2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の第6試合、フェザー級3分3R延長1RでBigbangフェザー級王者・佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する、新美貴士(名古屋JKファクトリー)のインタビューが主催者を通じて届いた。
新美は2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。前回8月は斗麗に判定負けを喫し、今回が再起戦。戦績は6勝(4KO)2敗。
■アマチュアボクシングで大学1年生の時に全日本選手権出場
──今回の試合のオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
「佐野選手はKRUSHのトップで活躍している選手で、強い相手と戦えることは純粋にうれしいですね」
──新美選手のインタビューは今回が初めてですが、何歳の時に格闘技を始めたのですか?
「中学までサッカーをやっていて、高校1年生の時に学校のアマチュアボクシング部に入部しました。サッカーをやっていた頃からK-1 WORLD MAXが好きで格闘技には興味があったんですよね。ボクシングでは世代的に亀田興毅さんや内藤大助さんも好きだったので、自分もボクシングをやってみようと思いました」
──そのままボクシングを続けて、プロボクシングの道に進もうとは思わなかったんですか?
「最初はボクシングをやろうと思っていたんですけど、当時の自分の目標が全国大会に出場することだったんですね。それで大学1年生の時に全日本選手権に出ることが出来て、そこでもうボクシングはいいかなと思って、少し格闘技から離れていたんです。それから趣味程度にキックボクシングを始めたら、どんどん面白くなってきて、キックに夢中になったという感じですね」
──キックボクシングを始めたジムが佐藤嘉洋さんも所属していた名古屋JKファクトリーだったんですか?
「そうですね。ただ自分がジムに入ったのは佐藤さんが引退した直後だったので、佐藤さんとはかぶってないですね」
──新美選手は自分の持ち味はどこだと思っていますか?
「技で言えばパンチ・ロー・ヒザ蹴りだと思うんですけど、基本的には相手との距離に応じてどんな技でも出せるようにやってるので、あらゆる技を磨いていけたら良いなと思ってます」
──8月のK-1大阪大会ではプレリミナリーファイトで斗麗選手に判定負けという結果でした。ここで佐野選手に勝って前回の負けを払拭したいという気持ちはありますか?
「そうですね。斗麗選手と佐野選手はタイプが違うんですけど、前回の悔しさを糧にしっかり戦って勝ちたいと思います」
──これからのK-1・KRUSHファイターとしての目標を聞かせてもらえますか?
「KRUSHのベルトは欲しいですし、自分は中国でも試合をしているので機会があれば中国のベルトも欲しいです。もちろんいずれはK-1のベルトも見据えています」
──また試合間隔としては12月のK-1名古屋大会への出場も可能です。チャンスがあれば名古屋大会に出たいという想いはありますか?
「もちろんオファーがあれば出たいですね。試合間隔は全く問題ないです」
──大方の予想では佐野選手が勝つんじゃないかという声が多いと思います。その中でどんな試合を見せたいですか?
「今までも相手が勝つんじゃないかと言われる試合ばかりだったので、そこはもう全然問題ないです。自分のやりたいようにやって勝ちます」