▼RIZINヘビー級(120.0kg)王座決定戦 5分3R
アレクサンダー・ソルダトキン(ロシア)
ライアン・ベイダー(米国)
◆アレクサンダー・ソルダトキン
Soldatkin Aleksandr
1993年6月10日、ドイツ・ロシア出身
身長:188cm、リーチ:191cm(75inc)体重:120.0kg
SPITFIREGYM in Berlin所属
回転系の打撃を得意とし、爆発力を持ち、その体格から繰り出すサイドキックで逆コーナーまで相手を吹き飛ばすストライカー。幼少期ジャッキー・チェンやジャン=クロード・ヴァン・ダムの映画が好きで、格闘技に興味を持つ。父を5歳で亡くすと、母の勧めでボクシングを始め、8歳の頃からは、徒手格闘技、グラップリング、フリースタイルレスリングなど多彩な格闘技を経験。そのなかで11歳の頃よりMMAの練習も始めた。とくに徒手格闘技では輝かしい戦績を誇り、ロシア国内王者、W杯2度優勝、世界選手権2度優勝。また、軍隊で潜水なども経験。15年8月、ロシアのTaiwaz Productionでプロデビュー。Battle PromotionやOFC等の団体で破竹の11連勝を挙げた。23年9月、UFC契約をかけ出場したDWCSでは反則の膝蹴りで失格に。その後キックボクシング戦を挟み、24年9月ジョージアのGFCで1R僅か19秒TKO勝利。プロMMA17勝中11KO、一本で2勝している戦慄のフィニッシャー。6月のGP1回戦ではヘキサゴンMMA王者アウンアラーを開始早々、怒涛の打撃で追い詰め、後半スタミナを切らすも判定勝利。準決勝では極真王者の上田幹雄を相手に鉄槌TKO勝利を収めた。9月の決勝ではマレク・サモチュクを相手にフルラウンドの打撃戦を制し優勝を果たした。ライアン・ベイダーとのタイトル戦でレジェンドファイターをKOし、RIZINヘビー級で新たな熱を生み出すつもりだ。
◆ライアン・ベイダー
Ryan Bader
1983年6月7日、米国ネバダ州リノ出身
身長:188cm、リーチ:188cm(74inc)体重:120.0kg
Power MMA Team所属
元Bellator世界ヘビー級/ライトヘビー級王者で、Bellator史上2人目の二階級制覇王者にして初の同時王者。7歳より始めたレスリングで高校時代ネバダ州王者、全米3位。アメフトでもネバダ州年間最優秀選手選出。大学進学後はNCAA D1で2度オールアメリカン選出。07年よりアリゾナ・コンバットスポーツにてMMAの練習を始め、3月にWFCでデビュー。08年、TUFシーズン8で優勝。UFC では10年9月のアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラに判定勝利し、プロ12勝無敗、UFC5連勝を飾ったが、その後11年2月、ジョン・ジョーンズに一本負けでキャリア初黒星を喫した。12年2月のUFC日本大会ではクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンに判定勝ち。UFCでは15勝5敗の戦績を残し、16年11月に離脱。17年6月、初参戦のBellatorで世界ライトヘビー級王座を獲得。19年1月にはBellatorヘビー級ワールドグランプリ決勝戦でエメリヤーエンコ・ヒョードルに1RKO勝利を収めて優勝を果たすと共にBellator世界ヘビー級王座獲得。20年8月にワジム・ネムコフの右ハイキックに沈みライトヘビー級王座から陥落、約4年半ぶりの敗戦に。21年のライトヘビー級WGPは準決勝敗退。22年1月のヘビー級王座統一戦で暫定王者モルダフスキーに5R判定勝利で初防衛。23年2月、引退試合のヒョードルを挑戦者に迎えると右ストレートを当て、1RTKO勝利で防衛成功。BellatorがPFLに買収されると、24年2月に行われた対抗戦でPFL23年ヘビー級年間王者ヘナン・フェレイラに1R開始21秒TKO負けを喫した。25年、ドウェイン・ジョンソン主演の映画"The Smashing Machine"(原題)でマーク・コールマン役で助演。 5月、RIZIN男祭りのリングで大晦日電撃参戦を発表。初代王座戦となる今回、トーナメント覇者のアレクサンダー・ソルダトキンを圧倒的に潰して初代王者となり、RIZINヘビー級を新たに牽引していくつもりだ。



