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【新日本キック】勝次とオリベイラがREBELS王者・丹羽圭介、MA王者“バズーカ”巧樹を迎え撃つ

2019/10/28 22:10
2019年12月8日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『SOUL IN THE RING CLIMAX』の記者会見が、10月28日(月)都内にて行われた。  新日本キックvs REBELSとしてWKBA世界スーパーライト級王者・勝次(藤本ジム)とREBELS 63kg級王者・丹羽圭介(TEAM KSK)が激突。勝次は所用のため会見を欠席、丹羽のみでの会見となった。  丹羽は日本拳法をバックボーンに持ち、2018年10月からはREBELSに定期参戦して4連勝で今年4月にREBELS初代63kg王者となった。さらに8月のKNOCK OUTでは大月晴明を破っている。  対する勝次は2003年にプロデビューし、2015年にキャリア12年目にして新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座に就いた。2017年にKNOCK OUT初代ライト級トーナメントへ参戦すると、1回戦の不可思戦、準決勝の前口太尊戦といずれも倒し倒されの大激闘を演じて一気に名を挙げ、決勝では森井洋介に敗れるも大きなインパクトを残した。10月20日には悲願であったWKBA世界王座をTKO勝ちで獲得。  丹羽は「REBELS代表として看板を背負って戦います。勝次選手は凄くいい選手なので、ぶっ倒して自分の生き様がエンターテインメントになるように戦います。今回もアップデートする無双ビートを使って網で捕獲したいと思います」と挨拶。  前回の試合から口にしている無双ビートとは、世界トップファイターのリズムを解析して自分に取り入れるというもので「無双ビートをぶつけに行くので毎回100点を目指してやっています。でも前回は60点くらい。まだ思い描いていたものにはほど遠い。大月さんに通用して手応えがあった部分もあったので、アップデートして勝次君にぶつけたいと思います」と言い、「試合を見させてもらって、勝次君をイメージするなら蜂。蜂のように刺してくる。その出入りの速さ、刺してくる感じをA・B・Cのどれかを選択して攻めてくる感じ。僕はそれを地引網のように捕獲するというか。今回は“キラービート”でいきます」と、独特すぎる解釈で臨むらしい。  勝次については「戦いに関して覚悟が決まっている。いつの戦いも激闘。記憶がないところでも戦っていると思う。自分の覚悟、戦い抜く覚悟をどの試合を見ても感じます。その覚悟対決、生き様対決だと思っています」と評し、「僕はヒジなしルールやってREBELSのチャンピオンとしてやらせてもらっているので、ぜひそのルールでやらせてくださいと言って受けてもらいました。勝次君はキャリアもあるし、いくらでも変化できるかなってところで、お互いの生き様のぶつけあいかなと思っています。ルールを度外視してそこでいけると思います」と、お互いの生き様をぶつけ合う試合になると話す。  そして「4連勝してチャンピオンにならせてもらって、大月さんに対してもちろん恐怖もあったけれど上回る覚悟、全て受け止める覚悟を持って練習してきたので、今回も勝次君を上回る命がけの覚悟で臨みたいと思います」と語った。  また、新日本キックボクシング協会vsMA日本キックボクシング連盟として、日本ライト級6位ジョニー・オリベイラ(トーエル)vs MA日本スーパーライト級王者“バズーカ”巧樹(菅原道場)が決定。  オリベイラはブラジル出身で、キャリアが60戦近くある大ベテラン。新日本キックのランキングに長く名を連ねている。対するバズーカは2016~2018年にKRUSHやKHAOSに出場、2019年2月にMA王座に就いた。 「12月までに火薬の準備を整えます」というバズーカは「新日本キックには初めて出させてもらいますが、どのリングでも関係ないので目の前に現れた相手をぶっ飛ばします。とりあえずぶっ倒す試合をします。相手の映像はまだ見ていないので分かりませんが、2R以内には必ず倒します」とKO宣言。今回は「“足バズーカ”で倒します」と蹴り技でのKOを予告した。  迎え撃つオリベイラは「12月の試合を楽しみにしています。アグレッシブなスタイルで頑張ります。相手の映像はまだ見ていないので、これから勉強します」と、バズーカにアグレッシブなファイトを挑むと答えた。
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