2025年6月22日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.3』(U-NEXT配信)の前日計量が、21日(土)都内にて13:00より行われた。
セミファイナル(第9試合)の57.5kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、山田虎矢太(シーザージム)はジャストの57.5kg、魁斗(立志會館)は57.45kgでそれぞれ計量をパス。
続いての会見で山田が「まず計量も無事終わって身体もいい感じに仕上がったので、明日はS-cupに向けて、そして再起戦ということで、しっかりと明日の大会の中でも一番盛り上がるアツい試合をします」と意気込めば、魁斗も「僕らの1つ前にもフェザー級の試合が組まれているので、そこと比較されると思うので、しっかりその試合よりもいい試合をして勝ちたいと思います」とする。
改めて互いの印象を聞かれると、山田は「パンチも蹴りもスピードもテクニックも本当にオールラウンダーで、全てが揃っている選手だと思います」、魁斗は「一発のある選手かな、という印象です」とそれぞれ評する。
この試合は11月24日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館「シュートボクシング創設40周年記念大会」で行われる『S-cupワールドトーナメント』の出場者選考試合。
そのことについては山田は「やっぱり小さい頃から憧れていた舞台なので、何が何でもこの切符を掴み取りたいですし、今回フェザー級の試合が揃ってますけど、僕が一番強いというところをお見せできるような試合をして、見てる人、シュートボクシング協会の皆さんも山田虎矢太が出ないとS-cupが盛り上がらないと思われるような戦いを見せたいと思っています」ときっぱり。
魁斗は「フェザー級で僕はずっとやってきて、僕はプライドを持ってやっているので、フェザー級では僕の方が強いよ、としっかり見せつけて、S-cupに出るのもふさわしいなと思ってもらえるような試合をしたいと思います」と、フェザー級で戦ってきたプライドがあるとした。
勝利のカギは何か、との問いに山田は「勝ちへの執念です。あとは、しっかりと勝つためにやってきた練習が試合に出せれば勝てるかなと思います」と答える。
魁斗は「対戦相手どうこうというよりも、自分の持っている実力をしっかり出せば勝てる相手だと思っているので、しっかり自分の持ち味、自分の強さをしっかり出していくというのがカギになると思います」と語った。