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【KNOCK OUT】ランバーの再来となるか、弟子のプンルアンは“蜂の王様”「パンチ、またはヒジでフィニッシュしたい」

2025/08/27 16:08
 2025年8月29日(金)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~』(U-NEXT配信)の第8試合KNOCK OUT-REDライト級3分3R延長1Rで、古村匡平(FURUMURA-GYM)と対戦するプンルアン・バーンランバー(タイ)が、27日(水)都内にて公開練習を行った。  プンルアンは『ONE Friday Fights』の常連出場選手で、2023年6月の『ONE Friday Fights 20』から6連勝(3KO)を達成。ジャオスアヤイにKO負けで連勝を止められると、サミンダンには判定勝ちもその後はヨードレックペット、ナックロップら強敵に4連敗を喫している。戦績は66勝9敗。ランバー・ソムデートM16のBaanrambaa所属。  見るからに元気そうなプンルアンは公開練習で、スピードとパワーのある右ストレート、ヒジ&ヒザ、右ミドルなどを繰り出し、迫力のあるミット打ちを行った。 「準備は万端だ。自分にとって初めての日本での試合なのでとても嬉しい」と言い、「全く緊張はしていない。経験もあるし、海外でも自分の力を発揮するだけだよ」と初来日にも関わらず非常にリラックスした表情。  減量も「今日と明日の朝で落とすから問題ない」と順調だと言い、ハイドレーションテストがないのはラクなのではと聞かれると「もちろん気はラクだね。それに、ONEではもっと軽い体重で戦っているので今回の減量はラクだよ」とする。  古村については「危険な相手だとは思っているし、パンチの速さも素晴らしい。日本人選手はスピードがあるところが特徴だと思う。でも、全ての準備は整っている。ムエタイの技を思う存分にお見せ出来れば。日本のファンを満足させることが出来ると思うよ」と自信を語る。 「パンチ、またはヒジでフィニッシュしたい」と予告。今回、後楽園ホールで初使用される8角形リングについては「全く問題ない。ムエタイでもケージで戦ったことがあるし、通常のテクニックをお見せできると思うよ」とした。  50万円のKOボーナスが出ることはやる気につながるか、と聞かれると「もちろん! やる気が出るよ。ONEでも通常のムエタイとは戦い方が変わって来る。ONEの戦い方を見せようって気持ちが強くなるんだ。ぜひともKOフィニッシュしてKOボーナスをタイに持ち帰りたい。ONEでもらったボーナスは子供のために貯金しているんだ。生まれたばかりの子供のミルク代が超かかるからね(笑)」と、子供のためにボーナスをゲットしたいと話す。  ONEでのパフォーマンスボーナスは35万バーツ(日本円で約158万円)ということで、その差額でやる気が変わって来るかと聞かれると「そんなことはないよ! そこは関係ない」と答えた。  プンルアンの師匠は、日本でも大活躍して人気のあったランバー。日本で戦うことでどんなアドバイスがあったかとの質問に「言われたことは、自分のスタイルで戦え、パンチには気を付けろということ。自分はどんな戦い方も出来る。アグレッシブなスタイルでも戦えるし、テクニックでも戦える」とし、「僕はランバーのスタイルに近い部分はあると思うよ」と、“ランバーの再来”となるようなファイトを約束した。  また、プンルアンのリングネームの意味は「プン」がミツバチ、「ルアン」が王様や偉大な人というような意味で、「蜂の針のように重い技、痛い技を出すという意味」だという。
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