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【KNOCK OUT】“100種類の蹴りを持つ男”耀織、“暴腕”鈴木千裕は「パワーがあるだけ。蹴りで倒す」

2019/10/23 17:10
2019年11月1日(金)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2019 BEAKING DAWN』の第1試合、64kg契約REBELSルール3分3Rで、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と対戦する耀織(=よしき/Y's glow)が10月23日(水)都内にて公開練習を行った。  シャドーとミット打ちで空手仕込みの多彩な蹴り技を披露した耀織。「空手の時から蹴りが中心です。それなりに一本勝ちは多い方だったかな」と蹴りには相当な自信がある。  REBELSでの過去2戦は元J-NETWORKスーパーライト級王者・杉本卓也とドロー、極真空手出身でプロ無敗の与座優貴には判定負け(判定2-1)を喫しているが、「その2戦ともパンチにこだわって練習していてパンチで倒したかったんですが、結局頼るところは蹴りかなと。今回は原点の蹴りに戻ってバシバシ蹴っていこうと思っています」と、過去2戦はパンチにこだわってしまったことを反省点に上げ、今回は本来得意の蹴りで勝負するという。  対戦相手の鈴木は10月のKNOCK OUTのメインイベントで、二冠王・橋本悟をパンチのラッシュで1R45秒、KOに沈める“暴腕”ぶりを発揮している。 「まだシュートボクシングを含めて立ち技は3戦しかやっていませんが、強い選手なのでそのうちやるかなとは思っていました。準備はしていましたね」と、いずれ戦う機会が来ると予感していた。 「言っても、パワーがあるだけかなと思っているので、難しく対策は考えてないです。距離の詰め方とか展開の速さは違うので気を付けたい。パワーが凄いと言っても僕はKOされたことがないので、自分がKOされることを想像できないわけじゃないですが、この階級ならやられないだろうと思っています。練習中に100kgを超えるヘビー級の兄貴(キックボクサーの遊笑)に、ヒザ蹴りを喰らってミドルを蹴られてそれが顔に当たった時くらいしかまともにダウンしたことがありません。それに比べれば大丈夫だろうと思っています」と、ヘビー級の兄とも練習しているので同じ階級のパワーは怖くないとする。 「穴がない選手なんていません。僕の蹴りが入れば倒せます。蹴りは自分の方が強い。空手の技とキックで覚えた技で止めます。自分がコントロールしてうまく戦うと思います。僕は距離が詰まったところでも蹴れるので。相手は距離を詰めてくるので近い距離での蹴りを練習しています」と、空手特有の至近距離からでも顔面を狙える蹴りを使うと予告。  蹴り技の種類は「100を超えています」と言い、「テコンドーの2回転する540度蹴り以外で、無理だと思ったことはないです」と、独自に開発した技も含めてできない蹴りはほとんどないと言い放った。蹴りに関しては天才的だということかと問うと、「はい、そうです」と断言。 「急に決まったんですが、リラックスできてやれているのでいい感じです。KNOCK OUTには出たかったので嬉しかったです。KNOCK OUTでベルトを狙っていきたい。プロになってまだベルトを巻いていないので、ベルトを獲りに行きたいです」と意気込む耀織の足元を見ると、両足の爪を白と黒に染めていた。  その理由は「爪が割れにくくなると聞いたので染めているだけなんですけれど(笑)。白と黒のKNOCK OUTカラーです」と説明。  最後には「第1試合でこの日のメインだったって言われるくらいの試合をします。KOを狙っていけたらなと思います」と、鈴木を蹴りでマットに沈めたいと話した。
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