2度目の防衛に成功した井上
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の第11試合「RIZINバンタム級(61.0kg)タイトルマッチ」5分3Rで、挑戦者・福田龍彌(MIBURO)に判定3-0で勝利し、2度目の防衛に成功した王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が試合後インタビューに答えた。
ベルトの価値を上げていくのが自分の使命
「勝ってひと安心です。前回病院送りになって試合後インタビュー来れなかったので、今日はここへ来れてよかったです」
――足の包帯は?
「打撲です。2R目くらいの福田選手の内股を蹴った時にヒザに当たったやつかなと思います」
――戦ってみての福田選手の印象は?
「打撃が上手くて一発がある怖い選手だったので、そこは最後まで気を抜かずに対処できたのがよかったと思います」
――次の展望は?
「防衛戦で勝ちましたが、強い選手はたくさんいるので、そういう選手を相手に防衛してどんどんベルトの価値を上げていくのが自分の使命かなと思います」
――前回は納得いかない試合だったと言っていたが、今回は?
「フィニッシュ出来るパワーがあればよかったけれど、1回福田選手がダウンっぽくなった時に、自分は行こうとしていたんですがセコンドが行くなと言っていて。行っていたらまた福田選手のペースになっていたかもしれず、今回はこれで良かったかなと思います」
――セコンドに止められても、そろそろ行ってほしい。
「3Rだったら行っていたかもしれないですけど、序盤の方だったので。…でも仰る通りだと思います。それでも行けるようにもっと倒すチャンスを作りたいと思いました」
「全然。でもRIZINバンタム級王者として、しっかり守っていかないといけないので頑張ります」
――安藤選手の試合は観た?
「全部は見てないですが、凄いですね。でもタイトルマッチに近付く選手だと思うので、警戒して試合を見たいです」
――試合の順番はどう思った?
「それはRIZIN側が決めたことなので。自分は福田選手と試合が出来てよかったと思いますし、早く終わってよかったです。後半になると帰りが遅くなっちゃうので(笑)」
――組みに行かなかったのは作戦?
「組みの展開も考えていたんですけれど、1Rは組みに行かず様子みようと思って。2、3Rで組みに行くと思っていたが福田選手のテイクダウンディフェンスと汗で滑りやすいなと思ったので、入りにくかったのはあります」
――右ハイで福田選手の奥の左の腕を潰すのも作戦?
「インカーフとか散らして上の蹴りを当てるのを練習していました」
――右は当てられると思った?
「距離感はなかなか掴めなかったので…でも3Rは当たる距離にあったので、もっと出せばよかったと思います」
――海外の強豪とやっていきたい?
「でもサバテロとか安藤選手とかいると思うので…誰でも大丈夫です」





