須藤がタイ人を相手に王座獲りに挑む
2025年7月21日(月・祝)東京・新宿FACE『スックワンキントーン Decisive battle II』の全対戦カードが発表された。今大会は昼夜の2部制(入れ替え制)で行われる。
第1部(開始13:30)のメインイベントは、54.5kg契約3分3Rで、桂英慈(クレイン)がPRANDAM BRAVELY(タイ/BRAVELY GYM)と対戦。
桂はWPMF世界2階級制覇王者・一戸総太の愛弟子。ジュニア時代には各団体のタイトルを総ナメにし、2019年にプロデビュー。2022年6月には元ジャパンキックボクシングフライ級王者・石川直樹を2R TKOで下し、国内軽量級トップ戦線に躍り出た。2024年11月、スックワンキントーン認定バンタム級王座の防衛戦で星拓海に敗れ、王座を失った。戦績は11勝3敗。
PRDNDAMは、大分県のBRAVELY GYMでトレーナーをしながら試合をこなし、小柄ながらパワフルなファイトスタイルでルンピニースタジアム、ラジャダムナンスタジアムで活躍した経験を持つ。2023年2月のRISEで数島大陸に、2024年9月のKNOCK OUTでは古村光にKO負けを喫している。
第2部のメインイベントでは、ガオパヤック・スターライトジム(タイ)とスッワンキントーン認定スーパーフェザー1位・須藤誇太朗(フジマキックムエタイジム)がスッワンキントーン認定スーパーフェザータイトルマッチで対戦。
ガオパヤックはスイッチを見せながらローキック、ミドルでガンガン前に出て、パンチ連打で追い込むスタイルのアグレッシブファイター。日本初試合は2018年6月の『NKB』で加藤有吾に2RでKO負け。2020年2月の同じくNKBではKEIGOに大差の判定勝ち、2021年12月のBOMでは虎二郎に判定勝ち。シュートボクシングでは川上叶、手塚翔太とも対戦しているなど、日本での試合経験は豊富。
須藤は6勝4敗1分の戦績。王座獲りに挑む。
セミファイナルでは津橋雅祥(STELLA)とカミシロ(PHOENIX)が62.5kg契約3分3Rで対戦。
津橋は2011年9月にプロデビューし、4戦目には立嶋篤史と対戦して初黒星。2015年7月、首相撲で対戦相手を転倒させまくり、最後は脳震盪に追い込んでTKO勝ち、蹴拳ムエタイ初代スーパーフェザー級王座に就いた。その後はタイ人や韓国人選手とも対戦。2023年11月、スックワンキントーンでKO勝ちして3連敗から脱出すると2024年2月の『ONE Friday Fights 52』に出場。ラウェイの鉄人ソー・リン・ウー(ミャンマー)に善戦も3RにTKOで敗れた。
カミシロは2017・2018年北斗旗全日本空道体力別選手権大会-240クラス優勝の実績を持つ。ムエタイでは2023年11月の『BOM』でWMC日本ライト級王者決定戦を行い、小清水涼太に判定勝ちで王座に就いた。