興味がありました。絶対にRISEルールの方が自分に合っているので、今までとは違う、もっと強い松谷桐を見せられると思います。米田貴志会長からはパンチが強いとよく言われていて、組みがないことでもっと展開の中で打撃を出せるんじゃないかと思います」 ――ルールが違うことで今までとは練習内容も変えているのでしょうか?
「組みがないことで近い距離での打ち合いが多くなると思うので、詳しいことは言えませんが今までとは違う練習内容にしています。 ――対戦する風音選手にはどのような印象がありますか?「相手選手も若くて勢いのある選手だと思うのですが、勢いは自分の方があると思います。相手のことはあんまり気にしないで、自分の良いところをどんどん出せればいいと思います。相手はパンチの回転が速いと思いますが、一発の重みのある自分が当ててKOします」 ――7月のNJKF後楽園大会でのプロ10戦目(仲山大雅戦)で初敗北でしたが、すぐに練習再開されたのでしょうか?
「凄く悔しくて落ち込んでしまいました。何かをやるにしてもすぐに負けたことを思い出してしまい、立ち直るまでに時間がかかったので練習も1ヵ月はしてませんでした。会長やトレーナーから優しい言葉をかけていただき徐々に気持ちを切り替えていくことができました。今回RISEに出させてもらうことになり、まだまだここでは終われないという気持ちで凄くやる気になっています。負けてもう二度とあんな思いはしたくないので、これからはもうどんどん上にいくだけです」 ――RISEでの目標はありますか?
「定期参戦するからにはどんどん試合を組んでいただいて、早いタイミングでRISEのベルトを狙っていきたいと思います。11月の試合では必ず勝って、RISEファンの皆さんにこれから注目をしてもらえるような派手な勝ち方をします。そのまま勝ち続けてタイトルマッチにいきたいと思います」 ――今大会では政所仁選手と大﨑孔稀選手のスーパーフライ級の試合が組まれています。同階級だけにその試合は意識しますか?
「いずれ対戦する可能性のある選手ですが、今はそこまで目の前の試合に集中して倒すことだけを考えているので特に気にしていません」 ――RISEファンにはご自身のどのような姿を見せたいですか?
「打ち合うだけじゃなく、自分が圧倒して凄いと思われる勝ち方を見せます」