上田(左)とポッシブルのランカー対決がメインを飾る
2019年10月27日(日)東京・浅草花やしきの新ホール、浅草花劇場(かげきじょう)で開催される『SHOOT BOXING 花やしき Extreme.3』の主要対戦カードが発表された。
若手シュートボクサーの育成やシュートボクシング(以下SB)協会の本拠地である浅草の活性化を目的に、日本最古の遊園地「花やしき」(1853年創業)とコラボして行われてきた今大会。
メインイベントでは、SB日本スーパーフェザー級2位・上田一哉(シーザージム新小岩)と同級4位ポッシブルK(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)が対戦。上田は主にSB浅草花やしき大会でキャリアを重ねてきた、成長著しい18歳。長らく上位ランカーとして活躍し、昨年9月に深田一樹とSB日本スーパーフェザー級王座決定戦で対戦した実績を持つ。現在連敗中と厳しい状況であるが、初のメイン抜擢で再起を狙う。
対するポッシブルはトリッキーな動きから繰り出すパンチ、蹴りを得意とし、沖縄のキックボクシング大会『TENKAICHI』のスーパーライト級タイトルを獲得している。SBには定期的に参戦し、SB日本スーパーフェザー級4位にランクイン。笠原弘希が保持するSB日本スーパーフェザー級王座に向けて前進するのは上田か、ポッシブルか。
そして、5月から開幕したタイトル挑戦権を懸けた総当たりリーグ戦「CAESAR’S LEAUGE 2019 ランキング戦」のSB日本スーパーバンタム級(-55.0kg)で2試合、同級2位・内藤凌太(ストライキングジムAres)vs同級3位・竹野元稀(風吹ジム)、同級4位・大桑宏章(シーザージム渋谷)vs同級5位・二田水敏幸(ネックススポーツ)が決定。
このリーグ戦は今年5月~12月までのSBシリーズ戦、花やしき大会、地方興行で行われ、得点は1RKO勝ちは4ポイント、2RKO勝ちは3ポイント、3RKO勝ちは2ポイント、ダウン1回は0.5ポイント、判定勝ち・延長戦での勝ちは1ポイント、負けは0点となる。
内藤は6月大会で大桑に判定勝ちし1ポイント、竹野は5月大会で二田水に延長判定勝ちで1ポイントを獲得している。大桑、二田水ともに勝ち点はないため0ポイント。内藤と竹野のどちらが初対決を制し上位に抜けるか。それとも3度目の対決となる二田水と大桑のどちらかが短期KO決着で上位に食い込むか。
また、SB日本フェザー級(-57.5kg)のリーグ戦では、同級3位・魁斗(立志會館)と同級10位TSUTOMU(TIA辻道場)が対戦。現在、首位をキープする手塚翔太とのポイント差を埋め、タイトルマッチに近づくのはどちらか。
その他、8月の花やしき大会でプロデビューした兄・彪太朗、弟の虎矢太の山田ツインズがプロ2戦目を行うことも決定した。
<決定対戦カード>
▼メインイベント SB日本スーパーフェザー級(60.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
上田一哉(シーザージム新小岩/SB日本スーパーフェザー級2位)
ポッシブルK(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級4位)
▼CAESARS LEAGUE 2019&ランキング戦 SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
内藤凌太(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級2位)
竹野元稀(風吹ジム/SB日本スーパーバンタム級3位)
▼CAESARS LEAGUE 2019&ランキング戦 SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
大桑宏章(シーザージム渋谷/SB日本スーパーバンタム級4位)
二田水敏幸(ネックススポーツ/SB日本スーパーバンタム級5位)
▼CAESARS LEAGUE 2019&ランキング戦 SB日本フェザー級(-57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
魁斗(立志會館/SB日本フェザー級3位)
TSUTOMU(TIA辻道場/SB日本フェザー級10位)
▼SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級7位)
佐達淳(シーザージム新小岩)