2019年11月1日(金)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2019 BEAKING DAWN』のオープニングファイトで、今年7月に選手発掘のため行われた『K.O TRYOUT』応募者の大塚愛莉(上州松井ジム)、山上都乃(ウィラサクレックムエタイ湖北ジム)、古村光(FURUMURA-GYM)の3名が登場。多数の応募の中から今大会の出場を決めた3名がどのような戦いを見せるのか。
オープニングマッチ第1試合に登場する大塚は、中学3年生でアマチュア戦績7勝(1KO)5分。ムエタイオープン女子-50Kg級2位、NJKFアマチュア-52Kg級1位にランキングされている。また、タレント事務所にも所属。
来春にはプロデビューを目指す大塚と対戦する望月冴香(G-1 TEAMTAKAGI)は、27歳でアマチュア戦績5勝(2KO)3敗。アマチュアでのタイトル獲得歴は特にないという。
格闘技を始めたきっかけは「ダイエット」のため。「昨年ダイエット目的でキックを始め、その頃は人を殴る蹴るなんてあり得ないと思っていたのですが、会員の方とマスをするようになってからはもっと上手くなりたい、もっと強くなりたい、試合に出たいと気持ちが変化し、いつのまにかここまで来てました」と望月。
相手は将来が有望視されているエリートだが、「相手の選手はKNOCK OUTのトライアウトで選ばれたとのことで強いと思います、自分はまだキックを始めて1年ほどの未熟者で、そんな自分がこのオープニングファイトに出ていいのかと悩んだし、正直怖い気持ちもあります。ですが、せっかく頂いたこんな機会二度とないと思うので、無駄にせず全てを出し切り悔いの残らない試合にしたいです」と、チャンスをものにしたいと意気込んでいる。
オープニングファイト第2試合に登場するTRYOUT生の山上都乃(ウィラサクレックムエタイ湖北ジム)は高校3年生でアマチュア戦績は7勝1敗6分。大塚とは2度対戦して引き分けている。当初、ねこ太(トイカツ道場)との対戦が決まっていたが、チエミ(HIDE GYM)に相手が変更となった。
オープニングファイト第3試合は唯一の男子マッチで、TRYOUT生の古村光(FURUMURA-GYM)と星野航大(TORNADO)が対戦。
古村は18歳ですでにプロとして2勝(2KO)1敗の戦績を持ち、9月にはタイ・ラジャダムナンスタジアムのリング(新人戦)にも上がり、勝利を収めている。相手の星野はアマチュア戦績11勝(6KO)5敗2分で、プロルールの試合も経験しているようだ。
TRYOUT生の実力が試される3試合。無事クリアーとなるのか、それともTRYOUT生に牙をむく者が出てくるのか。