ずらりと揃った-70kg世界最強決定トーナメントに挑む14名
2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦~』の前日公開計量&記者会見が、6日(土)都内にて14:00より行われた。
今大会より開幕の「-70kg世界最強決定トーナメント」に出場する16名は、1名を除いて全員が計量パス。体重超過したサリムカーン・イブラギモフ(ロシア/ARCHANGEL MICHAEL FIGHT CLUB)は会見を欠席したが、その後、出場が認められた。
会見では各選手がそれぞれ意気込みを語り、記者からの質問に答えた。なお、木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)は会見を途中退席している。
<計量結果>

▼第17試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)=69.8kg
カスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)=69.8kg

▼第16試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)=69.6kg
デニス・タプ(モルドバ/MSGYM FIGHT CLUB)=69.5kg

▼第15試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)=69.8kg
ヌルティレク・ザリンベコフ(キルギス/Al Munar Team)=70.0kg

▼第14試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)=69.6kg
メイソン・ストロッドマン(アメリカ/WARMAN MUAY THAI)=69.6kg

▼第13試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)=70.0kg
ジョナサン・アイウル(サモア/Allstyles Gym)=69.6kg

▼第12試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)=70.0kg
アイメリック・ラジジ(フランス/MARSEILLE BOXE PIEDS POINGS)=69.1kg

▼第11試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
アルビオン・モリーナ(ドイツ/Gladiators Gym)=69.6kg
アルフォセヌー・カマラ(セネガル/Emergence Le Havre)=69.6kg

▼第10試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
ジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)=69.8kg
サリムカーン・イブラギモフ(ロシア/ARCHANGEL MICHAEL FIGHT CLUB)=70.0kg
<会見での質疑応答>
――トーナメントへの意気込みと対戦相手の印象は?

ジョナス・サルシチャ「相手が体重オーバー、自分のベストを出して次に向かいたい」

アルビオン・モリーナ「いい気分。相手はバランスの取れた選手。全員と戦う準備をしてきたので楽しみです」

アルフォセヌー・カマラ「いい試合をしたい。モチベーションは十分です」

アビラル・ヒマラヤン・チーター「明日は全てを懸けてやることをやってきたので、試合よりもキツイことを乗り越えてきたから、圧勝してボコボコにしてKOします。KO負けしたことないので、一回の負けもパウンドフォーパウンドの選手にしか負けていないので自信があります。相手は本当に強いと思っていますが、明日は僕の方が強いことを証明します。日本とネパールを代表するので応援をお願いします」

ゾーラ・アカピャン「集まっている16名全ての成功をお祈りしています。厳しいトレーニングを積んできて今日を迎えたと思います。明日は持てる力の100%以上を出せることを祈っています。自分もその中の一人だと思っています。K-1に出る選手で弱い選手やダメな選手はいない。面白い試合をお見せするように頑張ります」

ジョナサン・アイウル「今回のトーナメントは楽しみです。相手はいい選手。最高のトーナメントにします」

木村“フィリップ”ミノル「久しぶりです。僕は16名の中で、そこまで期待されていないのかもしれないですけど、明日は終わってみたら僕が話題に中心にいます。間違いなくこのトーナメントを僕が制します。もう一度言います。間違いなくこのトーナメントを俺が優勝します。相手の印象は、僕はいい経験も悪い経験もあるので、そこが強み。プロで経験したことを活かして勝ちたい」

メイソン・ストロッドマン「やってきたことを、明日やっと見せられることを楽しみにしています。相手は、全ていい試合だとは思っていないので、楽しみしています」

ダリル・フェルドンク「K-1に帰ってきて嬉しく思っています。現在いい状態で、かなり準備ができています。楽しいショーを見せられると思っています」

ヌルティレク・ザリンベコフ「キルギスを代表してK-1に参戦することを誇りに思っています。相手は、強くて人気のある選手と認識しています。これは自分にとって大きなチャンスだと思っています。自分の持てるテクニックやいろいろなものを見せられると思っています」

ストーヤン・コプリヴレンスキー「戻って来れて嬉しいです。いつも通り、十分に準備をしてきました。明日は非常にいい試合を見せたいと思っています。相手は強い選手だと思いますので、楽しい試合になることでしょう。ですが最終的には私が勝ちます」

デニス・タプ「強い相手で経験も豊富。ただし、明日はしっかり準備ができています。熱い試合になるはずです。初めての日本で大きな舞台に立てることを嬉しく思います。ぜひ、明日はみなさん会場へ会いに来てください」

オウヤン・フェン「コンディションはパーフェクトです。相手の研究もパーフェクトにしてきました。私はエキサイティングな試合を見せることが好きなファイターです。みなさんが喜ぶような試合をお見せしますので、楽しみにしていてください」

カスペル・ムシンスキ「明日への準備ができています。この階級のナンバー1とナンバー2の試合になる。ベルトもありますけど、誰がベストかを見せれると思います。楽しみにしていてください」

――フェン選手とムシンスキ選手、優勝候補の2人が対戦するが、どんな試合になると思うか?
ムシンスキ「間違いなく、この試合は戦争のような戦いになる。ナンバー1と2の戦いになる。タフで激しい試合になると思います」
フェン「ムシンスキ選手は実力のあるファイターであることを知っています。この一戦が、事実上の決勝戦という声もあります。でも私は、試合は誰とやっても同じことだと思っています。自分が勝ち進んでベルトを獲るということに変わりはありません。この中にいる16名の誰しもがベルトを獲るチャンスだと思っています。言えることは、面白い試合をお見せすること、必ずMAXのベルトを獲得したいと思っていることです」

――アビラル選手がネパールと日本を背負いたいと思った理由は?
アビラル「僕は9年前に日本へ来て格闘技を始めたので、日本に来てなかったらやっていなかったし今の自分もいなかった。トーナメントの時に日本人がいないと話題になって、だったらネパールはもちろんですが、日本も代表したいと思いました」
――タプ選手、髪型をイメチェンしたのは?
タプ「ちょっとしたサプライズです。気分で変えました」

――タプ選手はハンバーガーを計量で食べるパフォーマンスが会見になった理由は?
タプ「計量の時にハンバーガーを食べることをセットにしているんですが、今回はお腹がすきすぎて忘れてしまいました(笑)」
――コプリヴレンスキー選手は、前回の覇者として今回のトーナメントのレベルをどう思うか?
コプリヴレンスキー「いいレベルだと思います。強い選手が集まっていて、身長が高い選手もいる。とても楽しいトーナメントになると思います。でも、100%俺が勝つ」
――アイウル選手、K-1の歴史上サモア選手が活躍しているが、サモアンフックを出す自信は?
アイウル「マーク・ハントやレイ・セフォーのようなレジェンドを見てきたので、サモアの新しい選手と見られるのは光栄です。自分の国を代表して素晴らしい試合を見せたい」






